試験では、レストランで被験者がアイコスを使用しながら飲食したが、大気中に含まれる有害物質の濃度は通常時とほぼ変わらなかったという。同席した非喫煙者の体内からも、こうした物質はほぼ検出されなかったとしている。
親会社である米Philip Morris International(PMI)はこれまで約3000億円を投じて多岐にわたる臨床試験を実施。アイコスが発する有害物質は紙巻きたばこよりも約90%少ないといった結果を発表してきた。
ただ過去の試験は、人がいない部屋など管理された環境下で実施しており、日常生活に近い状況での有害物質の量や受動喫煙の被害について結論は出ていなかった。レストランで実施する今回の試験には、アイコスの安全性に関する根拠をより明確にする狙いがあるという。
●試験の結果は?
試験は昨年11月~12月にかけて都内で実施。被験者は、非喫煙者、喫煙者(紙巻きたばこ)、喫煙者(アイコス)の3属性で計約400人。
体内・室内の変化を調査するため、まずは被験者全員にニコチン製品を使用せずに飲食させ、尿サンプルを取得。大気中の成分も測定した。次に、アイコスユーザーの一部のみ同器具による喫煙を許可(紙巻きたばこの使用は不可)し、被験者全員が「エアロゾル」と呼ぶアイコスの蒸気に暴露した状態で飲食させた。その上で、尿サンプルの取得と屋内空気環境の測定も再度実施した。
その結果、非喫煙者の尿1グラム中に占めるニコチンの割合は、蒸気への暴露前は平均約0.0004ナノグラム、暴露後は同約0.0007ナノグラムと少数。喫煙者群の尿中濃度(暴露前:約0.04ナノグラム、暴露後:約0.08ナノグラム)の約100分の1程度だった。
発がん性物質「たばこ特異的ニトロソアミン(TSNAs)」はどちらの段階においても、全ての被験者から検出されなかった。
大気中のニコチン濃度の最大値は、暴露前は平均0.03マイクログラム/立方メートル、暴露後は平均1.5マイクログラム/立方メートル。米労働安全衛生局(OSHA)のガイドラインで示された安全基準(500マイクログラム/立方メートル)を大きく下回った。
大気中のTSNAs濃度はいずれも検出限界を下回る濃度だったほか、粒子状物質(PM1、PM2.5)の濃度も暴露前後で大きな変化はなかった。
●「学会発表も行いたい」
こうした結果を踏まえ、PMIサイエンス&イノベーション ディレクターのパトリック・ピカベット氏は「アイコスの周囲の方への悪影響は認められなかった」と強調。「分析を深め、学会誌への論文投稿や学会発表も行いたい」と意欲を見せた。
政府は3月に、公共の場での禁煙を義務付ける「受動喫煙防止法案」を閣議決定し、今国会での成立を目指している。同法案では、加熱式たばこと紙巻きたばこに同程度の規制を設ける方針だが、フィリップ モリス ジャパンの井上哲副社長は「加熱式たばこは、紙巻きたばことは違うルールを設けてほしい」との見解を示した。
一方、試験を監修した東京慈恵会医科大学の大木隆生医師は「結果の良しあしについての論評は控えるが、こうした根拠がより多く蓄積されることで、社会における良い判断材料になる」と話すにとどまった。
●臨床試験で苦戦脱却なるか
PMIが日本でこうした試験結果を報告する背景には、日本市場における競争の激化がある。同社はアイコスを16年4月に他社に先駆けて販売。市場シェアを独占していたが、英British American Tobaccoが17年秋に加熱式たばこ「glo(グロー)」の全国販売を開始。日本たばこ産業(JT)も「Ploom TECH(プルームテック)」の販売エリアを札幌市、大阪市、横浜市、仙台市などに拡大し、着実にシェアを伸ばしている。
井上副社長によると、1月末時点でのアイコスの市場シェアは16.8%。同氏は「この数値は順調で、シェアをさらに伸ばしたい」とし、「ゆくゆくは全ての喫煙者にアイコスへの切り替えをすすめ、紙巻きたばこから撤退したい」とまで語った。
ただ、PMIは今月中旬に実施した18年1~3月期の決算発表で、アイコスが日本市場で伸び悩んでいる旨を公表。株価が急落する一幕もあった。
好調から一転し、苦戦を強いられているPMI。こうした臨床試験によって“安全・安心”とのイメージを定着させ、日本でのアイコス人気を盛り返せるか。
IQOS(アイコス)とグローを使用しているが、グローの勝ち。
1 グローは、連続して吸える。
2 グローは、電池・バッテリーが強い。
3 グローは、使用しやすい。
ということ。
IQOS(アイコス)は
1 連続して吸えない。
2 電池・バッテリーが弱い、北海道など寒冷地で脆弱過ぎる。
3 その都度充電を要する、2個買わないと使用に不便。
4 価格が高い。(品薄、14000円でネットオークションで購入した。)
ということで、アイコスの負け。
あくまで、私の場合……
グローは、電池・バッテリーが強いので、自動車用と部屋用、2個所有している。
2個でもアイコスより安い。
内地旅行で見かけたのはアイコス、グローはいなかったが…
私は、グロー派…
アイコスは、極寒に弱い、北海道では脆弱な電池・バッテリー。
加熱して、すぐ赤ランプ点灯。
再度充電して、加熱、再び赤ランプ点灯。
再度充電して、加熱、緑ランプ状態、やっと吸える。
イライラする。
夏場でも、年数が経過すると、性能が劣る。
普通に使用出来るのは、1年。
購入に際して、受動喫煙被害の有無なんて気にしていない。
気になるのは、性能。
性能が劣る。
欠陥品に近い。
グローは、加熱に失敗しない。
連続して吸える。
他人に聞かれたら、グローを推薦する。
喫煙率低下しているし、受動喫煙対策も進行している。
しかし、肺ガンが急増。
喫煙していなくても、肺ガンの増加。
喫煙と肺ガンの因果関係は、不一致。
謎。
利権の存在がある。
厚労省と禁煙団体の黒い噂。
金銭が回る。
喫煙者へのバッシングが継続している。
同調圧力に屈して電子タバコに転換した私。
結論は、IQOS(アイコス)は、買ってはいけない。
今も、赤ランプ点灯、1発で加熱が成功しない。
ムカツク、IQOS(アイコス)。
買うならグロー。
(2018/04/26)
タール、ニコチンが少ないとか、受動喫煙被害がないとかの問題ではない。
寿命が1年、家電製品と同じ、当たりものかもね。
2016/08/12から2018/05/02までの、21カ月使用。
お粗末な商品だった。
私は、アイコスを廃棄した。
(2018/05/02)