ハクモクレン・10~見頃

 一昨年の見頃は4月第一週で、去年の見頃は3月最終週。そして今年は3月上旬にもう見頃を迎えてしまった。「ハクモクレン(白木蓮)」並木になるこの道は、知る人ぞ知る、知らない人は当然知らない、この界隈のプチ名所。このブログでは勝手に “ハクモクレン横丁” と呼んで、ハクモクレンという高貴なイメージと、横丁という庶民的な響きのアンバランスを楽しんでいるが、お近くにお住まいの方はもっと洒落た名前をつけているに違いない。モクレン科モクレン属のハクモクレンは中国原産。花弁は6枚で、花弁と同じような萼片が3枚。なかなか豪華な花になる。
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コブシ・9~花

 あの “北国の春” を聞いて「コブシ(辛夷)」の名前を知ったが、実物を認識したのはこの街に住み始めてから。毛皮にくるまれ厳しい冬を過ごし、今の季節に真っ白い花を咲かせるさまは、春のすがすがしさを感じさせてくれる。ハクモクレンとの違いは、冬芽の向きや大きさでわかるが、花が咲くとコブシには小さな葉が確認できる。
 
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