Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「ラティーナ」という音楽誌。

2006-04-28 23:48:55 | 音楽・映画・アート・本 その他
「ラティーナ」5月号は、レイ・バレット(Ray Barretto)の追悼記事の後編と、ジョー・バターン(Joe Bataan)の新譜記事が載ってます。アタクシにとっての、二大ヒーローが同時に載ってるなんて、コんな事は滅多にない(ってか、最後でしょう)と思いまして、久しぶりにこの雑誌、買いました。

アタシャ、「ラティーナ」は、数年前までの4~5年は、毎月欠かさずに買っていたのですが、飽きっぽいのか、何とな~く欠かすようになり、今は年に一度くらいしか買わないのですけど、今日、久しぶりに買って読んでみて、やっぱりこの雑誌は、良心的な音楽誌だと思いました。

表紙が、また、いいですね。
この白を基調とした表紙のデザインがず~っと続いているんですが、インキ使用量過多な雑誌が多い今の世に、こういうのって、文字通り「異色」で、貴重だと思います。
内容だって、そういうコトなんです。

さて、モシ、貴方が、ニッポンの音楽とか欧米の英語圏音楽とかいう、ある意味では偏った世界を出て、目を拡げてみたい(耳か・・・)と思ったら、一回、「ラティーナ」を買って、そこで気になった音楽を聴いてみてクダサイ。実はアチコチに存在している、未知の音楽世界への出口を知るコトが出来ます。多分。
実は、ワタシにとって、未知だった音楽世界への出口って、YMOとコノ雑誌だったのデす。(YMOは、色んな意味で「外」とツナガってますね)

「ラティーナ」は、名前から分かる通り、専門ジャンルは「ラテン」ですが、「世界の音楽情報誌」を謳っていまして、実は3割くらいはラテン以外の音楽を扱っています。アジア、アフリカ、そして、英語圏以外のヨーロッパ。
世界につながる600円の月刊音楽誌。素晴らしいジャないですか。

言っとくが、ワタシは、株式会社ラティーナのマワシ者では無いゾ。
知り合いも居ない。
ただ、ただ、良心的な雑誌だと思うので、紹介してみたマデであります。

ぢゃ。
アディオス、フェアウェル、サヨナラ~。
また明日!
コメント (2)
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清水ミチコさんは一級偽装士です。

2006-04-28 07:48:28 | 日本のロック・ポップス
清水ミチコ
「歌のアルバム」(2005)

結局、買ってしまイました。
経済疲弊・・・。

しか~し!
このアルバム。
すンゲぇッス!!!

笑えるだけでなく、聴けてしまう・・・。

「山口百恵の新曲」を偽装した1曲目。
ホント、そっくり。
その上、アレンジがまた、あの頃の山口百恵の曲ナンですわ。
コレ、傑作。

2曲目。
森山良子を偽装。
歌い方もネタ(歌詞)も爆笑。
コレも傑作ね。
しかも、一発ネタじゃないから、何度でも聴ける。
凄いコトです。

矢野顕子サンを偽装して歌う「相合傘」。
至芸デス。
もう、文句の付けようナシですね。

「イェル・ケ・クク」。
コレは物真似ではなく、フランス語を偽装したネタ。
タモリ的な笑いだと思いますけど、かなり来てマス。
何度でも聴ける。
何で、こんなにオモロイんでしょうか?

最後は綾戸智絵サンを偽装した「テネシーワルツ」。
イヤ~、もうホントに最高!!!
「実際の綾戸さんはこんな方ではありません。」という注釈が付いているンですが、もしかすると、こういう方かもしれない、と思わせる成り切り振り。
歌マネの部分と、綾戸サンのキャラクターをデフォルメして拡大した部分とが、絶妙に混じって、コレは実にいい聴きモノです。
しかも、ドラえもんまで出て来る。
ココで「のび太くーん」って・・・。
スゲェ。

そういうコトで、何曲かについて書いてみましたが、極私的には速攻で名盤殿堂に入りました。

オススメです。
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