ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


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「理解している」というアセスメントで書いたように。(こちら


「理解している」を判断することは結構、難しい。

実は、同じくらい「理解していない」と判断することも結構、難しい。


簡単に言うと、反応=理解ではないからです。

理解はインプット、反応はアウトプット

インプットできて理解できていても、

アウトプットができない場合があるからです。

よく知りませんが英語の勉強がそうですかね。


理解できてても、答えられない。

理解できてても、行動できない。


その時、支援者は「理解できない」と評価する。

しかし、その答えは間違い。

理解してても反応できていないだけのかもしれないと、安易に判断しない、詳細なアセスメントが必要になる。


2つの判断の難しさ、

「理解している」を判断すること

「理解していない」を判断すること


私たちは理解について多角的にアセスメントすることが重要です。

自閉症・発達障害者のおいては、学習様式、理解の違いから、より多角的なアセスメントが必要です。

それについては以下の記事を再登校しましたので見てください。

理解できない理由について


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(余談だが・・・)
私の弟子や部下たちは本当に嫌な思いをしたと思う。

「理解してます」というと、
「それは本当?どう理解しているの?」と言われ。

「理解していない」というと、
「どうしてそう言える?どう理解してないの?」

めんどくさいだろうなぁ~。


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(この記事は以前の記事の再投稿)

本人が様々な行動ができない状態になる要因は様々だと思います。

*興味がないというのもあるかもしれません。(対策としては興味を設定する。)



*その行動や注目しなくてはいけない部分に注目が向いていない。気づいていないということもあります。(対応としては注目できる状況を設定する)



*注目も意識も向かっているけど、情報の意味がつかめないのかもしれません。(対応としては本人にわかるタイプの情報を提示する)



*注目でき意味を理解できるけど、情報量が多すぎて情報をつかむことができないかもしれません。(対策としては1回の情報量を少なくしたり、上から見るなどのシステムを活用する)

*情報をキャッチしていても情報を整理が困難なのかもしれません。(対策としては情報に優先順位をつけ、整理して提示する)

*注目もしてる、意味もわかる、しかし時間がかかっているだけかもしれません。(対策としては、リズム、理解のスピードを保障する)

等など・・・

本人たちが遂行理解できない理由は様々です。



+理解に関する記事はこちら>>>受容コミュニケーション/CONTENTS


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