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成人期になって自閉症スペクトラムと診断された方のアセスメントに対するポイントについて書いています。その1・その1・その3・その4
● 成人期はハビリテーション・プログラムが重要
成人期の自閉症スペクトラム方のアセスメントの目的は、、
ハビリテーション・プログラムです。
リハビリテーションが失ったスキルをもとにもどすことが中心になるのに対して、ハビリテーション・プログラム(IHP)は、
『今持っているスキル・能力で生活づくりをしていく』
です。

上の図のように、年齢が若い時は、TEACCHで言う『芽生え反応』つまりもう少しでできるようになるスキル・能力、部分的にできるスキル・能力を課題にする割合が多くなります。
しかし、成人期に向けて、そして高齢になっていく中で、『芽生え反応』よりも『できているスキル・能力』を活用し、さらに様々な場面で般化することが大切になります。
● 成人期のIHPを意識したアセスメント
まとめますと、IHP(個別のハビリテーション・プログラム)を意識したアセスメントは以下のポイントを念頭におく必要があります。
・芽生え反応よりも、できている部分に着目する
・様々な場面での般化の進み方をアセスメントする
持っているスキルを確認するだけではなく、それがどのように般化しているかをアセスメントすることが大切です。
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