この3月に小学館から出た『プログレッシブ インドネシア語辞典』を入手しました。
同じ小学館から出ている『朝鮮語辞典』と同等の辞典を期待していましたが、やや期待はずれ。
たとえばページ数は、朝鮮語が2千ページを越えるのに対し、インドネシア語は千ページちょっと。収録語数は朝鮮語が11万語にのぼるのに対し、インドネシア語は3万3千項目。また見出し語には、接頭辞つきの動詞を含んでいるので、実際の収録語数はこれをかなり下回ります。
もっとも価格もほぼ半額ですが。
とはいえ、これまでは単語集レベルの辞典しかありませんでしたので、本格的な辞典の出現は画期的です。
特に、接頭辞をつけたままで引けるのがすばらしい。
接頭辞によっては、語幹の最初の文字が変化するので、初学者にとっては、語幹を特定するのが難しい。接頭辞つきの語を引くことができるというのはとてもありがたいことなのです。辞書の説明によれば、接頭辞つきの語を見出し語に立てたのは「世界初」なんだそうです。
3万3千という語数も、初学者にとっては充分で、インドネシアの児童書を読むためにこの辞書を使ってみましたが、すべての単語を辞書に見出すことができました。
これまで、辞書代わりに使っていた単語集では、ちょっとした本を読むのでも、出ていない単語がたくさんあって、いらいらさせられたものですが、そのようなストレスがなくなりました。
また、単語集とは違い、一つの項目に、たくさんの意味が載っている(辞書なら当たり前ですね)ので、的確な意味を探すことができます。
これで、インドネシア語の学習をスムーズに進めることができそうです。
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