Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

細~く補足。

2006-04-23 17:13:43 | オンガク道
「憂鬱と官能を教えた学校」に関して補足デスが、バークリー・メソッドというのが、「悪いモノ」だとは思わないでクダサイ。
コノ本でも決してソウイウ事は言ってません。

「音楽理論」が嫌いなヒトは、「音楽は理屈じゃねー」とか言うコトがあるようですが、ほぼ全てのオンガクは何らかの「決まり」の上に成り立ってイル筈です。それを明文化したモノが音楽理論だと思いますデス。
自分の好きな音楽がドウイウ理論の上に成り立っているのかを知るのは、有用であろうと思います。

ちなみにワタシは、バークリー的、つまり今現在のフツーのポップミュージック的な音楽は(高度でジャズ的とか言われそなモノも含めて)大好きでアリマス。
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「憂鬱と官能を教えた学校」読了。

2006-04-23 12:10:24 | オンガク道
本です。

菊地成孔+大谷能生
「憂鬱と官能を教えた学校」(河出書房新社、2004)

昨日、読み終わりました。

滅茶苦茶オモシロかったデス。
通勤電車の中でだけ読むと言うスタイルで読みましたので、読了まで意外と時間掛かりましたが、一気読みはしない方がイイかもしれないデス。

さて、コノ本は、ポピュラー音楽の中で圧倒的な存在感のあったバークリー音楽院の音楽理論、イワユる「バークリー・メソッド」と、その歴史的な意味、そして、理論の限界を具体的にレクチャーしてくれると言う、スゲェ本でした。(バークリー的な音楽理論をある程度は知っていた上で読まナイと、チョットつらいかも・・・)

アタシャ、コレと「東京大学のアルバート・アイラー」(前編)のお陰で、アタクシにとってのアタラシイ音楽的境地(つまりコーダル・ミュージックや調性オンガクの向こう側)へ踏み出せそうな感じとナリマシタ。
まぁ、YMOとか、アフロ色が強烈な「ルンバ」というキューバン・ラテンに、ある程度ムカシから触れていたのも大きいかもしれませんけど。

というコトで、ワタシにとって、シバラクは刺激を求める方向が「アフロ=ルンバ」「テクノ」「モード」となる事でショウ。

モチロン、それで、今まで聴いていたオンガクが、意味の無いモノに聴こえるといコトではアリマセンので、相変わらず、イーグルスや原田知世サンやローラ・ニーロやスティーヴン・スティルスについては書き続けるでしょう。

では、「東大アイラー」の後編の続きに取りかかるとしマス。

ぢゃ。
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