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ドゥービー・ブラザーズ | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
Livin' on the Fault Line (1977)/ The Doobie Brothers
このアルバム、地味なんスよね。
ドゥービー・ブラザーズ(Doobie Brothers)って言ったら、普通、前期名盤 Captain And Me (1973)とか、後期名盤 Minute By Minute (1978)とかだもんな。このアルバム、過渡期の作品って言われガチだし、ずーっと後回しにして来たモンで、存在を知ってから実際に聴くまで31年(!!)かかりました。いよっ!
で、聴いてみたところ、コレ、なかなかの佳作っスね。
ヒゲ野郎が弾くウネるエレピと、長髪兄ちゃんやスカンク野郎達が弾く適度にロック臭を残したファンキー・ギターが、「お、おう、なんか、結構な美味じゃないか」って感じ。勢いのある地方都市の郊外が洗練されて来た、みたいな音楽ですね。洗練されて来たけど、元々の土地の伝統も大切にしつつ発展してるって感じ。
コレ、次作(Minute By Minute)以降も、つづく良い傾向ですよね。オシャレ路線に完全に切り替えたりなんかしない。後期、ドゥービー、なかなかヤるな。ただ、ジャズ・クロスオーバー的なアプローチは、ちょっと中途半端に感じますね。ドゥービーは、スティーリー・ダンにはなれねぇっスわ。
では、まとめ。
なかなかの佳作ですが、上記の名盤、 Captain And Me や Minute By Minute を聴いた後でイイっスね。(←結局、そうなるのかよ)
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Doobie Brothers | |
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Doobie Brothers | |
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