
朝ドラ「あんぱん」を見ていて、急にあんぱんが食べたくなりました。
あんぱんを発明したのは「木村屋」。ドラマの中では、主人公の柳井嵩が東京・銀座で食べたあんぱんが「美村屋」のあんぱん。「木村屋」がモデルなんでしょう。
池袋で飲み会があった日の昼、銀座の木村屋に行きました。
銀座に行くのは約10か月ぶり。
銀座の二つのライオン
有楽町線銀座1丁目駅から地上に出ると、4丁目の交差点までは徒歩5分ほど。
4丁目の交差点は、三越銀座店、服部時計店、鳩居堂などがあり、日本一地価が高い場所。
服部時計店と山野楽器の間に木村屋総本店があります。
出がけに妻から、
「私、こし餡よりつぶ餡が好きだから、つぶ餡のを買ってきて」
と言われました。私はこし餡とかつぶ餡にこだわりはありません。
服部時計店から午後4時の鐘が響いたとき、ちょうど木村屋に着きました。ビルの1階の売り場は人でごった返していました。外国人の姿が目立つのは、円安・インバウンドの影響でしょう。
行列はあまり統制されておらず、無秩序な人だかりになっています。横入りが得意なアジアの観光客に目をひそめながら並びます。
遠目にメニュー(?)を見ると、8種類ぐらいあるあんぱんのうち、すでに二つが売り切れ。
定番の桜あんぱんと、妻の好きなつぶ餡の小倉あんぱんが品切れでした。
待っている間に、もう1種類も品切れに。
順番が回ってきたとき、残っているのは5種類。その中から、けしあんぱん(こし餡)、白あんぱん、うぐいすぱんを買いました。
閉店時にはたぶん完売するんでしょう。
でも1個の単価が230円(種類によって~280円)だから、売り上げはたかが知れています。
日本一公示地価が高い「山野楽器銀座本店」と、日本一路線価が高い「鳩居堂」前に挟まれた店舗ですから、固定資産税が払えるのかどうか。(公示地価と路線価の違いはよくわかりません)

たぶん、銀座の本店は「広告塔」としての役割が大きいんでしょう。
3種のあんぱんは、翌日の朝ご飯になりました。おいしかったです。

左から白あんぱん、うぐいすぱん、けしあんぱん
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