オオイヌノフグリ・4~群生

 暖かさが増して、今までちらりほらりと咲いていたのがあちこちで大群生になっている。これは鑓水公園の「オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)」。ファインダーを覗くのに這いつくばったお陰で、ピントが甘い。
 ところで去年の春先、この公園にかなり音痴なウグイスがいた。きちんと 『ホーホケキョ!』 と鳴けずに、 『ホーホケキョキョキョ!』 と語尾が余計。夏になっても上手く鳴けず、いつまで経っても 『ホーホケキョキョキョ!』。 さあ今年は、どんな鳴き声が聞けるだろう。
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カタバミ・3~道端

 4月になればどこでも見られる雑草だが、この時期に見つけると嬉しくてついシャッターを押してしまう。これは小山内裏公園前の道路脇で見つけた「カタバミ(傍食・酢漿草)」。カタバミ科カタバミ属の多年草。葉の一箇所が何かに食べられたように欠けているから “片喰み”。 或いは片葉が三つで “片葉三” ともある。植物観察を始めるまでは、このカタバミの葉とクローバーの葉を同じものだと思っていた。この葉は夜になると行儀よくきちんとたたまれる。そこでついた別名が「スズメノハカマ(雀の袴)」。
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オランダミミナグサ・2~道端

 見つけた時になかなか名前を思い出せなかった野草。 『確かこれは、あの~、その~ 』 と言うことで、これは「オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)」。去年覚えたはずだが、冬の間に野草の名前をずいぶん忘れてしまっている。また頑張って覚えていこう。オランダミミナグサは葉の形がネズミの耳に似ているので、 “ミミ” の名前がついている。明治時代に日本に入ってきた帰化植物だが、花柄が長いミミナグサははるか以前の帰化植物とのことだ。
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