同僚の中国人が言っていたのですが,現代中国語の熟語の8割は日本製だとか。
8割というのはちょっと大袈裟じゃないかなあと思うのですが,彼の専攻の法律関係の言葉は,優に8割を超えているらしい。
中国が,古代文明の眠りから醒めていなかった19世紀,いち早く近代文明に晒された日本は,ヨーロッパの近代的な概念を,漢文の知識を利用して,次々に漢字語に翻訳していった。
それを,中国や韓国が輸入したのですね。
幕末から明治の知識人は偉い!
ところで,4月1日はエイプリルフール。これを日本の先達はどう訳したか。
四月馬鹿
なんという情けない訳語でしょうか。
漢文の教養がまったく活かされていない。
ちなみに,中国語は愚人節,韓国語は万愚節。
こっちのほうがよっぽど工夫があるように思います。
なお,私は4月1日に48歳になりました。当日言っても信じてもらえないので,翌日に書きました。
8割というのはちょっと大袈裟じゃないかなあと思うのですが,彼の専攻の法律関係の言葉は,優に8割を超えているらしい。
中国が,古代文明の眠りから醒めていなかった19世紀,いち早く近代文明に晒された日本は,ヨーロッパの近代的な概念を,漢文の知識を利用して,次々に漢字語に翻訳していった。
それを,中国や韓国が輸入したのですね。
幕末から明治の知識人は偉い!
ところで,4月1日はエイプリルフール。これを日本の先達はどう訳したか。
四月馬鹿
なんという情けない訳語でしょうか。
漢文の教養がまったく活かされていない。
ちなみに,中国語は愚人節,韓国語は万愚節。
こっちのほうがよっぽど工夫があるように思います。
なお,私は4月1日に48歳になりました。当日言っても信じてもらえないので,翌日に書きました。
品行方正な【犬鍋】さんには、無縁のことですが、
40数年まえ、上司の<オコナイ>をみて、
【48歳の抵抗】
などと評したことがありました。
益々のご奮闘を!
敗戦直後八路軍の捕虜になり、朝鮮動乱後復員した昔の上司から聞いたハナシですが。
毛沢東シナ共産党が、蒋介石<中華民国>をシナ大陸から台湾に追い落とし、新政権樹立を機に、国号制定の議論をした折のハナシだそうです。(真偽不明)
新国号案には、
中華・社会主義共和国連邦、
中華・人民社会主義共和国、
などがあったそうですが、
<社会主義><人民><共和国><連邦>
いずれも日本製漢字語!
毛沢東は、この案を見て烈火の如く怒り、即座に発案者・提案部署全員を、見せしめに、総ての<毛>を剃り、丸坊主にしたそうです。
然し結論は、日本語に<完全屈服>。
発案者等は<毛>が生え揃ってから、名誉回復・復権したとのことです。
犬鍋さんの時代では学校は自動的に早生まれ扱いですよね。
今は選べると聞きましたが、小さい時は級友と
ほとんど1歳違うわけですから苦労したのでは?
話は全然違いますがどこにコメント入れていいかわからなかったのでここに。
先日新聞で「対人行動の日韓対照研究」なる本の紹介を読んで興味を持ちました。
近所の図書館に買わさせて読もうと思ってます(笑)。
翻訳した国学者の偉いところは外来用語を『漢字を使って』翻訳した事でしょう。おかげで漢字文化圏(日本、支那、朝鮮、ベトナム及び華僑社会)ではちゃんと意味が通じたんですな。
戦後の日本はこのイニシアティブ的役割から降板し、外来語を日本人向けの為だけに単純にカタカナで読む事にしたもんで、オジサン意味がわからない外来語が結構あります。
キムチ臭い国では『大統領』という言葉が気に入らない様ですが、いっその事北と同じく『首領様』にしたらどうでしょう?
この題名で句集を出している俳人もいらっしゃいますし、れっきとした日本語ですよ。
そういえば,韓国語では「品行方正」という熟語は使わないですね。
ご参考に,「中国語の中の日本語」陳 生保
http://web.archive.org/web/20040307195424/http://www.nichibun.ac.jp/text/fn91.html
幼稚園のとき,3段ロッカーのいちばん上をあてがわれて,背が届かなくて,いちばん下の園児ととりかえてもらいました。
>対人行動の日韓対照研究
書名は忘れましたが,日韓中生活文化事典のようなものを読んだことがあります。
日韓は「酒の上の粗相は大目に見る」が,中台では軽蔑される,というのが印象に残っています。
今日のブログでフォローさせていただきました。