本日は特殊な日なので、アタクシにとって、極めてビッグなアルバムをピィ~ックアップします。
コレは個人的にはロックが到達した頂点の一つだろうと思っています。
ま、トニカク、私は16歳の時にコレを聴いて、あまりのカッコ良さに三ベン回って「CSN&Yはスゲぇッ!!!」と言ったのネ。
そういうコトなので、どうぞ、よろしくお願い致します。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash & Young)
「Déjà Vu」(1970)
さて、CSN&Yというグループがどういうグループだったかというコトについては、アチコチで書かれていると思いますので割愛しますが、このアルバムが、「アメリカン・ロック屈指の一枚」とか、「アート・ロックを代表する一枚」とか、「スーパーグループを象徴する一枚」とか言われているコトはご存知ですね?
合計すると3枚になります。
(だから、3枚持ってる・・・。アホウですね・・・。すみません。)
しかし、何が凄いんだ?
あまりにも、当然のコトとなっていたので、あんまり考えたコトが無いのですが、やっぱり硬派だというコトに尽きるのかもしれません。
そう言えば、同じアトランティックから発売されていたツェッペリンのサード・アルバムは、当時、B面がファンには評判が悪かったそうじゃないですか。
曰く「CSN&Yみたいに軟弱だ」ってサ。
何のコッチャと思うんですが、要するに、アコースティック・ギターとコーラスが前面に来ると「軟弱」と言うコトなんでしょう。素朴な耳には、分かりにくかったのかもしれませんが、攻撃的で複雑なハーモニーを駆使して、しかも、一筋縄で行かない反骨な詞にまみれているCSN&Yが「軟弱」と思われていたってのは、オラァ、びっくりダ。
まぁ、あんまり長くなりすぎるとナンんですので、マトメに掛かります。
さて、CSN&Yのコーラスって、ヴォイシングのせいなのか、音をあんまり左右に振らないからなのか、音の塊が飛んで来る感じがしますね。
ブ厚いコーラスがブワーッって向かってくるんデスわ。
まず、これダケで凄い迫力。
コーラスって、普通はキレイなモノだと思いますが、CSN&Yのコーラスは凄みがある。トンでもないハナシです。
曲も凄まじい迫力にまみれマクり。
全曲については書きませんが、スゲぇ曲だらけ。
一曲目。
スティルスの「Carry On」。
叩き付けるアコースティック・ギターのストローク。
塊の如く強力なコーラス。
やたらと前向きなコトバ。
曲調は明るくない。
が、暗いとも言えない。
要するに微妙な現実。
つまり、曇り。
これって、強靭で前向きな意思が、曇った現実社会を変えて行く、そう言うメッセージなのかもしれない。
スゲぇ曲です。
三曲目。
クロスビーの「Almost Cut My Hair」。
ヴェトナム反戦で髪を伸ばすヒッピーのこの時代に「髪を切ってくれ」です。
これは恐らく反語でしょうが、凄いタイトルです。
とにかく、本意ではナイ義務感に苛まれ引き裂かれそうな感覚を、切れそうなボーカルとラウドなギターで凄まじいまでに表現していると思いますデス。
しかし、クロスビーのヴォーカル、凄いデス。CSN&Yは、コーラスが売りのバンドなのにこの曲はコーラスが入っていない。入れられなかったのかもしれない。聴こえている以上に絶叫なボーカルだと思います。
タイトル曲。これもクロスビー。
オープンチューニングの複雑な響きのギター。
世界は明解では無いという事を表しているが如く響く。
曲全体は、霧の中で切迫感と焦燥感に追い回され、パニックに陥っているかの如きサウンド。
無気味な権力が、我々の足下で蠢いている?
そんな恐ろしいような歌詞。
そして、サウンド的には、アマリにも凄過ぎるコーラス。
こんな攻撃的なコーラスは、ワタシは今のトコロ他に知らない。
他には、ワタシとしては「癒し系楽曲の頂点」と言いたいナッシュの「Our House」。コノ曲あたりは「軟弱」と言うなら、まぁ確かにそうかもしれませんけど、アルバムの中の1~2曲を取り上げて、全体を軟弱と言うのはどうかか思いますし、大体、「Our House」は、イイ曲なんだから、まぁ固いコト言わずに聴きましょうよぉ~ね~と思います。
あと、やり切れなさ、というコトをココまで表現するのか?
というヤングの「Helpless」など、キキドコロを語っていると、あっと言う間に白髪三千丈になりますので、ココラヘンで止めときますが、まぁ、ホントにスゲぇアルバムですよ。
もし、聴いたコトがないというヒトが居たなら、悪いコトは言いませんので、今すぐダッシュで買いに行く事をオススメします。
ぢゃッ。
コレは個人的にはロックが到達した頂点の一つだろうと思っています。
ま、トニカク、私は16歳の時にコレを聴いて、あまりのカッコ良さに三ベン回って「CSN&Yはスゲぇッ!!!」と言ったのネ。
そういうコトなので、どうぞ、よろしくお願い致します。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash & Young)
「Déjà Vu」(1970)
さて、CSN&Yというグループがどういうグループだったかというコトについては、アチコチで書かれていると思いますので割愛しますが、このアルバムが、「アメリカン・ロック屈指の一枚」とか、「アート・ロックを代表する一枚」とか、「スーパーグループを象徴する一枚」とか言われているコトはご存知ですね?
合計すると3枚になります。
(だから、3枚持ってる・・・。アホウですね・・・。すみません。)
しかし、何が凄いんだ?
あまりにも、当然のコトとなっていたので、あんまり考えたコトが無いのですが、やっぱり硬派だというコトに尽きるのかもしれません。
そう言えば、同じアトランティックから発売されていたツェッペリンのサード・アルバムは、当時、B面がファンには評判が悪かったそうじゃないですか。
曰く「CSN&Yみたいに軟弱だ」ってサ。
何のコッチャと思うんですが、要するに、アコースティック・ギターとコーラスが前面に来ると「軟弱」と言うコトなんでしょう。素朴な耳には、分かりにくかったのかもしれませんが、攻撃的で複雑なハーモニーを駆使して、しかも、一筋縄で行かない反骨な詞にまみれているCSN&Yが「軟弱」と思われていたってのは、オラァ、びっくりダ。
まぁ、あんまり長くなりすぎるとナンんですので、マトメに掛かります。
さて、CSN&Yのコーラスって、ヴォイシングのせいなのか、音をあんまり左右に振らないからなのか、音の塊が飛んで来る感じがしますね。
ブ厚いコーラスがブワーッって向かってくるんデスわ。
まず、これダケで凄い迫力。
コーラスって、普通はキレイなモノだと思いますが、CSN&Yのコーラスは凄みがある。トンでもないハナシです。
曲も凄まじい迫力にまみれマクり。
全曲については書きませんが、スゲぇ曲だらけ。
一曲目。
スティルスの「Carry On」。
叩き付けるアコースティック・ギターのストローク。
塊の如く強力なコーラス。
やたらと前向きなコトバ。
曲調は明るくない。
が、暗いとも言えない。
要するに微妙な現実。
つまり、曇り。
これって、強靭で前向きな意思が、曇った現実社会を変えて行く、そう言うメッセージなのかもしれない。
スゲぇ曲です。
三曲目。
クロスビーの「Almost Cut My Hair」。
ヴェトナム反戦で髪を伸ばすヒッピーのこの時代に「髪を切ってくれ」です。
これは恐らく反語でしょうが、凄いタイトルです。
とにかく、本意ではナイ義務感に苛まれ引き裂かれそうな感覚を、切れそうなボーカルとラウドなギターで凄まじいまでに表現していると思いますデス。
しかし、クロスビーのヴォーカル、凄いデス。CSN&Yは、コーラスが売りのバンドなのにこの曲はコーラスが入っていない。入れられなかったのかもしれない。聴こえている以上に絶叫なボーカルだと思います。
タイトル曲。これもクロスビー。
オープンチューニングの複雑な響きのギター。
世界は明解では無いという事を表しているが如く響く。
曲全体は、霧の中で切迫感と焦燥感に追い回され、パニックに陥っているかの如きサウンド。
無気味な権力が、我々の足下で蠢いている?
そんな恐ろしいような歌詞。
そして、サウンド的には、アマリにも凄過ぎるコーラス。
こんな攻撃的なコーラスは、ワタシは今のトコロ他に知らない。
他には、ワタシとしては「癒し系楽曲の頂点」と言いたいナッシュの「Our House」。コノ曲あたりは「軟弱」と言うなら、まぁ確かにそうかもしれませんけど、アルバムの中の1~2曲を取り上げて、全体を軟弱と言うのはどうかか思いますし、大体、「Our House」は、イイ曲なんだから、まぁ固いコト言わずに聴きましょうよぉ~ね~と思います。
あと、やり切れなさ、というコトをココまで表現するのか?
というヤングの「Helpless」など、キキドコロを語っていると、あっと言う間に白髪三千丈になりますので、ココラヘンで止めときますが、まぁ、ホントにスゲぇアルバムですよ。
もし、聴いたコトがないというヒトが居たなら、悪いコトは言いませんので、今すぐダッシュで買いに行く事をオススメします。
ぢゃッ。