NikonからD50の後継機としてD40が発売されるらしい。(デジカメ Watchの記事はコチラ)
店頭予想価格は6万円弱とお買い得な様子である。しかし、しかし、じつは俺のD70って買った時の値段は79,800円でそこから13%のポイントがついて、しかも1万円のキャッシュバックがあった。実質6万円弱だった。デジイチは1年半前のあの頃が一番お買い得だったんじゃないかと思ったりして、満足している。
今回のD40については、人にすすめることもなさそうな感じ・・・なんでかっていうとコスト削減のための陳腐化が激しそうだから。だって、まずは本体右上の液晶パネル廃止。ここってふつうはファインダー内と同等の情報が表示されるからよくみる部分である。その代わりに背面液晶に表示できるらしいが、ライブビューも採用していないカメラで液晶を見ることなんかそうないはずだ。というか、わざわざファインダーから視線を外しカメラを前に掲げて液晶を見るなんて・・・なんでやねんwwwしかも、どうやって表示させるのを切り替えるのかわからないが、どうせなら、ファインダーをのぞいたら背面液晶の表示が消えて黒くなるくらいのシームレスな切り替わりが欲しい。Dimage A1を使ってたがあのセンサーは意外と便利だった。
また、画素数も610万であり、今では入門機とはいえさみしいと思う。今はコンパクトカメラでも700万画素超が当たり前で、センサーが大きいから610万画素でもコンパクトよりキレイってわかっててもちょっとさみしい。AFの測距点も3点まで減らされている。初心者は真ん中に被写体をとらえてシャッターを切ることが多いかもしれないが、さみしい割り切り方かなと思った。
個人的に一番納得いかないのが、ボディ内モーターの廃止である。これにより、レンズ内にモーターを持つAF-Sレンズと、AF-IレンズでしかAFは使えなくなった。それ以外のレンズでもMFは可能ということで、まったく使えないわけではないが、フォーカスリングを持たないレンズかつモーターを内蔵してないレンズってのがあればダメだろうな。
まあ、こういったレンズもいっしょに新しく買ってねって姿勢は俺は嫌いw既存資産があれば使いたいのが当たり前で、その点では非CPUレンズでAE(っていうか露出計が使えない)ができないD70だって俺には不十分なんだから。
まあ、文句言ってしまったのはNikonが好きだからで、デジイチなのにシャッター押す以外はしなくていいよみたいなカメラより、もっとちゃんとしたカメラに力を入れて欲しいからである。しかし、そのためにはシャッター押すだけのカメラで利益をあげる必要があるんだろうな。