週末に妻が大阪に来ました。
なんでも、娘たちと海外旅行に行くのに、東京出発便よりも大阪出発便のほうがかなり安いということで、私の家に泊まるということでした。
長女と三女は勤め先の夏休みがフレックスで、二人とも9月にとることにした。それでいっしょにどこか海外に行こうという話がまとまったそうです。それに私の妻も便乗。
「何食べる?」
「焼き肉。前に来たときに行ったあのお店、おいしかったから」
新大阪に「匠」という焼き肉屋さんがあり、豊後牛を出すのですが、とてもおいしくて安い。
「あそこ、分店のほうがおいしいらしいよ」
行ってみると、カウンター席とテーブル席が5つぐらいのこぢんまりしたお店でした。前に行った本店との違いは、本店がガス火だったのに対し、こちらは炭火。
「うちはごはんにもこだわっているので、よろしければどうぞ。ただし、注文があってから炊くので、すこしお時間をいただきます」
確かに、本店が「焼肉食堂 匠」なのに、分店のほうは「大衆肉酒場 こだわり米 匠」で、ごはんへのこだわりが店名にも表れています。
肉は「一頭買い」とのことで、日によって頼める部位が限定されている。「本日のおすすめ」のなかから、霜降り系を二種類。赤身系を一種類。タンとホルモン(小腸)も頼みました。「半人前」という頼み方もできて、二人でいろいろな種類を頼むには「半人前」がちょうどいい。
「ところで、どこ行くの?」
「ムンジャンガンっていうとこらしい。明日本屋に行って調べてみる」
「ムンジャンガン? なんか韓国の川の名前みたいだね。(文章江? 門長江?)」
「インドネシアって聞いたけど、よくわからないわ。まかせきりだから」
なんでも、インドネシアのバリ島の西北端の無人島だそうです。
「ダイビングスポットなんですって」
「でも、お前、ダイビングなんてできないだろ?」
「私は海岸で見てるわ」
肉はどれも絶品。好みによって、タレ、塩、わさび醤油でいただきます。肉の質は本店と同じということですが、炭火の威力か、本店よりも美味しい気がします。
「まだ食べられるよね」
そしてごはん。一つずつ、小さな釜で出てきます。米は北海道のゆめぴりかと京都のお米を、その日の天候などによって最適の比率でブレンドするんだとか。
「ごはんには、「すきやき」がいちばん合いますよ」
「じゃ、それお願いします」
でてきたのは、霜降り系の肉を極薄にスライスした肉。それに卵のたれが別の小鉢に出てきます。肉を包んでご飯を食べたあと、残ったたれをかけて「卵かけごはん」にするのが最高です。
ビールもそれなりに飲んで、二人で8000円ほど、というのはリーズナブルです。
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