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ニオイスミレ

 スミレ科スミレ属の「ニオイスミレ(匂菫)」。ヨーロッパ西部~西アジア原産でヨーロッパでは香料を採るために昔から栽培されていた品種で、英名は “Sweet Violet”。 モーツァルトの歌曲に 『すみれ』 ト短調K476があるが、このスミレはニオイスミレのことで、ゲーテの詩に曲を付けたもの。モーツァルトがこの曲を作ったのは1785年のことだがこの時期は最も脂が乗っていた時期であり、私は同時期のピアノ協奏曲第20番(K466)や第21番(K467)を好んで聴いている。これは東京薬科大学で育てられているもの。

『すみれ』作詞:Johann Wolfgang Von Goethe
作曲:Wolfgang Amadeus Mozart 訳詞:乙骨三郎 
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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イロハカエデ・6~芽吹き

 秋の紅葉が美しい「イロハカエデ(伊呂波楓)」だが、春の芽吹きもまた美しい。若葉はまだ葉緑素の生成が追いつかず、ヤマザクラやベニカナメモチなどのよう赤い葉になるものは多い。この赤い若葉も少しずつ緑色になり、鮮やかな葉色になっていく。イロハカエデはムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木。
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