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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

計画漏れ

2012年11月01日 | バラ日記

マ、ダイジニイタラナクテヨカッタヨ

心配してくれたんだ…

ッテワケジャネーケドサ、オマエサンニモシモノコトガアルト、ゴハンニエイキョウシチャウカラヨ

てめえの事しか考えてないんだ。

アシコシヨワクナッテンダカラサ、トシヲジカクシネートナ

オマエに言われたくねえんだよ。


デ、ケイカクモレノケンダケドサ、ナニガモレテタンダ?

ロスだよ

ロス?

提供するお酒と料理のロスのことさ

…?

まずはお酒のロスだけど、樽生ビール…このロスはデカかったな。

ドウシテサ

樽生ビールってのは一度開栓すると長期間の保存は品質劣化に繋がるからさ、あまり大きな樽はおけないのよ。で、一番小さな5Lの樽にしたんだ。一杯350mlとすると14杯くらい取れる計算だわな。単純計算すれば樽の購入原価÷14=生一杯の原価ってことになるんだけどさ、樽生の場合、樽からビニールパイプを通って冷却器を通過してグラスに注がれるのだから、樽からグラスまでのビニール管にあるビールは商品にならない訳。で、樽から最初に注ぐジョッキ一杯分程度の泡は捨てることになるのさ。

ナルホド

お客が少なくて、その夜はたった一杯の生ビールしか注文がなかったとしようか。実際、そういう夜が度々あるんだけど。そうすると一杯のビールを提供するために最初の一杯分を捨てなくちゃならない。

しかも、店を閉める時に必ず樽からビールサーバーまでのルートを水で洗い流して掃除するのが鉄則なんだ。このビールサーバーの掃除ってのが面倒なのよ実際。その掃除の時に、ルートのビニール管に存在するビールは勿論捨てることになるだろ。この捨てるビールの量がコップ一杯分さ。

フム…

つまり、一杯の生ビールを売り上げるために、二杯分の生ビールを捨てなくちゃならないって訳。もちろん、洗浄時のロスは計算してたけどさ、一日数杯の売り上げじゃ半端じゃないロス率が発生するのよ。

アホナハナシダワナァ…

しかも、生ビールって商品は何処の居酒屋でもレストランでも飲めるんだから価格競争も激しいしさ、薄利多売商品の典型みたいなものなのさ。

マ、ソノテイドノロスナラ、ウケイレルッキャナインジャナイノ

それだけじゃないのさ

ナ、ナンダ、マダアンノカヨ