日本の「高齢者3600万人」がいまリアルに後悔している「意外なこと」6つ 「いい人」をやめて、わがままに生きよ (2023/06/20 現代ビジネス)
老年期の生き方に関する作品が次々ベストセラーになる精神科医の和田秀樹さん。
新著『幸齢者』（プレジデント社）を上梓した和田さんは、この一風変わったタイトルに込めた思いについて、次のように語る。
日本では「高齢者」という言葉に、どうしても我慢してつらいイメージがあります。だから、幸せを感じながら後半生を生きる「幸齢者」へと変えていきたいのです──。
高齢者の6つの後悔
多くの高齢者と関わってきて、感じていることが1つあります。それは、「後悔」している人がたくさんいる、ということです。その人たちの後悔は、おおむね以下6つにまとめられます。
1.もっと好きなことをしておけばよかった。
2.いろいろ経験しておけばよかった。
3.自分を殺して他人に尽くしすぎなければよかった。
4.周りにもっと自分の気持ちを伝えておけばよかった。
5.お金の心配をしすぎなければよかった。
6.医者の言うことを聞きすぎなければよかった。
実践している事柄
1 好きなことをする
⇒コンサートを楽しむ
現役時代は、年に1回のコンサート
多忙だったし、道東勤務
札幌市近郊の勤務でなかった
リタイア後は、年に12回以上のコンサートを目標にしている
コンサートが1番金銭の負担が大きい趣味
リタイア後
2013年度(59)8回 チケット103060 ホテル34620 計137680
2014年度(60)10回 チケット130293 ホテル79560 計209853
2015年度(61)14回 チケット201109 ホテル91400 計292509
2016年度(62)17回 チケット171494 ホテル126200 計297994
2017年度(63)21回 チケット198506 ホテル127400 計325906
2018年度(64)25回 チケット216752 ホテル156820 計373572
2019年度(65)21回 チケット238096 ホテル160550 計398646
2020年度(66)16回 チケット110475 ホテル97085 計207560
2021年度(67)25回 チケット219060 ホテル162100 計381160
2022年度(68)26回 チケット210640 ホテル193200 計403840
10年 183回 3028720円使用
⇒競馬を楽しむ
認知症防止のため61歳から競馬(G1のみ)を始めた
頭脳を使用するパズル、ゲームに近い
考えて馬券を買う
しかし当たらない
2015年度61歳 19万円使用 167430円回収
2016年度62歳 30万円使用 221670円回収
2017年度63歳 72万円使用 447220円回収
2018年度64歳 36万円使用 284600円回収
2019年度65歳 13万円使用 76340円回収
2020年度66歳 6.5万円使用 73790円回収
2021年度67歳 14.5万円使用 106630円回収
2022年度68歳 9.0万円使用 62830円回収
8年で200万円使用
1440510円回収
559490円損失
1年当たり25万円使用、約18万円回収、約7万円損失
毎月約5833円をJRAに支出
認知症防止の予防代と考えている
タバコ代よりは、安い
認知症に罹患したくない
寝たきりの介護も回避したい
70代でガン疾患で死亡したい
2 いろいろ経験する
⇒ススキノを楽しむ
キャバ、熟女サロンなど、楽しいが資金がいる
47歳以前は、メモを取っていないが…
48歳 平成14年 2002年 001(01) 6000円 斜里
49歳 平成15年 2003年 002-004(03) 18000円 斜里 50歳 平成16年 2004年 005-012(08) 48000円 斜里
51歳 平成17年 2005年 013-021(09) 54000円 斜里
52歳 平成18年 2006年 022-033(12) 72000円 斜里
53歳 平成19年 2007年 034-046(13) 82000円 斜里
54歳 平成20年 2008年 047-055(09) 54000円 斜里
55歳 平成21年 2009年 056-063(08) 48000円 斜里
56歳 平成22年 2010年 064-084(21) 144000円 三笠
57歳 平成23年 2011年 085-109(25) 200000円 三笠
58歳 平成24年 2012年 110-135(26) 208000円 岩見沢
ここまで
135回 合計934000円
リタイア後も認知症防止のためススキノに行く
女性との会話は、ボケ防止になる
59歳 平成25年 2013年 136-167 32回 254000円
60歳 平成26年 2014年 168-210 43回 258000円
61歳 平成27年 2015年 211-258 48回 288000円
62歳 平成28年 2016年 259-337 79回 556500円
63歳 平成29年 2017年 338-409 72回 531000円
64歳 平成30年 2018年 410-466 56回 411900円
65歳 平成31年 2019年 467-497 32回 189700円
66歳 令和02年 2020年 498-505 8回 44000円
67歳 令和03年 2021年 506-511 5回 32000円
68歳 令和04年 2022年 512-532 21回 188000円
10年 396回 2753100円使用
2023年は、30回～40回、30万円～40万円を予想
女性には、勝てない
高く付く生き物
今まで消費した全額 934000円+2753100円=3687100円
記載漏れがあるが、約368万円
女性との会話、遊興は、認知症防止になる
今後、認知症防止のためには、遊興費がいる
3 他人に奉仕する
⇒クラシックを楽しむ会の主催
認知症防止のため60歳から参加、継続しているのがクラシックを楽しむ会
会長が認知症、副会長が死去し、私が継承した
コミセンを予約し、参加者の連絡､月に2回開催している
参加者とクラシック談義
他人との会話は、認知症防止になる
年額3600円、月額300円
1番安い、趣味
4 自分の気持ちを伝える
⇒配偶者に感謝
5 お金の心配をしない
⇒高齢者の餓死者がいない現実、大抵どうにかなる
⇒リタイア後の生活をエンジョイする
⇒子供に残さない方針を取る
⇒計画的に使い切る方向に舵を取る
⇒同調圧力に負けない
6.医者の言うことを聞かない
⇒病院に行かない
⇒健康診断を受けない
⇒薬を服用しない
⇒厚生官僚、製薬会社、医者は、自分等の利益を優先する
⇒生死は、運
生きる運命だと生きる、死ぬ運命だと死ぬ
実父は、38歳でガン疾患で逝去、死ぬ運命だった
私は、現在69歳、生きる運命だった
実父よりも31年も長く生きている、これが運命
運命には、逆らえない
長寿がリスクの時代が到来した
リタイア後の10年で、趣味と娯楽に約640万円消費した
リタイア時に2000万円問題、多分、大丈夫と思う
75歳以後、外出、旅行の機会が減少
車両の維持も必要ない
静かに死に向かって逝く生活
多分80歳まで生きていない
80歳は、厳しい
願望は、74、5歳まで遊びたい
欲を言えば79歳まで
