榊原わーるど

日記みたいなもんです。

春休みになって090319

2009年03月19日 | メモ日記

空くんの病院結果は、月曜日の耳鼻科では炎症のせいとか、鼓膜が傷ついたとか、本人はどうもはっきりしないが、薬を飲んで徐々によくなっているようだ。火曜日の内分泌科は、またまた先生が転勤で、最後の診察となって最長期間の薬と注射を出してもらった。今回は大学病院から来る先生でないから、しばらくは続くように思っていたら、わずか1年だった。次もこの病院の先生ではあるが、同じようにすぐ転勤という可能性が大みたいだ。

火曜日は名古屋の施設へ実習簿を提出した帰りだったので、スーツを着てネクタイをしたままだった。5年前から知っている看護師さんが3人ぐらいと、採血の人も驚いていた。床屋も行ったばかりで、まるでイメージが変わっていた。うれしい驚きでよかったのだが、最近の空くんの状態はやや心配もある。昨年あたりと比べても、性格などがまた変化している傾向がある。放射線の晩期障害がさらに出ているということかもしれず、陽気に話しているのもちょっと変なところがあり、親も兄弟も違和感がじわじわと大きくなっている。

NHKの朝のドラマで、おばあさんが「抗がん剤は、もうええけん」と、言うところがあった。集学的治療のことも、告知のこともあった。残念ながらこのドラマを作っている人とは、考え方に大きなズレがある。最終的には新たに治療に取り組むことになるとしても、何となく違うのである。うちのばあちゃんは、もっと末期で進行も早かったと思うが、決して前向きに治療する気持ちは捨てなかった。多くの小児がんで苦闘する子どもたちがいることを知ってほしい。

春さんは、明日の夜中にバスで帰って来る予定。携帯電話を持ったばかりで、みんなにメールが来ている。どこの高校へ行くか、23日の公立校の結果発表まではわからない。しかし、私はほんとうにどこでもかまわないと思っている。さして費用も変わりないし、本人のこだわっている点は、実はどうでもいいことのように思える。