Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

マニー・オケンドを知っていますけ?

2005-12-30 07:51:38 | Latin American Music
Grupo Folklorico Y Experimental Nuevayorquino
「Concepts In Unity」(1975)

コレに入っている、「Anabacoa」こそ、ハード・コア・ラテンの最強グルーヴだと言ってキカナイのであります。私は。

魔王マニー・オケンド(Manny Oquendo)のティンバレス・ソロの凄まじい事。
一つ一つの音が地鳴りのようだ。



コレに押されて今日一日働くのでアリマス。
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今年だったのだ。

2005-12-29 23:46:25 | その他
まだまだ続く今年のベスト。
部門別その三。

映画DVD;
スピルバーグ「激突」(1971)



最低の人間:
ジョージ・ウォーカー・ブッシュ



マジメな本:
「成長の限界 人類の選択」



家で食える旨すぎるカレー:
デリーのカシミール。(別に今年のハナシではないが)

ポリシーがあって、具材は入っていないので、自分で鶏肉買って調理して入れよう。鬼旨。


今年大賞:
iTunes Music Store
やっぱ、コレはデカかったなぁ。


まだ続く、かもしれない。(気まぐれでゴザイマス)
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今年なのであった

2005-12-29 23:20:35 | その他
今年のベスト。
部門別その二。

ヒルメシ:
五反田「栄福」の麻辣刀削麺。700円也。カラうま。



大失敗部門:
タイガーっす。GarageBandがほぼ動かなくなりました。
おかげさまで、HD初期化してパンサー入れ直したっす。

画像も小さくね。ふん!


今年もお世話になった部門:
やっぱココっすかね。
横浜・長者町「FRIDAY」



お悔やみ部門:
宮城けんじ師匠



お笑いDVD部門:
古今亭志ん生大師匠のDVD!!!



テレビ番組部門:
ヘビメタさん(テレビ東京)


まだまだ続きます。
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今年であった。

2005-12-29 22:44:14 | 音楽・映画・アート・本 その他
今年ゲットした音盤、各部門別の個人的ベスト。

ソウル:
ジョー・バターン(Joe Bataan)
「Call My Name」(2005)



ニッポン;
太田裕美
「コンプリート・シングル・コレクション」



ロック:
バーニー・リードン(Bernie Leadon)
「Mirror」(2003)



ジャズ:
ダスコ・ゴイコヴィッチ(Dusko Goykovich)
「A Handful O' Soul」(2005)



ラテン:
エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)
「Champagne」(1968)



という具合であります。
明日はまた別の部門のベストを挙げる事とナリマショウ。

ぢゃッ。
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iTunesに「働け」と言われて。

2005-12-29 08:00:13 | Jazz / Cross Over
最近は、iTunesでもiPodでも、シャッフル再生機能は「アルバム単位」でのシャッフルで聴く事が多くなりました。
まぁ、もう少しじっくり聴く態勢で行こうと、柄にも無く殊勝な態度であります。
ドーダ!フンッ!

ところで、ワタクシの勤務先は、12月は30日まで勤務がありまして、仕事納めがなかなか納まらないような状態であります。
そういう事なので、「フツーは28日か29日で仕事納めだろうが」などと、ブツブツ言っておりましたら、ウチのiPodがよく考えた結果なのか、おせっかいにも、このアルバム掛けやがった。

ナット・アダレイ(Nat Adderley)
「Workin'」(1993)

「働け」ってか?
もはや笑うしか仕方あるまい。

さて、このアルバムについてですが、ある日、神保町にありましたジャズ喫茶「響」で掛かってたんですが(94年頃でしょうか)、あまりの強力なグルーヴに1ラウンドでKOされました。そんで、帰りにディスクユニオンに寄って、速攻で購入したという、そういうブツであります。

パーソネルの一々は書きませんが、ベテランに若手(当時)アルト奏者ヴィンセント・ハーリング(Vincent Herring)が加わったという格好のクインテット。
まぁ、「若手混入の法則その一」なのか、ベテラン陣もスゴい力強い演奏を繰り広げまくりであります。
主役のナット・アダレイも年齢をほとんど感じさせない、カッコええ、ガッツのある音で吹き通す!
スゴいぞジイサン!!!(当時60歳!)
ジミー・コブ(Jimmy Cobb)のドラムもスゴい。ほとんどヤンチャ坊主。

そんで、もちろん火付け役のヴィンセント・ハーリング。
テンション高く空高く熱い太いソロ。
かっこええ~。
アルバム冒頭にリード・ミスがあったっていいじゃないか。こんだけグルーヴするんだから。

とにかく、腰が浮く事ウケアイの熱いファンキー・ジャズでございまして、結局ワタシはこれに納得して、30日まで働くのであります。(ダラダラと。)
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「なるほどザ・ワールド」のテーマ曲を探していたアナタに朗報。

2005-12-28 23:57:14 | Soul / Funk / Dance
コレに入ってます。

トランプス(The Trammps)
「Trammps」(1975)

曲名は「Trammps Disco Theme」。
やっぱフィリー・ソウルは生きる糧だのぉ。

当たり前のコトであり、特に朗報ではなかったか。
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GarageBandと私の弱点。

2005-12-28 07:57:47 | 音楽・映画・アート・本 その他
アップルの「Garage Band」は極めて使い易い音楽制作ツールであります。

打ち込みもできるし、自分の演奏も録れるし、その上、基本的に付録ソフトなんで、無料だし。細かいエディットはできないけど、完成品作るわけじゃないので十分。

ウチのバンドのデモ制作は最近はもっぱらコレであります。

しかし、弱点が一個あって(もっとあるかもしらん)、譜面に出力できない。
仕方ないから、譜面はあとから手書き、または別のソフトで起こすというテイタラク。悲しい話であります。
(ただし、上位ヴァージョンは譜面に出力できるのかもしれない・・・。)

残念ながら、私はヴァージョンを上げていない。
理由は、このソフト、結構重いので、うちのeMac(G4/1GHz)だと、ヴァージョン・アップすると劇的に遅くなる可能性があるからである。悲しい話とは、本当はコチラの事かもしれない。

結局、弱点とは、パソコンを新しくする事ができないワタシの経済状況という事になるのでありました。

ちなみに画像は、当バンドの新曲制作中画面。
もちろんバンマスには無断でアップした。
これによりバンドをクビになったら、それはまた悲しい話である。

Yeah!年末。
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ポルノグラフィティでサウダージ。

2005-12-27 23:48:12 | 日本のロック・ポップス
ポルノグラフィティ(Porno Graffitti)
「Foo?」(2001)

職場環境という背景もあって、2000年後半~2001年前半は随分とJ-POPを耳にしたもんでございまして、コレも有線で否が応でも聴こえてきたバンドですね。
2000年夏には「ミュージック・アワー」がヘヴィローテーションされていましたし、秋には「サウダージ」でした。
どちらも強力チューンだと今でも思います。
特に「サウダージ」は、ここ5年の日本のポップ・ミュージックの中では、5本指に入るくらい気に入ってるかも。(かも、なのか?)

そういえば、この曲、演歌ではよくある「女歌」ですね。
男が女の気持ちを歌うヤツ。
ロックやポップスでは珍しいですね。特に最近は。
誤解を恐れずに言えば、これは、う~ん、ハイパー・ポップ・演歌・ロックですね。奥の奥の奥に演歌があるな。こりゃ。

音は、打ち込み強力リズム。(打ち込みパーカッションも強力)
ロック的激情ギター。哀愁メロディ。
詩もなかなか痛くてですね、ワタシは中島みゆき姐さんの「冷たい別れ」を思い出しましたよ。
2000年代初頭を飾った、傑作曲だと思います。
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アラン・パーソンズ、一方の究極。

2005-12-27 07:46:12 | Rock / Pop
アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)
「Gaudi」(1986)

オビに印刷されているコピー。さすがに上手い表現なんで、引用します。

「水晶を思わせる硬質できらびやかなサウンドの結晶体―――
スペインの天才建築家、アントニオ・ガウディをテーマに完成させた、
繊細でスケールの大きなコンセプトアルバム。」

というコトで、「硬質できらびやかなサウンドの結晶体」デス。

「プロジェクト」名義でのラスト・アルバム。
アラン・パーソンズ・プロジェクト完結編であります。
さすがに、完成度高し。
これがダントツの最高傑作かというとそういう訳でもありませんが、例えばツェッペリンで言えば「Presence」にあたるような、「一方の究極」であるという、そんな作品。音はもちろん、裏ジャケットに至るアートワークまで含めて、完成度の高いアルバムだと思います。

当時のレビューでは好意的でない物もありました。
曰く「冷た過ぎる。ロックではナイ。」と。

いいじゃんね。ロックじゃなくても、冷たくても。
要するにコレはですね、「Freezing Fire」です。
凍り付いた炎ってことで、要は日常にない美しさ。
ホント、美しいアルバムです。
是非とも、これ聴いて、非日常の異空間に放り込まれちゃって下さい。

ぢゃ、そういうコトで。
行ってらっしゃ~い。
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ポリスのライヴ。

2005-12-26 07:48:32 | Rock / Pop
ポリス(The Police)
「Synchronicity Concert」(1984)

ライヴ映像です。
オニのようにカッコいいです。

アンディ・サマーズ(Andy Summers)の妙にダサイ格好が印象的です。(どう見ても普段着)
コノ人は衣装に気を使ってないのでしょうか。
音はスゴいです。
ショッパナから「Synchronicity 1」です。
スタジオ版の3倍カッコええです。
12弦ギターによるギターソロ(バーズの「Eight Miles High」みたい)、例によって鳥肌がスタンド・アップ致します。
異次元から鳴るギター。

スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)のドラムも、やっぱ異次元ドラムですね。完全に宇宙です。フレーズは人間が考えたとものとは思えないし、音自体もスゴい。(このヒトのカッコは、機能性を追求した結果でしょうが、ほとんど体操選手でアリマス)

という、異次元な二人が居てこそのポリスだという事も実感できるのは、やっぱライヴだからでしょうかね。

スティング(Sting)は流石に存在感あります。
歌ってるから当然ですし、もちろん衣装もヒラヒラしていて、どう考えても普段着ではない。異空間演出衣装。

まぁ、普通に考えると、どうしてもスティングが目立つポリスですが、やはり80年代最強の「トリオ」だと再確認する、この一本。
勝手ながらロック史上最強レベルのライヴ映像だと決めつける次第であります。
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巨匠モンゴ・サンタマリアでゴザイマス。

2005-12-24 11:09:27 | LatinSoul / LatinRock
モンゴ・サンタマリア(Mongo Santamaria)
「Afro-Indio」(1975)

ソウルだ、ファンクだ、ラテンだ、ジャズだ、と言っておる当ブログでゴザイマスので、その全てに当てはまる、この巨匠を出さない訳にはイカンでしょう。

ソウル・ファンク・ラテン・ジャズ。
というコトで是非ともよろしくお願い致します。

さて、鬼の数ほどの名盤を産みまくったモンゴ師匠でありますが、この「Afro-Indio」は1975年の名盤。21世紀を生きる上で、必聴の名盤となっておりますので、そこのトコロ、よろしくお願い致します。

モンゴ師匠は、もちろんキューバン・ミュージックのコアな方面に於ける名盤も軽く産んでおられましたが、その対極にあるコチラの名盤は、現代のダンスフロアでも受けるコト間違いナシであります。皿回し君やレア・グルーヴ君たちにも広く受け入れられる事でありましょう。

曲目的には、オリジナルもカヴァーもゴザイマスが、ちょっとカヴァー曲を記してみましょうか。

「Creepin'」(←スティーヴィー御大の)
「Lady Marmalade」(←ラベルの)

どうでしょうか。
匂いがして来ましたね。

モチロン、「メロウ」というテイストも忘れておりません。
必殺級なメロウ曲もありますので、覚悟が必要です。

このクラスの名盤になりますと、最早、アナタも、これはタマラン、と言って聴くしかない運命の直下にゴザイマス。是非、これはタマラン、と言ってお聴き下さい。
イヤ、踊って下さい、ですね。

どうぞ宜しく。
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英国にビートルズが居たなら米国には・・・。

2005-12-23 00:03:28 | Rock / Pop
60年代のイギリスにビートルズがあったなら、その頃のアメリカには○○○が居たさ。

という際の○○○に当てはまる固有名詞を挙げなさい。
と言われた場合、あてはまりそうなのは、どのへんでしょうか。

本命:ビーチボーイズ
対抗:ボブ・ディラン
ダークホース:バーズ
穴:バッファロー・スプリングフィールド
ある意味:モンキーズ

こうやって挙げてみて凄いと思うのは、ビートルズが全方位的に飛び抜けていたという事でしょうか。
サウンド面ではビーチボーイズは天才的だし、音楽に於ける「コトバの力」の衝撃度でディランがスゴかった筈だし、アイドル性ではモンキーズ、というように、米国でビートルズのライヴァルと目されたヒトビトは、それぞれの面では対抗しうる存在だったかもしれないけど、ビートルズは圧倒的に総合的であったなと、イヤでも思いますね。

今はビートルズを愛聴しているとは言ふ事はできませんが、やはり、突き抜けて偉大なバンドだったと、折につけ思ふのであります。
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バッファローの1stのカセット

2005-12-22 07:41:42 | West Coast Rock
バッファロー・スプリングフィールド
「Buffalo Springfiled」(1966)

何故かコレ、カセットテープで持っている。
モチロン輸入盤である。(←カセットでも「盤」でいいの?)
輸入盤でカセットなんだから、クレジット類はきれいサッパリないのであります(レコードと違って印刷できる面積が少ないから)。不便だ。

このアルバムはアナログ(LP)も持っている。
なぜかCDは買ってナイ。我ながら不思議だ。
なんでこういう買い方をしたのか未だ不明である。
遅れて来たウェスト・コースト野郎が、ハコダテから東京サ来て、色んなレコード類が(金さえあれば)買える状況に驚喜したのは確かであるから、「おぉ、カセットの輸入盤だ!」と嬉しかったんだな。ハコダテにはそんな物ないから。
きっと、そういうコトだな。
ある意味、アメリカ式大量生産・大量消費方式に毒された瞬間でもあるな。

もちろん、渋谷のタワーレコードで最初に買ったのは、ポコ(POCO)の70年代前半のベスト盤と、バッファロー・スプリングフィールドのベスト盤であるので、上京後すぐに買ったのではなく、しばらくしてからであろうとは思いますが、しかし憶えてないな。う~ん。

という事で、今日のところは時間切れであります。
ぢゃっ。

(おい、内容について書いてないぞ。)
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イーグルスの「ふたりだけのクリスマス」

2005-12-21 23:15:44 | West Coast Rock
イーグルス(Eagles)
「Please Come Home For Christmas」(1978)

このジャケットに写っている、クリスマスなのに、上半身ハダカのヤツらがイーグルスです。
ソコはオーストラリアなのか、アンタら?
それとも撮影した時期がまだ暑かったからなのか?

まぁ、いいや。

これはシングルです。
イーグルス・ファンとしては、クリスマスの時期は一応コレなんです。

曲はオリジナルではありません。
作曲者のクレジットは、Charles Brown & Gene Reddです。
ドーナッツ盤ジャケットに載っている解説に寄ると、50年代のブルースマンだそうです。(ワタシはそっち方面に弱いんで不覚にして存じ上げておりません)

ほんで、肝心の出来映えですが、悪くないです。
この時期、「Hotel California」(1976)と「The Long Run」(1979)の間ですので、要するに煮詰まっていた時期の筈なんですが、カヴァーだからなのか、結構リラックスしたムード。
演奏は、全般的に落ち着いています。まぁ、曲調もロッカ・バラードですからね、エキサイトはしませんが、なかなかいい雰囲気です。

リード・ヴォーカルはドン・ヘンリー(Don Henley)。
この頃になると、リード・ヴォーカルはドン・ヘンリーが多くなります。
こういうリラックス・ムードな曲でも、緊張感の高い曲でも、やっぱりこの人のボーカルはイイですね。流石にアメリカン・ロックの至宝です。

ドン・フェルダーのギター・ソロも、短いながら聴かせるソロ。
久々に聴いたけど、やっぱイイな、コレ。

ところで、このシングルのB面の「Funky New Year」は、イーグルスで唯一CD化されていない曲のような気がします。ボックスで、クズのような未発表テイクを出すくらいなら、この曲、CD化して下さい。
(99年大晦日のライヴ・テイクのみCDになっている。そうでしたよね?)
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原田知世「Best Harvest」

2005-12-21 07:54:11 | 日本のロック・ポップス
原田知世
「Best Harvest」(2001)

原田知世という人の音楽はワタシは大きく三つの時期に分けられると思っていまして、そのぉ、こういう事です。

1. 1990年まで
要するにアイドル期。
曲には恵まれていたと思われますので、これはこれで、中々。
音痴、と思われる方も居られると思いますが、歌唱力が完成していなかったのは、最初の3年程度。1985年頃からは何の問題もない。

2. 1990~1991年
フォーライフ移籍。そんで過渡期ですね。
「Tears of Joy」(1990)、「Blue in Blue」(1990)、「彩」(1991)という音楽的に質の高いアルバムを出してますけど、やはり、まだまだ「音楽家・原田知世」は誕生していない。
あくまでも、用意されたバックトラックに、歌だけ入れました、という感じ。まぁ、お仕着せという感じですね。(作詞はしている)

3. 1992年以降
鈴木慶一氏プロデュースのアルバム「GARDEN」以降。
ここから先は「ミュージシャン>女優」という印象が強くなります。
音楽的レヴェルも段違いの飛躍。
作り方も全く変わったようで、プリプロダクションから参加されるようになります。曲、言葉、音色、そして多分ジャケットに至るまでの全てにおいて、原田知世というフィルターがかかるようになったんだろうと思います。
玄人受けする、と言われているのはココからですね。

そんで、このベスト盤ですが、フォーライフでの知世さんのベスト盤ですね。
「昔々、時をかける少女だった知世さんが、今も音楽やってるんだって?」
という事で興味を抱いた方に最適な一枚。
上記の2.と3.の時期の18曲が収録されています。

コレを聴けば、原田知世という人の音楽は、消費される「J-POP的音楽製品」ではなく、長く聴き続けるに耐えうる、良質な音楽だというコトが分かると思います。
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