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自閉症・発達障害をもつ幼児のスタートセッション、スタートのイン フォーマルアセスメントに関して書いています。 その1 その2 その3
前回、構造化を入れたアセスメントについて書きました。
ただ、アセスメントに構造化を入れる時には注意が必要です。
それは、過剰な構造化をアセスメントに入れると、本来、自立できる部分が見えなくなる可能性があるからです。(下記の図を見てください)

本来自立できる部分まで構造化を入れると、その自立をアセスメントできません。
それは、自立の芽、可能性をつまんでしまうことにもつながります。
構造化を入れたアセスメントにはメリットがありますが、その構造化は過剰でない適切なアセスメントが必要です。
しかし、現場では構造化されたアセスメントをします。
スタートセッションのでもインフォーマルアセスメントでも、ステップ1の段階で容器を使用したりして少しずつ構造化をいれます。
ステップ2という段階では構造化を入れたアセスメントを中心に実施します。
例えば、一体型の設定の中で、本人の理解などをアセスメントします。
構造化されたアセスメントには以外の目的とメリットがあります。
● 整理統合された設定でアセスメントしたい内容だけを見る
● 環境や状況に左右されない本人の能力、スキルをみる
● 構造化のない設定と構造化かされた設定の違いをみる→保護者とその構造化の必要性を共有できる
などがあります。
大切なのは、何をアセスメントするかです。その目的に合わせて、アセスメントに構造化を取り入れる場合があります。
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