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キショウブ

 せせらぎ緑道で勢力を拡げている「キショウブ(黄菖蒲)」。アヤメ科アヤメ属の多年草でヨーロッパ原産。日本で昔から栽培されているハナショウブには黄色系の花が無く、明治時代に観賞用に渡来した。しかしその後、各地で野生化してしまったため “特定外来生物” の一歩手前の “要注意外来生物” に指定されている。
 さて黄色系の花が無いと言えば、以前、 “黄色いアサガオは無いが、江戸時代には存在した。” ということをミステリー仕立てにした東野圭吾著の 『夢幻花』(2013年度柴田練三郎賞受賞)を紹介した。その時はまだ単行本しか出ていなかったが、最近文庫本(PHP文芸文庫)になったので改めて紹介。東野作品らしいストーリ展開で引き込まれること間違いない。
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マルバウツギ

 首都大学北側の学生寮脇に咲いている「マルバウツギ(丸葉空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)ウツギ属の落葉低木で、ウツギの細長い葉に比べてやや丸みを帯びた葉のためにその名が付けられている。花径は1.5センチほどで、花盤のオレンジ色が特徴。花はすでに終わり掛けになってしまったが、ここにあるのを初めて知った。来年は咲き始めを撮るようにしよう。
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