Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「黒船」雑感。

2006-04-20 07:58:31 | 日本のロック・ポップス
サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)
「黒船」(1974)

いや~、聴けば聴くほど、最高のアルバムだと思います。

最近、感じた点を幾つか。

1. 「墨絵の国へ」がホントに墨絵っぽいサウンドに仕上がっているのは、ずーっと動かないで背景で鳴っている、オルガン系のキーボードが半紙の役割をしているからだと気が付いた!(勝手に断言系でス)

2. 「何かが海をやってくる」の海の表現はスゲェ! ベースが海全体のウネリを表し、エレピは波となって、船体にぶつかり、裂けて砕けて散って、光キラキラまであるもんな~。

3. ミステリアスな前の二曲から「タイムマシンにお願い」への切換えの鮮やかさがスゲェ。あまりにも明快なサウンドへの切換えが、一気に時間を越えるって感じえしょうか。スガガガ系ギターサウンドになるし。う~む、楽しい。

4. 嘉永6年6月4日の最後は、夕陽だと思うのですが、どうなんでしょうね。

5. なんとその後、安田大サーカスが・・・。

(つづく)
コメント (3)
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