自閉症児・者の親御さんが本人のことを意識している時間は24時間です。
日中活動の場所に行っている間も意識してないことはないのです。
(それは息子ができてわかりました。保育園にあずけてもいつも気になります。)
ある親さんから先日以下のような内容をお聞きして大変大きな気づきになりました。
「本人が様々なことに時間がかかって(例えばお風呂)いて、
それがあまり良くないことはわかる。
専門家の先生から、
『観察してください。こうすればうまくいく。』
と言われるのもわかる。
でも、親は24時間意識、多くの時間をその子と過ごす、
気が休まることはない。
その状況で、だめなことだとわかっても、
そのかかっている時間、一瞬その時間が気が休まる時間になることもある。
それは理屈ではなく、親は常に意識しなければならない。
そんなことを専門家に知ってほしい」
私はこれからも親さんに必要な支援を伝えるでしょう。
でも、親さんがいつも気が休まらない状態で、
私たちの話を聞いていることは意識する必要があります。
例えば以下のような工夫がいります。
・家庭のスタイルを重視する
・親さんのニーズからスタートする
・たくさんの課題ではなく1つの課題からスタートする
・期間やプロセスを伝える(何をどのくらい続けてほしいか)
・支援者がやっている部分を提示する(視覚化、VTRなど)
・できないことではなく、できる部分で進める。
大切なのは、相手の気持ちになって関わることです。
「お母さんの言うとおり、お母さんは正しい」ではなく。
「お母さんは、今はこう考えているですよね。」
からスタートする。
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