イロハカエデ・9~若葉

 今年は芽吹きの様子を注目しているが、これは「イロハカエデ(伊呂波楓)」の若葉。「イロハモミジ(伊呂波紅葉)」とも呼ばれるが、もともと “モミジ” とは、秋に草木が黄色や赤色に変わることを表わす動詞の ”もみづ” が名詞化したもので、ここではイロハカエデという言い方にしている。もちろんイロハモミジと呼んでも間違いではない。
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ソメイヨシノ・5~親

 東京都心では満開宣言となった「ソメイヨシノ(染井吉野)」。どこかの会社の新入社員の初仕事が花見の場所取りというのは、何とも平和な世の中。我が家の長男も4月から社会人の仲間入りだが、初仕事はまさか場所取りではないだろう。
 写真の花は庭の小さな樹で、靖国神社から遅れること5日の3月25日に開花。ちょうどその日は大学の卒業式だったが、生憎の雨模様で写真が撮れなかった。今日は五分咲きといったところ。
 ところで先日、ソメイヨシノの “両親” が判明したとのニュース。何でも 『ソメイヨシノはその遺伝子の解析により、オオシマザクラとコマツオトメの交配で生み出された可能性が高い。これは千葉大や静岡大などの研究チームが日本育種学会で発表する。』 とのこと。
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ユスラウメ・2~開花

 バラ科サクラ属の「ユスラウメ(山桜梅)」。この花は去年知ったが、その実ができるのをすっかり忘れていた。サクランボのような甘酸っぱい実を今年は何とか味わってみたい。これは鑓水中学校付近の道端の樹。
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ベニバナユキヤナギ

 名前を聞いた時は、どんな色なのか興味津々だったが、花はやはり白かった「ベニバナユキヤナギ(紅花雪柳)」。蕾はとても綺麗な紅色で、普通のユキヤナギとは雰囲気が違う。バラ科シモツケ属の落葉低木で、「ピンクユキヤナギ」とも呼ばれる園芸品種。真っ白なユキヤナギが咲き誇るさまは見応えがあるが、このベニバナユキヤナギもなかなかの趣。
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