日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

マラソン・福士加代子選手にかけて 新展開を思う

2011-10-04 08:44:05 | ふさおまき(オス)日記

毎朝、新聞を読むのが習慣だし欠かせない楽しみです。

小さな社会の窓といったら、まるで引退後のような物言いですが、

自分の仕事や身の回りだけでは、やはり限られた世界しかわかりません。

だから、福士加代子選手、というと話が飛びすぎか。

やはり噺の枕作りにはテクニックと、さらなる教養が必要だなあ。

 

福士選手は、陸上をたしなむものなら知らない人はいない、当代一流の長距離ランナーです。

5000メートルとハーフマラソンの日本記録保持者、というステータスももってらっしゃいます。

世界選手権やオリンピックにも出場し、やや自信過剰とも見える記者会見でのアピールや、

レース後の勝利インタビューで人を食ったような話し方で、自分を大きく見せるスタイルが、

なかなか日本のスポーツ女子選手には見当たらないパワーがあって、頼もしく好もしく

感じておりました。

ただ、あまりにもファンには意外で、きっと本人がもっとも当惑しただろう事が、

4年前の2008年大阪国際女子マラソン。前半は日本記録を上回るペースで、

まさにトラックの女王の風格と勇姿で大阪の街を駆け抜けながら、

後半は、転倒し、這い蹲るようにして、歩を刻むことでしかゴールを目指すことが

できなかった、初参加のマラソンでした。

その福士さんが、10月9日のシカゴマラソンに出場するといいます。

しかも新聞記事によると「2時間20分に挑戦し、マラソンでの能力を試したい。

来年のロンドン五輪のマラソンへ向けた準備の始まりになる。」

と語ったそうです。

新展開の挑戦する姿を知る、朝から嬉しいニュースです。

 

同じく、スポーツ面。

マリア・シャラポワの情報。

東レ・パンパシフィックで来日した彼女は、しゃぶしゃぶを箸でつまむ様子を

フェイスブックに書き込んだそうです。

すると、世界各地から「しゃぶしゃぶって何?」という反応が。

記事はこう締めくくります。

”(シャラポワの)発信力は絶大。和牛の風評被害を払拭する意味でも、

シャラポワの功績は小さくない。”

原発被害からの、ある一面での新展開。そう読み解けるのか。なるほどふむふむ。

 

最後に折り込み広告でも、新展開。QUALITAと大事が入った、

水上コテージの夕景が美しく映える、上質紙の広告が入っていました。

キャッチコピーは”この秋、人に話したくなる旅”とややアピールにかけますが、上品です。

で、何々・・・最下段にこう書いてあります。

「QUALITAは従来のパッケージツアーで実現できなかった、こだわりを商品化するために

創案した H.I.S.がプロデュースする100%出資の新しいブランドです」

わかりやすい、市場の新規開拓ということですね。

 

なんとなく停滞感が世の中にあるからでしょうか、

私自身がこういう、新しい展開への情報を欲しているのだと妙に納得する朝でした。