あまり日本で生活していると分からないが
世の中にある様々な言葉は消えようとしている。
大きな理由は、その言葉を話す人がいなくなるからだ。
日本で言えばアイヌ語も、その消えようとしている言語の一つになっている。
では、生物ではどうだろうか。
原因は隕石の衝突という可能性がもっとも高い恐竜の絶滅は6600万年に起きた。
そのときには約70%の生物が絶滅したと言われている。
大絶滅の時期は実はその恐竜の絶滅時期を含めて5回あったといわれており
殆どが80%以上の生物が絶滅していたとのことだ。
今はアルマゲドンよろしく、人類が滅びるのではという議論が目立つ。
しかし、人類が地球上で活動の支配権をえた昨今、生物の絶滅速度が加速しているというのだ。
それも過去最高のペースだと言われる。
これは脊椎動物でいえば、114倍の速度で生物が絶滅していると言うのだ。
先に過去大きな絶滅期が5回あったと述べた。
そして今は6回目を時間をかけて進めているのだ。
生物が絶滅する上で気象の異常や隕石の衝突などの外的な要因がすぐには思いつく。
人類の森林伐採など多少影響はあるか、と思っていた認識は誤っていた。
人類の活動は、生物の絶滅を過去の歴史上最速で加速させている。
種の入れ替わりより存続が地球にとって良いことであるという視点にたてば
これは非常に重要な事実であるととらえなければならない。
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