Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ミシェル・カミロが「饅頭怖い」を演じるの巻。

2006-04-07 07:55:59 | Latin Jazz
ミシェル・カミロ(Michel Camilo)
「Thru My Eyes」(1997)

曲目を見ると、「饅頭怖い」とか「時そば」とか「芝浜」とかがズラーっと並んでるのかと思うヨなベタな選曲です。
スッかりラテン・ジャズ名曲集な様相。

デスが。

そこは流石にミシェル・カミロ。
手垢の付いた曲を、ウルトラ・モダンかつスーパー・グルーヴィーに、仕立ててありまして、実に、ヘぇ、カッコイーネッ!!!

タイトルの「Thru My Eyes」は「どんな曲でもワタシを通して頂ければチョイと違います」という事なんでしょう。
「コンナ、観光地の絵はがきみたいな選曲でも、アッシの目を通せば、パーフェクトにアートになりまっせ!」ってか。

実際、カッコいい演奏が1時間03分39秒続きます。
ホントにカッコいい・・・。
という事でありまして、ミシェル・カミロを聴くなら、コレもまたオススメな一枚だと思うのでありますね。

ちなみに、念のために申し添えますが、「饅頭怖い」はやってません。
実際にやっている演目は「チュニジアの夜」とか「僕のリズムを聞いとくれ」とか。
邦題が十分に通用してしまっているほど、世に流通した曲ばっかり。
やっぱり、「他と比べてご覧なさい」がコンセプトだな、きっと。

あとは、ジャケットの顔が、こぶちゃんに似てますね、とか言わないようにお願いします。
(ホントは言っても良いです)
コメント (2)
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