図版:JETプログラムHRより
ALT(英語補助教員)については、以前書いたことがあります。
ALTという仕事①
このたびD(三女の夫)がALTになったので、これを機会にALTについて詳しく調べてみました。
ALT(Assistant Language Teacher)は、直訳すると「外国語指導助手」で、日本の学校の英語の授業で補助教員として働く外国人のこと。
ALTは、1987年に政府がJETプログラムを創設したとき、文部科学省によって作られた造語だそうです。
共愛学園前橋国際大学論集№21(2021年3月)に、園田敦子「ALTの現状について、雇用形態別にみる ALT の実態―ALT の属性および学校との関わり方の分析― 」という論文(リンク)がありました。上智大学が2017年に実施した「小学校・中学校・高等学校に勤務する ALT を対象にした大規模アンケート」の報告書に依拠した論文です。
それによれば、ALTには3つの雇用形態があり、一つは上記のJETプログラム、もう一つは民間の派遣会社による雇用、そして地方自治体(教育委員会)の直接雇用です。
その比率は、以下の通り。
※「純計」は兼務の重複を調整した人数なので総計と合わない。
「その他」は留学生や英語が堪能な日本人等、地域人材の活用。
当初、ALTは中学や高校で教える補助教員でしたが、2011年に小学校5、6年生、2020年からは小学校3、4年生に英語の授業が行われるようになり、最近は小学校で教えるALTが最も多くなっています。複数校を兼務するALTもいるようです。
雇用形態別では、高校を除き民間雇用が最も多い。
Dは直接雇用なので、少数派ですね。
ALTという仕事①
このたびD(三女の夫)がALTになったので、これを機会にALTについて詳しく調べてみました。
ALT(Assistant Language Teacher)は、直訳すると「外国語指導助手」で、日本の学校の英語の授業で補助教員として働く外国人のこと。
ALTは、1987年に政府がJETプログラムを創設したとき、文部科学省によって作られた造語だそうです。
共愛学園前橋国際大学論集№21(2021年3月)に、園田敦子「ALTの現状について、雇用形態別にみる ALT の実態―ALT の属性および学校との関わり方の分析― 」という論文(リンク)がありました。上智大学が2017年に実施した「小学校・中学校・高等学校に勤務する ALT を対象にした大規模アンケート」の報告書に依拠した論文です。
それによれば、ALTには3つの雇用形態があり、一つは上記のJETプログラム、もう一つは民間の派遣会社による雇用、そして地方自治体(教育委員会)の直接雇用です。
その比率は、以下の通り。
※「純計」は兼務の重複を調整した人数なので総計と合わない。
「その他」は留学生や英語が堪能な日本人等、地域人材の活用。
当初、ALTは中学や高校で教える補助教員でしたが、2011年に小学校5、6年生、2020年からは小学校3、4年生に英語の授業が行われるようになり、最近は小学校で教えるALTが最も多くなっています。複数校を兼務するALTもいるようです。
雇用形態別では、高校を除き民間雇用が最も多い。
Dは直接雇用なので、少数派ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます