Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ローラ・ニーロの最後のアルバムは、やっぱ凄かった。

2006-04-18 07:51:37 | Rock / Pop
ローラ・ニーロ(Laura Nyro)
「Angel In The Dark」(2001)

レコーディングしてあったマテリアルを死後に纏めてアルバムにしたモノだそうで、そう言う意味でブルース・リーの「死亡遊戯」と同じような位置に居るアルバムですね。(イキナリ、何のコッチャ。)

まぁ、そういう生い立ちのアルバムですので、仕上げの過程には、ローラ・ニーロ本人の判断が入っていないし、本来二枚の別のアルバムになるはずだったモノを一枚にまとめた、ってコトも知っていたので、あんまり期待しなかったのですが、イヤ~、素晴らしい一枚でした。
そう言えば「死亡遊戯」も、おハナシとしては「燃えよドラゴン」とか「ドラゴン危機一髪」とかよりオモシロイもんな~、関係ないけど。

レコーディングは94年と95年だそうです。
ローラ・ニーロが亡くなったのが97年。
レコーディングからアルバム発表まで6年。

もしかすると、おクラに入ったまま永遠に日の目を見なかったかもしれない16トラック。
よくぞ、アルバムに纏めてくれたものです。

そう言えば、ローラ・ニーロが亡くなったのは、4月でした。
1997年4月8日。
しかし、ワタシは今年の4月8日にこのブログでナニを書いていたのか?
・・・亜星サンのコト書いている場合では無かったナ。
ま、いっか。

それにしても、ローラ・ニーロという人は、デビューからおよそ30年間、声も落ちず、作品の質も保ち続けたんですね。凄いデス。(現在、入手困難な80年代作品は、まだ聴いていないんですが、少なくとも今までに聴いたライヴを含む10数枚には駄作は無いデス。)

さて、このアルバムを含め、他のローラ・ニーロの名盤についても、ワタシは今のところあんまり踏み込んだコトを書いていません。それは、この人の音楽から受ける感動の質が、実はまだよく理解できていないからなンですが、まぁ、徐々には書いて行きます。

ただ、トニカク、ゼヒトモ、ご理解頂きたいのは、ローラ・ニーロという人が産み出した音楽は、強烈にアタクシのボディ&ソウルをスウィングさせるのでアリマスよ。きっと、アナタのもね。

と書いたところで、画面をスクロールしなければ読めない長さになりましたので、今日はコノへんで。

ぢゃ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パーカーの後ろにぶら下がってブルンブルン。

2006-04-17 21:15:40 | Jazz / Cross Over
チャーリー・パーカー(Charlie Parker)
「Now's The Time」(1952)

久しぶりに、我がV3号(iPodデス)が、オツなツナギをやってくれました。
こういうコトです。
   ↓↓↓

オールド・ベイシー → チャーリー・パーカー

というコトでソコにはとっても、ファインでダンディな発見があったのヨ。

まぁ、何かってぇと、リズムへのノリ方が全然違うので、改めてスゲェ新鮮に聴こえるってコトであった訳ですが、ソれでですね。
CDでは4曲目に入っている「Kim」の演奏が凄いってことに今日気が付きました。
えぇ、この曲は、スンゲぇスピードに乗ってめまぐるしいコードチェンジって感じで、いかにもビバップな訳ですが、1分7秒から12秒あたりまでのパッセージ。ココのジェット・コースター感覚がホントに凄いンです。
特に、1分9秒からの3秒程。
普通は休符にするところを、前のフレーズからそのまま続けて、一拍食って16分音符フレーズに突入するんですが、見事に一拍食ったトコロが起点に聴こえる上にですね、一拍(つまり4音)ごとに中音域→高音域→中音域と上げ下げのジグザグフレーズである事と、このヒトカタマリの二拍目(フメン的に言うと次の小節の一拍目)が高音域にあたる(つまり強拍っぽく聴こえる)というコトで、重層的なシンコペみたいになって聴こえるんですワ。
ジェット・コースターの後ろにぶら下がってブルンブルン振り廻されているような感覚!メッチャ、スリリング!!!

とか思っていたら、おーっと、マイクから一瞬離れたぞーッ!
おーいレコーディング中だぞーっ!
やっぱりクスリやりながら演奏してるんでしょうか。
(「次、ピアノ行け」とか合図出しただけかもしれんけど・・・)

まぁ、そんなにコーフンしなさんなヨ・・・って程度のコトでしたね。
別に目新しい発見でもナンでも無くって、スミマセン。
どもども。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョー・バターン「The Message」

2006-04-16 22:20:45 | LatinSoul / LatinRock
ジョー・バターン(Joe Bataan)
「The Message」(2005)

さて、ジョー・バターンの新譜ですが、先日も書きました通り、全編新曲ではなく、新曲2曲を含む未発表曲集!・・・かと思えばしっかり発表済みの曲も多く、微妙な構成のアルバムとなっております。

スリーブに印刷されている曲名の後に「new」とか「rare」とか書いてあって、その内訳を書きますとこんな感じです。

new 2曲
rare 5曲
Old 2曲
Live! 5曲

「new」はもちろん新曲ですね。
これは、なかなかイイ感じ。
特に1曲目の「Chicana Lady」は、緩めのまったり系ラテン・ソウル・グルーヴに、ドゥ・ワップ的なアイスクリーム感覚をトッピングした感じがかなりイイです。少年時代にはNYのストリートでドゥ・ワップを歌っていたヒトですからね、その感覚が滲んでいるような感じ。(チカーナを歌っているんで、西海岸でしょうけど・・・)
この曲はアタクシ的にはヘヴィロテ決定であります。
「バターン健在なり!」デスね。

「rare」は、現在入手困難となっている旧録モノということのようですが、「Afrofilipino」(1975)とか「Joe Bataan II」(1981)とかに入っているヴァージョンもあったりして、コレ、そんな入手困難じゃないと思うんですケド・・・。(それとも微細なヴァージョン違いなのか?ほとんど変わらんぞ?)
そんで、間違いなく入手困難になっているのは「Bataaan!!!」(1976)に入っていた数曲でしょう。ココでは「Bataaan!!!」でも目玉の一つだったと思われるエクレセレント・グルーヴ・チューン「My Could」などがメチャ苦茶音が良くなって入ってます。バターン・ファンで、このヴァージョンの「My Cloud」を聴いたコトがないヒトは、コレ、必聴ですよ!コレだけでも、このアルバムは「買い」ですね。

さて「Old」ですが、これはホント、入手困難でもなんでもナイ旧録の曲です。
ウルトラ名盤「Salsoul」(1973)と前述の「Afrofilipino」(1975)に収録されていた曲。
いずれもチョモランマ級の名唱なので、ココに収録してバターンの実力を見せつけてやろうという考えには、アタクシとしては賛成致します。

そして「Live!」の5曲。
これは昨年2005年に行われたライヴのようですが、意外なほどに声が出ていてまして、ボーっとして聴いていると、最近のライヴだとは思えないくらいデス。
やはりスゲぇ63歳(当時)です。並じゃねぇデスわ。

長くなりましたので、今日はこのヘンで。

ぢゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激シブ音楽ファン必聴!バーニー・リードンの有機農法ロック。

2006-04-16 09:45:30 | West Coast Rock
バーニー・リードン(Bernie Leadon)
「Mirror」(2003)

初期イーグルスのサウンドのカナメ、激渋ギタリスト、バーニー・リードンの何と初めてのソロ・アルバム。
予想通り最高に激シブなアルバムです。
激シブ音楽ファン必聴!

アコースティック度:60%
ブルーグラス度:5%(意外!)
ロック度:40%
激シブ度:85%
有機肥料度:90%
微妙な甘み:15%含有
ほのぼの度:10%
体感温度:摂氏15度
スルメ度:100%
賞味期限:無期限

バリバリのブルーグラス・アルバムという方向もこの人の場合、想像できた訳ですが、ブルーグラス度は意外にも低いです。
「カントリー」なイメージが強いバーニー・リードンですが、あくまでも「カントリー・ロック」の人なんでしょう。

とか書いたソバからナんですが、実は、このアルバムはカントリー・ロック的な味付けもそれほど施されていないですね。得意のバンジョーも、スティール・ギターもほとんど聴こえてきません。これなら、イーグルス時代の曲の方がよっぽどカントリー・ロックですね。
そんで、このアルバムのサウンドは、全ての基本がアコースティック・ギターにあると思います。聴こえて来る音は、ベースもドラムも、エレクトリック・ギターもある訳ですが、聴いているとシンプルなアコギのストロークがボトムなんだと良く分かります。

と言う訳で、このアルバムは、カントリー・ロック・アルバムではなく、アコースティック寄りの激渋ギター・ロック・アルバムだと思います。

また、音の録り方にもこだわりがあったようで、ディレイを除いて、一切のデジタル・オーディオ・デバイスを使っていないそうです。
一曲目こそ、ドラムの音とか80年代的なサウンド処理になっていて、トラヴェリング・ウィルベリーズ(Traveling Wilburys)を思い出しましたが、二曲目以降はサウンドもナチュラルで、そういう面からも、実に実に渋いアルバムです。

裏ジャケにギブソンのアコギを抱えたお姿が写っています。
イーグルス時代に少々見えていた野暮ったさが全く無いですね。
そんで、豊かに脂肪を蓄えたりもしてないですね。
実に渋いオッサンになってます。



音の方にも、そんな渋さが現れているって、そんな感じです。
オススメですよ!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マナサスの聴きドコロ。・・・すんまそん。

2006-04-11 22:37:22 | West Coast Rock
ココのトコロ、超絶名盤に対して、ピントの外れたコメントを一言だけ残してオシマイにすると言うのがマイ・ブームです。

では、早速、ソレをヤッて見ましょう。

スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)
「Manassas」(1972)

「The Treasure (Take One)」の4分7秒から10秒あたり。
スクエアな8ビートから、シャッフルビートへシームレスにつながって行く中で現れる一瞬の阿波踊りビート。
聴き逃すナァぁ!!!

ぢゃッ!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三ベン回って「スゲェ!」と言った。

2006-04-10 23:21:17 | West Coast Rock
本日は特殊な日なので、アタクシにとって、極めてビッグなアルバムをピィ~ックアップします。
コレは個人的にはロックが到達した頂点の一つだろうと思っています。
ま、トニカク、私は16歳の時にコレを聴いて、あまりのカッコ良さに三ベン回って「CSN&Yはスゲぇッ!!!」と言ったのネ。
そういうコトなので、どうぞ、よろしくお願い致します。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash & Young)
「Déjà Vu」(1970)

さて、CSN&Yというグループがどういうグループだったかというコトについては、アチコチで書かれていると思いますので割愛しますが、このアルバムが、「アメリカン・ロック屈指の一枚」とか、「アート・ロックを代表する一枚」とか、「スーパーグループを象徴する一枚」とか言われているコトはご存知ですね?
合計すると3枚になります。
(だから、3枚持ってる・・・。アホウですね・・・。すみません。)

しかし、何が凄いんだ?
あまりにも、当然のコトとなっていたので、あんまり考えたコトが無いのですが、やっぱり硬派だというコトに尽きるのかもしれません。

そう言えば、同じアトランティックから発売されていたツェッペリンのサード・アルバムは、当時、B面がファンには評判が悪かったそうじゃないですか。
曰く「CSN&Yみたいに軟弱だ」ってサ。

何のコッチャと思うんですが、要するに、アコースティック・ギターとコーラスが前面に来ると「軟弱」と言うコトなんでしょう。素朴な耳には、分かりにくかったのかもしれませんが、攻撃的で複雑なハーモニーを駆使して、しかも、一筋縄で行かない反骨な詞にまみれているCSN&Yが「軟弱」と思われていたってのは、オラァ、びっくりダ。

まぁ、あんまり長くなりすぎるとナンんですので、マトメに掛かります。

さて、CSN&Yのコーラスって、ヴォイシングのせいなのか、音をあんまり左右に振らないからなのか、音の塊が飛んで来る感じがしますね。
ブ厚いコーラスがブワーッって向かってくるんデスわ。
まず、これダケで凄い迫力。
コーラスって、普通はキレイなモノだと思いますが、CSN&Yのコーラスは凄みがある。トンでもないハナシです。

曲も凄まじい迫力にまみれマクり。
全曲については書きませんが、スゲぇ曲だらけ。

一曲目。
スティルスの「Carry On」。
叩き付けるアコースティック・ギターのストローク。
塊の如く強力なコーラス。
やたらと前向きなコトバ。
曲調は明るくない。
が、暗いとも言えない。
要するに微妙な現実。
つまり、曇り。
これって、強靭で前向きな意思が、曇った現実社会を変えて行く、そう言うメッセージなのかもしれない。
スゲぇ曲です。

三曲目。
クロスビーの「Almost Cut My Hair」。
ヴェトナム反戦で髪を伸ばすヒッピーのこの時代に「髪を切ってくれ」です。
これは恐らく反語でしょうが、凄いタイトルです。
とにかく、本意ではナイ義務感に苛まれ引き裂かれそうな感覚を、切れそうなボーカルとラウドなギターで凄まじいまでに表現していると思いますデス。
しかし、クロスビーのヴォーカル、凄いデス。CSN&Yは、コーラスが売りのバンドなのにこの曲はコーラスが入っていない。入れられなかったのかもしれない。聴こえている以上に絶叫なボーカルだと思います。

タイトル曲。これもクロスビー。
オープンチューニングの複雑な響きのギター。
世界は明解では無いという事を表しているが如く響く。
曲全体は、霧の中で切迫感と焦燥感に追い回され、パニックに陥っているかの如きサウンド。
無気味な権力が、我々の足下で蠢いている?
そんな恐ろしいような歌詞。
そして、サウンド的には、アマリにも凄過ぎるコーラス。
こんな攻撃的なコーラスは、ワタシは今のトコロ他に知らない。

他には、ワタシとしては「癒し系楽曲の頂点」と言いたいナッシュの「Our House」。コノ曲あたりは「軟弱」と言うなら、まぁ確かにそうかもしれませんけど、アルバムの中の1~2曲を取り上げて、全体を軟弱と言うのはどうかか思いますし、大体、「Our House」は、イイ曲なんだから、まぁ固いコト言わずに聴きましょうよぉ~ね~と思います。

あと、やり切れなさ、というコトをココまで表現するのか?
というヤングの「Helpless」など、キキドコロを語っていると、あっと言う間に白髪三千丈になりますので、ココラヘンで止めときますが、まぁ、ホントにスゲぇアルバムですよ。

もし、聴いたコトがないというヒトが居たなら、悪いコトは言いませんので、今すぐダッシュで買いに行く事をオススメします。

ぢゃッ。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初期オルケスタ・デル・ソルのライブ。

2006-04-10 00:43:13 | Salsa / New York Latin
オルケスタ・デル・ソル(Orquesta Del Sol)
「Harajuku Live」(1982)

コレ聴くと、オリジナリティなんか無くってもスバラシイ音楽は平然と素晴らしいというコトが分かります。
何しろこのライブにおける曲はかなりの部分がコピー!
カヴァーではなくってコピー!
多分!(・・・・・。)

念のために申し添えて置きますが、オルケスタ・デル・ソルがオリジナリティの無いバンドだって事はありません。たまたま、このライブにおける曲が、オリジナル部分が少ないってコトです。

そんで、このアルバム、ワタシが原曲を知っている数曲はオリジナルとほぼ同じアレンジなんすね。勿論、ソロは自前のソロをやるし、編成がオリジナルと違えば、アダプトはしてるでしょうけど、いずれにしろ、かなりの部分がコピーなんです、このアルバム。

でも、だからと言ってこのライブ盤の価値が下がる訳では全然無くって、コピー元の曲を超えた熱さがあったりして、やはりこのライブ・アルバムはとっても素晴らしいんデスわ。
演奏のレベルも今のデル・ソルから考えると高くは無いんですが、それでも、この熱さはナニモノにも換えがたい。

つまり、このアルバムは、「やっぱり音楽ってイーネッ!」って思わせてくれるんデス。だから、時々、引っ張り出して聴くんデス。ハイ。

以上、紹介終わりっ!

ぢゃっ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニッセイのおばちゃんの歌を作ったおじちゃん。

2006-04-08 22:44:06 | 日本のロック・ポップス
ここのトコロ、菊地成孔氏の本を読んでいるせいか、ワタシ自身の音楽認識能力がどのように培われて来たのかというコトが気になっております。
というコトで、ワタシの音楽的感性の萌芽に大きな影響を与えたに違いないと思われる音楽の収拾にアタっております。

例えばコレです。
   ↓↓↓

「懐かしのCMソング大全3 1966~1973」

要するに、ドミナント・モーションに納得できる音楽感性(フツーの音楽をフツーに聴けるってコトね)って、少なくともフツーのニッポン人なら、幼少の内に、日常流れている音楽に触れている事で身に付くんだと思いますが、アタクシの場合で言うと、それは「ニッセイのおばちゃん」の影響が大だよな~とか思ったのね。ついでに、きっと同時代にテレビから流れていた他の音楽にも訓練された筈である、とか思ったのね。(当然、CMソングと教育番組の音楽を一番よく聴いていた筈ダ!って事ヨ。)

そんな訳で、1969年生まれのワタシにとって、覚えているモノと、覚えていないけど聴いた可能性の高いモノが入っている、コレ、買ったのよ。
したっけ、コレ、やっぱり最高。
ま、あくまでもCMソング集ですから、音楽になってないモノもあるんですが(「はっぱふみふみ」とか。大体、コレ、歌じゃないもんね!)、予想通り、音楽的にも魅力的な曲が多いデス。
そういうコトで、魅力的な曲が多すぎるので、このブログには、一度では書かず小出しにします。

んで、今日は、「ニッセイのおばちゃん」を持ち出したので、その作曲者って誰だっけ?というトコロから行きますが、ハイ、正解!
小林亜星氏でアリマシタ。
実に、小林亜星氏、このアルバムに収録されている曲のうち、7曲の作曲を手がけているんですが、そのどれもが素晴らしいメロディを持ってます。改めて、作曲家としての小林亜星氏に脱帽致しました!(特に、サントリーオールドと、明治チェルシーの歌は、改めて名曲だと思いました。)

ニッセイのおばちゃんの歌が「もくせいの花」というタイトルだってコトも分かったし、ホントにコレ買って良かったですワ。

(あんまり関係ないですけど90年頃、サンプラザ中野とパッパラー河合が組んだフォークデュオ「The花びら」では、ニッセイのおばちゃんの歌の替え歌をやってました。あンまりな下ネタなんで歌詞はココには書けん・・・。爆笑したけど・・・。)

そんで、コノCDの収録曲は以下の通りです。
当然ですが、CMソングなんで、ほとんどの曲が、ほぼピッタリ、1分、30秒、15秒デス。だから、43曲も入ってるけど、30分ソコソコで聴き終わります。

1.チョコレートは明治
2.オリンパス・ペン
3.サントリーオールド(人間みな兄弟)
4.どこまでも行こう(ブリヂストン)
5.ライオネス・コーヒーキャンディ
6.鉄火焼せんべい
7.イエイエ(レナウン)
8.森永エールチョコレート/森永サウンドロゴ
9.お歳暮は味の素
10.小さな思い出(サントリー)
11.明治ハイポリック だめなのよ!
12.小さな瞳(ロッテ)
13.私のカローラ
14.わんぱくでもいい(丸大食品)
15.みえるみえる(ゼブラの歌)
16.ナショナル・パナソニックテレビ・パナパナ
17.資生堂石鹸の歌
18.オー,モーレツ!(丸善ガソリン100ダッシュ)
19.はっぱふみふみ(パイロット)
20.サンカラー薔薇の歌(三洋電機)
21.愛のスカイライン
22.ハウスプリン
23.ジャルパックの歌
24.男が旅に出る時は(サッポロビール)
25.ハヤシもあるでよー(オリエンタル)
26.見えすぎちゃって困るのオ~(マスプロ電工)
27.ふりむかないで(ライオン)
28.かっぱえびせん
29.愛する瞳(参天製薬)
30.ガンバラナクッチャ(中外製薬)
31.気楽に行こう(モービル石油)
32.明治チェルシーの歌
33.清酒大関
34.愛情はつらつ(丸井)
35.若さだよ,ヤマちゃん!(純生ドドンと音頭)
36.三越ハウス
37.バイタリス 乱れたら
38.もくせいの花(日本生命)
39.新ナーベル ハナハナ(中外製薬)
40.~と日記には書いておこう(龍角散)
41.答一発!カシオミニ
42.赤いキッス(カゴメ)
43.お正月を写そう(富士フィルム)

う~ん、楽しいゼ!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドン・アライアス逝去・・・。

2006-04-08 09:30:27 | Jazz / Cross Over
ドン・アライアス逝去・・・。
何だか今年は、偉大なミュージシャンが次々と鬼籍に入られてますね。

今でこそワタシはラテン聴き野郎ですので、色々なコンゲーロを聴いて来たと思われますが、ラテンを意識して聴き始める前に一番多く聴いていたコンガって、もしかすると、ドン・アライアス(Don Alias)かもしれない・・・。
ジャコの諸作、サンボーンのアルバム、ジョニ・ミッチェル、と聴いていると、コンガにドン・アライアスって事が多いし・・・。そういう事で、マイ・フェイバリット・ミュージシャンという訳ではなかったのですが、やはり寂しいものがありますね。

ドン・アライアスと言えば10年くらい前の「ジャズライフ」のインタビュー記事に印象的な話が載ってました。
なんでも、29歳の時に病理学の研究者としてのキャリアを棒に振って、プロミュージシャンになる決意を固めたんだそうで、そして、その為に離婚にまで至ったそうです。穏やかな風貌ですが、やはり音楽に対してはとても熱い人だったんでしょう。

さて、今日は、ジョニ・ミッチェルのDVDと、ジャコのDVDを観てドン・アライアスの在りし日の姿を偲びましょうか。それとも、サンボーンの「Upfront」でも聴きましょうかね。

(関係ないんですが、ココのところ、ミュージシャン以外でも気になる訃報が多いです。絵門ゆう子さんとか。)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミシェル・カミロが「饅頭怖い」を演じるの巻。

2006-04-07 07:55:59 | Latin Jazz
ミシェル・カミロ(Michel Camilo)
「Thru My Eyes」(1997)

曲目を見ると、「饅頭怖い」とか「時そば」とか「芝浜」とかがズラーっと並んでるのかと思うヨなベタな選曲です。
スッかりラテン・ジャズ名曲集な様相。

デスが。

そこは流石にミシェル・カミロ。
手垢の付いた曲を、ウルトラ・モダンかつスーパー・グルーヴィーに、仕立ててありまして、実に、ヘぇ、カッコイーネッ!!!

タイトルの「Thru My Eyes」は「どんな曲でもワタシを通して頂ければチョイと違います」という事なんでしょう。
「コンナ、観光地の絵はがきみたいな選曲でも、アッシの目を通せば、パーフェクトにアートになりまっせ!」ってか。

実際、カッコいい演奏が1時間03分39秒続きます。
ホントにカッコいい・・・。
という事でありまして、ミシェル・カミロを聴くなら、コレもまたオススメな一枚だと思うのでありますね。

ちなみに、念のために申し添えますが、「饅頭怖い」はやってません。
実際にやっている演目は「チュニジアの夜」とか「僕のリズムを聞いとくれ」とか。
邦題が十分に通用してしまっているほど、世に流通した曲ばっかり。
やっぱり、「他と比べてご覧なさい」がコンセプトだな、きっと。

あとは、ジャケットの顔が、こぶちゃんに似てますね、とか言わないようにお願いします。
(ホントは言っても良いです)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

念の為に申し沿える当ブログとマクリーンの関係。

2006-04-06 00:00:32 | Jazz / Cross Over
念のために申し沿えておきますが、当ブログのタイトル「These Are Soulful Days」は、このアルバムの1曲目のタイトルから取っておりまして、そんで、このアルバムのサックスは、ジャッキー・マクリーンなんですね。
そういうコトでして、ワタクシ、思っている以上に、マクリーンの音って聴いていたんだよなぁ・・・。
と。
改めて冥福を祈る次第でアリマス。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョー・バターン。2006年の新譜。

2006-04-05 23:41:13 | LatinSoul / LatinRock
ジョー・バターン(Joe Bataan)の新譜ゲットしました。
発売日から三日遅れてのゲットであります。
なんと、CDとDVDが同時発売。

CDはコレ。
「The Message」



DVDはコレ。
「Live In San Francisco」



CDは新曲2曲と、昨年のライブと、70年代のレアな旧録と、全然レアじゃない旧録が混じっておりまして、まぁ、そういうコトです。
聴き込むのはコレからですが、過度な期待はせんでおきます。
昨年トートツに発表された「Call My Name」(2005)が、全盛期に匹敵する素晴らしさだったからと言って、今回もイイとは限らんしね~。

DVDは昨年の9月に行われたシスコでのライブ。
まぁ、コレも期待せんで観ましょう。必殺の1台カメラ作品!
声は意外に出ています。

まぁ、何はトモアレ、ジョー・バターンの映像作品がコんな形で手に入るなんて、夢のようではアリマス。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DAFT PUNKはフツーにヨかった。

2006-04-05 09:11:29 | Soul / Funk / Dance
うーむ。見立て違いですな~。アルバム「Discovery」(2001)はフツーに良かった。フツーに譜面に起こせるイイ曲たくさんなアルバムでした。バグルスみたいに聴けてしまう。愛聴してしまいそうデス。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賭場口から外へ。

2006-04-05 07:50:45 | オンガク道
普段のワタシは、機能和声で、イーブン・パルスで、しかも楽器で演奏する事を前提とされた音楽を聴いているのですが、そろそろ、その圏外さ出て見ルベかなと思っておりまス。

だからと言って、イキナリ全く知らんヒトビトの音楽って、どっから手をつければよいのか分からんので、安心感のアル方々をトバグチにして、ちと、行ってみよかね~、と思っているワケです。(でも、イーブンパルスからは、多分外れないよな~)
というワケでここら辺から突破できないかなぁと見立てたトバグチなアルバム。
      ↓↓↓







今日は勤め先のワカイ衆にジャーマン・テクノのオススメを訊いてくるぞ!
(勤め先には仕事しに行けって・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風が吹いたら桶屋がフッ飛ぶ。

2006-04-04 07:49:32 | Rock / Pop
昨日は風が強うゴザイマシタ。
お陰さまで当家の洗濯機のフタが何処かへ飛んで行きまして、今後、フタのない人生を送る事に相成りました。

という事で、今日は「風を感じさせるストリングス」を二つほど。

まずは、コレ。

クルセイダース(The Crusaders)
「Free As The Wind」(1977)

一曲目のタイトル曲のストリングス。
郊外の土埃まじりの強い風。
上空高く風が巻いているのがよっく分かりますね。
邦題が確か「風に旋う」とかなんだかそんな感じだったと思いますが、ワタシとしては洗濯機のフタが、天高く風に舞っているイメージが付いてしまいました・・・。


次はコレ。

ローラ・ニーロ(Laura Nyro)
「New York Tendaberry」(1969)
コレの三曲目「Tom Cat Goodby」。

コチラは、都会型の突風。
曲の中程で鳴る2秒程のフレーズが、見事に都会の突風デス。
コレはちょっと聴き物ですよ。
思わず風邪をひきそうになるくらい、見事に寒い風が吹きます。
(曲自体もスゲェ曲なんですけどね)

それにしても、洗濯機のフタは一体何処まで行ったのでしょうね~。
ひょろろ~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする