ムラサキケマン・2~名前

 東京薬科大の草むらで見つけた「ムラサキケマン(紫華鬘)」。ケシ科キケマン属の一年草(越年草)。このあと細長いサヤの実ができるが、去年は見逃していた。さて “華鬘” は、花の輪を形どった装飾品で、のちに仏具として寺院の中や仏様の装飾品になったもの。この花の形とはずいぶん違うが、賑やかに咲いている姿が、装飾品に繋がったのだろう。
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ヒサカキ・11~雌花

 花を見つけるたびに雌雄を確認するようになったのは、職業病ならぬ一種の “趣味病”。 これは首都大学の雑木林に咲く「ヒサカキ(姫榊)」の雌花。中心にある雌蕊の先は3つに割れている。このあとできる果実は黒く熟し、次の年の花の時期まで残っていることが多い。ヒサカキはツバキ科ヒサカキ属の常緑樹で雌雄異株。
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