ハナイバナ・3~石垣

 道端にある雑草だが、こんな小さな花を見つけると嬉しくなってしまう。石垣の隙間からヒョロリと顔を見せているのは「ハナイバナ(葉内花)」。以前も触れたが、名前の初めの2文字は “花” ではない。葉っぱの間に花があるので、 “葉+内+花”。 ムラサキ科の一年草(または二年草)で、花の形は同じムラサキ科のワスレナグサやキウリグサにそっくり。
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フラサバソウ

 オオイヌノフグリのような花だが、何となく様子が違う。近づいて良く見ると毛むくじゃらで、これは「フラサバソウ」。ゴマノハグサ科クワガタソウ属で、オオイヌノフグリと同じ仲間。面白い名前だが、これはフランスの植物学者のフランシェとサヴァチェを合わせたとのこと。果実を見たことが無いので、図鑑の写真を見ると、オオイヌノフグリの “フグリ” とは少し違う。やはり今度きちんと実物を確認しておこう。
 (その後、花と実を撮り直したのがこの写真。オオイヌノフグリの実の形とはずいぶん違う。)
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クロモジ・8~雌花

 雄花を見つけた後はやはり雌花も確認しておかなければならない。「クロモジ(黒文字)」の雌花を見ると中央に1個の雌蕊。その周りの雄蕊は退化しているように見え、また雄花に比べて花の付き方が少ない。
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