BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、LPなど⇒断捨離、コンサート、リウマチ・膠原病などのメモ
2 失念防止のためのメモ

【国内感染】新型コロナ 28日 2678人過去最多に(午後6時半) (NHK news 2020年11月28日)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
【国内感染】新型コロナ 28日 2678人過去最多に(午後6時半) (NHK news 2020年11月28日)

28日はこれまでに全国で2678人の感染が発表され1日の発表としては今月21日の2591人を超えて最多となりました。

また、北海道で4人、茨城県で2人の合わせて6人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め14万5496人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて14万6208人となっています。

亡くなった人は国内で感染した人が2102人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて2115人です。

日本は、成功していると感じる私。
 
日本は、感染者数145,496人。(11/28)
米国と桁数が違う。
G20中、17位。
 
日本の死者数は、2115人と少ない。
少ない過ぎ、謎。

道内252人感染、4人死亡 200人以上は3日連続 札幌156人 (北海道新聞 2020/11/28)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
道内252人感染、4人死亡 200人以上は3日連続 札幌156人 (北海道新聞 2020/11/28)

 道などは28日、新たに252人が新型コロナウイルスに感染したほか、70~100歳代の高齢者3人を含む感染者4人が死亡したと発表した。

 札幌市発表分は156人、道は48人、旭川市は34人、小樽市は9人、函館市は5人。道内の感染者は累計8501人(実人数)、死者は184人となった。

 道内の日別の感染者数が200人以上となるのは3日連続で、11月に入って15日目。

 道は感染対策の集中期間を延長し、28日から12月11日まで新たに札幌市全域の接待を伴う飲食店に休業を要請するほか、ススキノ地区の酒類を提供する飲食店に対する営業時間短縮などの要請も12月11日まで継続する。


感染、感染の報道ばかり。
死亡者数が184人と少ない。
少なすぎて、インパクトがない。
メディアの仕事は、扇情的でないとならない。

北海道の人口は537万7782人で、死者数は、184人。
53.7万人当たり18.4人。
5.37万人あたり1.84人。
約5.37万人当たり、約2人の死者数。
約2.68万人当たり、約1人の死者数。
北海道は、全国平均より死亡率が高い。

それでも死ぬ確率は、低い。
ベルギーは、約1000人当たり、1人死亡。
日本は、死亡者数が少ない。
謎。
これだけ低いと、メディアは、困惑。
視聴率に響く。
インパクトがないと、テレビを見てくれない。
感染、感染と煽るしかない。
 
100歳代の高齢者が死亡って、新型コロナウィルスでなくても死ぬ率が高い。

屋内接触減で感染減らせる 「8割おじさん」西浦氏が…(北海道新聞 2020/11/15)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
屋内接触減で感染減らせる 「8割おじさん」西浦氏が道民へメッセージ 遅かった流行対策/皆で助け合いを (北海道新聞 2020/11/15)
 
 道内で新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、政府の感染封じ込め策を先導し「8割おじさん」の異名で知られた元北大教授の西浦博・京大教授(42)=感染症疫学=が、道民へのメッセージを北海道新聞に寄せた。

「繁華街での接触を避けつつ、特に屋内の接触に気をつけることで、遠くない未来に感染者数は減少に転じる」との見通しを示し、実現は「道内で連帯できるかどうかにかかっている」と呼び掛けた。

 西浦教授は厚生労働省のクラスター(感染者集団)対策班メンバーとして、人と人との接触機会の「8割削減」などを提言してきた。今年8月、北大から京大に移籍した。

いいフリこきの売名学者。

厚労省クラスター対策班の西浦博・北大教授…(IWJ 2020/04/28)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
厚労省クラスター対策班の西浦博・北大教授「少なくとも確定感染者数の10倍を超えるような感染者はいる」と明言!他方、試算の根拠となったデータに信憑性はない!? (IWJ 2020/04/28)

 2020年4月7日の緊急事態宣言発令時の安倍総理による「対人接触7、8割削減」との要請が、その後の日本国民全員の行動を規制、あらゆる業種に休業を余儀なくさせ、日本経済に壊滅的影響を与えることになった。

 その根拠が、厚労省クラスター対策班・西浦博北海道大学教授による試算だった。

「無対策なら42万人死亡」という強烈なメッセージは大きな注目を浴び、メディアとの「意見交換会」が開催されることになった。

 しかし西浦教授の試算には、岩上安身がインタビューを行なってきた上昌広医師や米山隆一医師が大きな疑念を呈した。

 それらの疑問を踏まえ、IWJ記者が「意見交換会」で西浦教授に質問した結果、西浦教授は試算の根拠となったデータの不備を認めた。


売名行為の学者、医者が多い。
ウンザリ。

2020/11/28 第161回 クラシックを楽しむ会・集会室 担当36

2020年11月28日 | クラシックを楽しむ会
2020/11/28 第161回 クラシックを楽しむ会・集会室 担当36
 
11月に関連して…
11月04日は、メンデルスゾーンが没した日。
メンデルスゾーン(1809年2月3日 - 1847年11月4日)は、ドイツ・ロマン派の作曲家、指揮者、ピアニスト、オルガニスト。
 
11月04日は、フォーレが没した日。
ガブリエル・フォーレ(1845年5月12日 - 1924年11月4日)はフランスの作曲家。
 
1枚目 メンデルスゾーン ピアノ協奏曲 第1番 & 第2番
01-03 メンデルスゾーン ピアノ協奏曲 第1番 Op.25    20:17
04-06 メンデルスゾーン ピアノ協奏曲 第2番 Op.40    23:06
  ピアノ 指揮/ハワード・シェリー
  管弦楽/ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ  43分23秒

休憩 換気 10分   ここまで53分

2枚目 フォーレ レクイエム Op.48
  ソプラノ/ルチア・ポップ
  バス/サイモン・エステス
  指揮/コリン・デイヴィス 
  アンサンブル/シュターツカペレ・ドレスデン  40分00秒

ここまで 93分
 
wikipediaの抜粋
 
ピアノ協奏曲第1番ト短調作品25は、フェリックス・メンデルスゾーンが1831年、22歳の時の作品。ピアノ協奏曲としては、ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調(1822年)、2台のピアノのための協奏曲(ホ長調と変イ長調の2曲:1823年と1824年)に次いで作曲され、初めて出版された。メンデルスゾーン独特の豊かなメロディーと、特に第2楽章アンダンテに色濃く漂うポエジーが聴く者の心をとらえ、第2番ニ短調と共に人気がある。

ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品40は、メンデルスゾーンが1837年に作曲したピアノ協奏曲。第1番ト短調から約6年後の作品で、ヴァイオリン協奏曲ホ短調と同様に楽章間の切れ目がない点は共通するが、第1番と異なり楽章間に主題的な関連はない。

レクイエムの傑作として知られ、フォーレの全作品中で最も演奏機会が多い。フォーレの音楽活動のなかでは、ピアノ四重奏曲第2番ト短調作品45、あるいは『パヴァーヌ』作品50などと並んで、中期の幕開きを告げる代表的な作品に位置づけられる。しばしば、モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる。  作曲の動機については、父親が1885年7月、母親が1887年12月にそれぞれ死去したことがよく挙げられる。ただし、フォーレが残しているスケッチによると、遅くとも1887年秋には作曲に着手しており、母親の死は直接関係していないと考えられる。さらにフォーレは、  「私のレクイエムは、特定の人物や事柄を意識して書いたものではありません。……あえていえば、楽しみのためでしょうか」 と書いているのである。

GoTo「札幌出発」除外、混乱懸念「早期対策を」…(毎日新聞 2020/11/28)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど

GoTo「札幌出発」除外、混乱懸念「早期対策を」 北海道知事が国に要請 (毎日新聞 2020/11/28)


 鈴木直北海道知事は27日、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」で札幌市を出発する旅行も一時停止の対象とすることに同意した。

 だが、適用される範囲や事業者への補償など具体的な運用は明らかになっておらず、混乱が懸念される。

 GoToトラベルを巡っては、感染拡大地域の札幌、大阪両市を目的地とする旅行については12月15日までの一時停止が決まっており、政府の分科会が両市を出発する旅行の一時停止も検討するよう提言していた。

 道観光局の担当者は「国から運用資料が届いていないので詳細が分からない」と話す。道内観光は道民が8割を占め、札幌市民が対象から外れると事業者に与える影響は大きい。鈴木知事は事業者への補償など混乱を招かない対策を早期に示すよう国に要請した。

 また、鈴木知事は「大事なのは不要不急の外出や感染リスク回避などについて国がどう考えるかをまず示すことだ」と注文を付けた。
 
鈴木道知事の動機は、何だろう。
メディアに同調、空気を読んでのパフォーマンス。
北海道知事を2期か、3期、その後国政へ、衆議院議員か、参議院議員への足掛かり。
 
東京都職員から沈没した夕張市へ出向。
その後、夕張市長を経て、北海道知事へ。
決意と行動力は、立派。
尊敬できる面があるが… 
野心満々の気迫。
 
空気を読んでの行動。
GO TO トラベルと感染者増加の因果関係を示していない。
説得力を欠く。
少し残念。

各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況 (外務省HP 2020/11/25) 

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況 (外務省HP 2020/11/25) 



米国は、感染拡大している。
1149万9240人が感染。(11/20) 
1234万0393人になった。(11/25)
約84万人増加。
感染拡大と表現してもいい。

日本は、125,267人が感染。(11/20)
135,400人に増加。(11/25)
約1万人の増加、増加傾向。
米国と桁数が違う。
メディアの騒ぎすぎ。
単に増加との表現が望ましいと感じる。
感染拡大、感染拡大と煽る報道がほとんど。
NHKまで煽っている。
 
欧米諸国との比較が好きな日本。
新型コロナウィルスでは、比較しない方針。
印象操作がバレるため。
 
菅義偉首相は、グラフの見方が分からない?
どうみても、感染拡大とは、見えないグラフ。
 
メディアが怖いし、逆らえない空気。
GO TO トラベルを継続するとバッシングの嵐。
日本中が、メディアの洗脳にあった感じ。
政治家は、メディアが怖い。
メディアが醸成した空気。

サウナの知人約30人、年金生活の高齢者ばかり。
9割は、不安に感じている様子。
1割の3名は、不安を感じていない。
地上波しか見ていない高齢者。
地上波に洗脳された高齢者。
  
高齢者は、外務書のHPを見ない。
高齢者は、AFPBB newsを読まない。
高齢者は、ジョンズ・ホプキンズ大学 のHPを見ない。

Go Toに振り回されるホテル現場…(NEWSポストセブン 2020/11/28)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど

Go Toに振り回されるホテル現場 チェックインの行列で明暗も (NEWSポストセブン 2020/11/28)

 

 新型コロナウイルス第3波の襲来によって、一時中止や見直しを余儀なくされているGoToトラベル。

 自粛営業から一転、フル稼働に沸いていた各地のホテルは再び苦しい経営を強いられることになりそうだが、そもそも付け焼刃的なGo To事業の推進で、ホテルは大混乱に陥っていた。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が現場レポートする。
 * * *
 7月下旬にスタートしたGoToトラベル。改変やルール追加も続き、ここにきても相も変わらず物議を醸し出している。

 最近ではコロナ第3波によって中止を決定する自治体も出ているが、一方でGoTトラベルと感染者の増加に因果関係はないとする主張もあり、“Go To推進”と“Go To中止”の世論が拮抗しているような状況になっている。

 一方で、コロナ禍で閑古鳥が鳴いていたホテルにも多くの人が訪れるようになり、賑わいを取り戻した施設が増えたことはGoTo効果であることに間違いない。ホテルのサービス向上にはスタッフのモチベーションアップは一番の特効薬。宿泊客の増加でスタッフの意欲も再び高まっていた。

 来訪する宿泊客は、常連よりもGoToの性格上初めて訪れる人が多い、という話をあちこちのホテル関係者から聞く。そんなホテルの様子を確認すべく実際に取材に出向くと、ゲスト全員に快適なステイをしてほしいという思いがホテル側に溢れていたが、同時にGoToならではの涙ぐましい努力も現場にはあった。

チェックイン待ちの行列に苦慮する人気ホテル
 都心の人気観光スポットに立地する「ヒルトン東京お台場」(東京都港区)。全室にバルコニーが設けられ、風が吹き抜けるような客室で気軽にリゾート感が味わえることもあり、Go To下でも人気ホテルのひとつだ。

 ところが、チェックイン時刻の15時頃訪れてみると、まず目に入ったのはチェックイン待ちの長い行列だった。

 規模の大きなホテルはチェックインひとつとってみても大変だ。客室数の多い高級ホテルともなれば、ビジネスホテルで見かける自動チェックイン機とはいかず、館内の説明にも相応の時間を要す。

 とりわけ繁忙日にはこうしたホテルでのチェックインの行列はある種見慣れた光景でもあるが、特にGoTo下ではキャンペーンの説明も必須で、通常の倍以上の時間がかかってしまうとスタッフは平身低頭だ。

 とはいえ、何とかチェックイン待ちの時間を減らそうと、ヒルトン東京では専任スタッフ数名が列に並ぶゲストの元へ。お詫びも兼ねてGoToの説明などを事前に行い、チェックインがスムーズにできるようテキパキこなしている。

 他方で外資系ホテルならではの難しさもある。会員か非会員かで手続きが異なることや、会員の中にも上級会員など種別があり、対応が異なるからだ。

 印象的だったのは、ロビーにずらりと並ぶ大振りのソファにチェックイン待ちの人が大勢座っている光景だ。見渡せる範囲で数えてみても16台+オットマン(足乗せ用のソファ)2台。その他にも各所にソファが置かれている。チェックインの列に並ぶのはお父さんなど代表者1名で、その他同行者はソファでくつろいだり館内の見学などをしている。

 ホテル関係者は、「すぐにウェイティングの時間を短縮させることは難しいかもしれないが、待ち時間を短く感じられよう、また少しでもストレス軽減できるよう何かできないか試行錯誤している」と話す。だが、時間短縮を目指すあまり、お客様と話せる時間が短くなってしまい、おもてなしの心やサービスとの間で忸怩たる思いもあるという。

ニューノーマル時代にフィットした宿泊特化型ホテル
 一方、宿泊特化タイプのホテルはどうであろうか。10月8日に開業した「プリンス スマート イン恵比寿」(東京都渋谷区)は、ICTやAI技術を導入しニューノーマル社会の新たなホテルを目指している。

 ホテル名の通りスマートフォンのアプリなどを活用、予約にはじまりスマホキーに至るまでシームレスなサービスが特徴的であり、手続きには多少の慣れは必要だろうがチェックイン時もスタッフと対面せずチェックイン機で行える。

 もちろんコロナ以前からのプロジェクトにより誕生したホテルであるが、結果としてコロナ禍とニューノーマルという時世にフィットしたホテルとなった。プリンス スマート インは2020年冬には熱海に、2021年夏頃には京都、2022年には沖縄へと全国へ展開していくという。

 また、同ホテルは客室には用意されていないアメニティの提供方法があるのも特徴的だ。宿泊特化型ホテルなどでは、通常フロント横あたりのワゴンにどさっと入ったアメニティバーをよく見かけるが、プリンス スマート イン恵比寿では、1人分ずつのアメニティが入ったオシャレな紙袋がディスプレイされ、一見すると有料にも思える特別感を見事に演出している。

 袋には丸いカラフルなシールが貼られており、色で男女それぞれ見分けられるので分かりやすい。袋単位の提供なので多く持って行かれないだろうし、余分なアメニティに触れないから感染予防という点でも効果があるだろう。ITなど最新技術を駆使して省人力化を図るホテルだけに、かえって温もりが伝わってきた。

待ち時間にビリヤードもできるリゾートホテル
 思いがけずコロナ禍でフィットしたサービスは、リゾートホテルでも見られる。「アンダリゾート伊豆高原」(静岡県伊東市)は、従前から宿泊料金に館内の飲食やアクティビティなどすべて含まれた“オールインクルーシブスタイル”が特色で人気を博してきた。そんなホテルだけにGoTo下では満室という日が珍しくないという。

 チェックイン体制でいえば、他のホテルと同様にGoToの説明に加えて各種やりとりなど通常よりも時間を要することになるが、こちらのロビーには充実したフリードリンクをはじめ、ビリヤードなどゲーム類も揃っており、チェックイン待ちの時間もゲストを飽きさせない。これらサービスもオールインクルーシブである。

 館内施設は宿泊料金だけで基本的に使え、個別の説明や追加精算もない。そのため、チェックインもアウトも通常のリゾートホテルに比べて「時短」を実現しているという。とはいえ、馴染みのスタッフと話すことを楽しみに来るゲストも多く、「Go Toによって接客時間が少なくなってしまっているのが悩み」とホテルスタッフは話す。

Go Toに振り回されたホテル業界の苦悩
 宿泊キャンペーンの成果や現場の混乱など、Go Toトラベルの評価を総括するのはコロナが終息してからになるだろう。“経済活動との両立”という名の下に大々的にキャンペーンは進められてきたが、次々と改変したり、新たに設けられるルールに振り回されたりしているのは、キャンペーン利用者だけでなく宿泊施設も同じである。特に現場の苦労は計り知れない。

 いまホテル業界は過去にない変革を迫られている過渡期だけに、日々強いプレッシャーと闘っている。時にゲストとホテルの意思疎通がうまくいかないこともあるだろうが、それもニューノーマル時代の経験値として、新たなサービス向上策につなげていくしかなさそうだ。
 
GO TO トラベルを利用して、7回ホテルに宿泊。
チェック・インはスムーズ、全く混乱なし。
ビジネスホテルだから…

ただコロナに耐える日本は不思議 多和田葉子さんの視点 (ASAHI news 2020/09/03)

2020年11月28日 | ネット・ニュースなど
ただコロナに耐える日本は不思議 多和田葉子さんの視点 (ASAHI news 2020/09/03)
 
 ベルリンを拠点に世界中を旅してきた作家・詩人の多和田葉子氏は、コロナ禍で朗読会などがキャンセルになり、自宅で机に向かう日々を続けている。

 コロナ危機に際して、芸術支援を含めた政策を繰り出すドイツ政府と、なにかとちぐはぐな日本政府をどうみるか。社会や文化への影響は? 子どもが短命になる世界や祖国や母語をなくした人々を小説で描いてきた多和田氏に聞いた。

法より「人の目」が機能する日本
 ――ドイツ政府はコロナ危機への対策や支援を早く打ち出しました。
 「老人を支援し、医療を拡充し、零細企業、個人経営店、芸術家などを助けると表明、すぐに支援金も出ました。そこまではすごい。しかし、後で審査があって、必要なかった人は返金しないといけない、しかも返せなかったら罰せられる場合もあるそうです。大企業は法律対策をしていて大丈夫でしょうが、たとえば芸術が本当に守られたのかはまだ分かりません」

 ――不満も出てきていますか。
 「国内旅行は普通になっていますが、マスクの義務化に抵抗感を持つ人は多いです。罰金があるので無理してマスクをつけていますが。危険な圧力だという人もいますし、人権侵害だという人もいます。リベラルや左翼系はマスクを支持していますが、右翼系がマスクは国家権力による弾圧だと反発しています。隠れた不満が出てきて、社会のバランスが崩れる危機を感じてもいます」
 
――ドイツからは日本はどう見えますか。
 「日本は本当に不思議な国です。政府はなぜか何も対策を取っていないみたいで、逆に国民は社会全体のことを心配して自分でできることを進んでしている」
 「ドイツは個人の自由を大切にするので、自由を制限する時は法的に縛ります。地下鉄内でマスクをしていなければ罰金を払わなければいけない、などというのもそれですね。日本は法よりも『人の目』という見張りがあり、それが危険な面もあるし、機能しているという面もある。日本人が個人主義になったら、全く別の政治機構が必要になるでしょう。ドイツのように素早く議論して規則を決めるという仕組みは長い歴史と背景があってできることで、日本はすぐにはそうならないと思います」

 ――議論を経ないで感情や空気を優先するというのも、日本の特徴なのかもしれません。

 
議論が嫌いな日本人。
感情と空気感を重要視している日本人。
根拠がないがGO TO トラベルを一時中断。
空気を読んで行動した北海道知事、大阪府知事。
同調した菅義偉首相。