パソコン自作好きなら一度は目指すかも・・・な道。LANケーブルの自作に必要なRJ45のかしめ工具のレビューです。以前に一度似たような話題を取り上げたことがあります。(リンクはコチラ)
ケーブルは入手の容易なCat5eを使っています。プロなら線材のお店で買うんでしょうが、ここは電器店で売っているELECOM製のケーブルとコネクタでやってみました。
かしめ工具といっても構造には違いがあり大きく3種類です。前回も書きましたが、1.垂直に圧着することでバラつきをなくすもの、2.水平に圧着しながらも金具が動くことでなるべくバラつきをなくすもの、3.水平に圧着する時に特別な処理がされない簡易なタイプの3種類です。
1の代表格は以前も取り上げたELECOMのLD-KKTP2ですね。垂直方向にかしめるため仕上げのバラつきがありません。ただ、RJ45のコネクタをかしめ工具に差し込むのには爪を押さえるなどちょっとした手間がいります。ラチェットもついているので圧着ミスはほとんどないです。定価で1万円ほどです。サンワサプライからもLAN-TL8の名称で売られています。家1軒分のLANケーブルを自作するとかそんな方はこれを買っておけば安心かと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/6e/54507a2ecb5533077af6b226c424ffbc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/df/5ad2523ebe5dab8053bb6c251f101587.jpg)
2はELECOMでいえばLD-KKTA、サンワサプライでいえばHT-568Rに相当します。こんなものはどこかのOEMなので名称以外はいっしょみたいですねwこちらは、RJ45に加えてRJ11も圧着することができます。定価は8,000円程度です。垂直方向にかしめる工具と比べるとカッチリ感はやや劣ります。もっとも俺のやり方が悪いのかもですが・・・RJ11についてはほとんど使うことはないかと思いますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/44/1b7b2b35ccbc6662cd11034a609449e7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a8/34fe7f0d07b83adb605896c9de484a0c.jpg)
3はあえて購入してません。ELECOMだとLD-KKTA2、サンワサプライだとLAN-TL6に相当します。使った感じはラチェットがないので圧着されたかどうかがわかりません。また、妙に力が必要だったりします・・・定価は4,000円から980円ぐらいまでで非常に安価ですが工具としての精度が値段相応にイマイチで、こんなもん使って作ったコネクタはあんまり信用できません。俺の仕事は専門がLANや通信工事じゃないのでこのあたりはサービスみたいなものです。工具も自前が中心なのでこの手のタイプのものを使用する同僚もいますが圧着ミスは多いです。
そして、工具に妥協はしたくない人へのオススメを1つあげておきます。PANDUITのMPT5-8Aです。見てのとおり垂直方向にかしめる方式ですが、コネクタをさしこむ際にかしめ部分全体がスライドしているので容易に差し込むことができ、作業性が大きく向上しています。また、一度触ったらわかるほどメカニカルな動きが気持ちいいです。欠点は実売価格で15,000円程度することと、入手性が悪いことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ec/80601f7f9424ca467417ad379c570fd5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/65/e4c6340e34b6014cccd1ea12197027b4.jpg)
なお、かしめ工具についてるケーブルストリッパーや、カッター機能は役に立たないものと思って間違いないです。むしろ、電工バケツの中で指を怪我する危険性が増す程度のものですw
以上、ど素人の自作マニアによるLANケーブル用のRJ45コネクタかしめ工具のレビューでした。なお、Amazonで今買うなら下の商品がオススメです。1の垂直方向にかしめるLD-TL8が記事の時点(12月29日修正2010年3月22日修正)では5,013円でした。現在はちなみに2の水平方向にかしめるLD-KKTRは3,224円でした。この価格差をどう判断するかはそれぞれかと思います。長くなりましたが以上となります。
ケーブルは入手の容易なCat5eを使っています。プロなら線材のお店で買うんでしょうが、ここは電器店で売っているELECOM製のケーブルとコネクタでやってみました。
かしめ工具といっても構造には違いがあり大きく3種類です。前回も書きましたが、1.垂直に圧着することでバラつきをなくすもの、2.水平に圧着しながらも金具が動くことでなるべくバラつきをなくすもの、3.水平に圧着する時に特別な処理がされない簡易なタイプの3種類です。
1の代表格は以前も取り上げたELECOMのLD-KKTP2ですね。垂直方向にかしめるため仕上げのバラつきがありません。ただ、RJ45のコネクタをかしめ工具に差し込むのには爪を押さえるなどちょっとした手間がいります。ラチェットもついているので圧着ミスはほとんどないです。定価で1万円ほどです。サンワサプライからもLAN-TL8の名称で売られています。家1軒分のLANケーブルを自作するとかそんな方はこれを買っておけば安心かと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/6e/54507a2ecb5533077af6b226c424ffbc.jpg)
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2はELECOMでいえばLD-KKTA、サンワサプライでいえばHT-568Rに相当します。こんなものはどこかのOEMなので名称以外はいっしょみたいですねwこちらは、RJ45に加えてRJ11も圧着することができます。定価は8,000円程度です。垂直方向にかしめる工具と比べるとカッチリ感はやや劣ります。もっとも俺のやり方が悪いのかもですが・・・RJ11についてはほとんど使うことはないかと思いますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/44/1b7b2b35ccbc6662cd11034a609449e7.jpg)
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3はあえて購入してません。ELECOMだとLD-KKTA2、サンワサプライだとLAN-TL6に相当します。使った感じはラチェットがないので圧着されたかどうかがわかりません。また、妙に力が必要だったりします・・・定価は4,000円から980円ぐらいまでで非常に安価ですが工具としての精度が値段相応にイマイチで、こんなもん使って作ったコネクタはあんまり信用できません。俺の仕事は専門がLANや通信工事じゃないのでこのあたりはサービスみたいなものです。工具も自前が中心なのでこの手のタイプのものを使用する同僚もいますが圧着ミスは多いです。
そして、工具に妥協はしたくない人へのオススメを1つあげておきます。PANDUITのMPT5-8Aです。見てのとおり垂直方向にかしめる方式ですが、コネクタをさしこむ際にかしめ部分全体がスライドしているので容易に差し込むことができ、作業性が大きく向上しています。また、一度触ったらわかるほどメカニカルな動きが気持ちいいです。欠点は実売価格で15,000円程度することと、入手性が悪いことです。
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なお、かしめ工具についてるケーブルストリッパーや、カッター機能は役に立たないものと思って間違いないです。むしろ、電工バケツの中で指を怪我する危険性が増す程度のものですw
以上、ど素人の自作マニアによるLANケーブル用のRJ45コネクタかしめ工具のレビューでした。なお、Amazonで今買うなら下の商品がオススメです。1の垂直方向にかしめるLD-TL8が記事の時点(
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