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ギョウジャニンニク・2~花

 先日は葉の様子だったが、次は花の様子。「ギョウジャニンニク(行者大蒜)」はヒガンバナ科(←ネギ科←ユリ科)ネギ属の多年草で、茎の先端に球状の散形花序を付ける。花序の直径は5センチほどで、小花には6枚の花被片がある。
 さて先日、ギョウジャニンニクとイヌサフランを間違えて食中毒死の事故があったことに触れたが、今度は、5月6日に長野県伊那市の小学校で、スイセンとノビルを間違えて食べて、女性教師と小学2年生10人が嘔吐するなどの食中毒事故が起こった。校庭にノビルとスイセンが混生しており、女性教師は 『去年も校庭のノビルを食べて何ともなかった。食べる前にひとつひとつ確認しなかった。』 とコメントしたとのこと。ノビルを食べさせるのは自然に触れる機会として良いことだが、教師としては残念ながら注意力が欠如していた。当地でノビルが咲くのは5月下旬頃からだが、花を見れば一目瞭然。
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スズラン・2~せせらぎ緑道

 せせらぎ緑道の道端に咲く「スズラン(鈴蘭)」。キジカクシ科(←ユリ科)スズラン属の多年草で、東北、北海道や本州の高山地帯に生育する。観賞用に暖地でも多く栽培されていて、これは「ドイツスズラン」と呼ばれる園芸品種のようだ。可愛い花だが全草に毒があり、過去にスズランを活けた水を飲んで死亡したという事故が起こっている。
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