ぼくちゃん & 相棒 の ひ・と・り・ご・と

旅行したこと、近場のお出かけ、美味しいものを食べたこと etc… 

四国歩き遍路  伊予の国を歩く 2日目 その1

2016-10-09 19:37:20 | 四国八十八か所巡り

 

二日目スタート

昨日の天気予報通り、朝から雨・・・・・

45番 岩屋寺  ⇒  44番 大宝寺  ⇒  そして時間が間に合えば 46番 浄瑠璃寺までお参りするのが目標です

朝ご飯は、ホテル横にある、喫茶店でモーニングセット(ホテルには食事は付いてないのです。素泊まりのみのビジネスホテル)

昔ながらのザ・喫茶店  ホテルから100円の割引券を貰いましたので、Bセットを注文しました

 

 

 

朝、5時からオープンしているので、早い出発には助かりますね  ご馳走様でした  バスの出発時間に合わせて喫茶店をでます

 松山駅前発 6:30のJR四国バス 久万高原 落出 行きのバスに乗ります

 御三戸 07:59着なので約1時間30分のバスの旅から始まりです

 途中、砥部焼の街を通ります  「砥部陶街道」

中央分離帯に砥部焼の置物が置いてありました

 随分高く上ってきました  遠くに見えるのが 松山の市街地です

 御三戸 に到着です

ここから歩き始めるのは、前回もここから歩いたこともあるのですが、この御三戸のバス停でお会いしたおじいさんとお会いしたかったからです

前回、お札を頂き住所も判っていましたので、お遍路に行くことはお手紙を出していました

会えるかなぁとワクワクしながらバスを降りたのですが、残念なことにお会いすることはできませんでした ><

どうも、お孫さんの運動会に行かれているのでは・・・・と、駐在所のお巡りさんが言われていました

とても残念でしたが、お土産で持って行っていたお菓子と簡単なお手紙を家に置いて帰りました

(お巡りさんが、家の中に置いておいたら、と言われたからですよ~)

お会いすることは出来ませんでしたが、お元気だと言うことが判ったので一安心   

ここから、今日の歩きが始まります

 

バスの長い移動中に、松山市内で降っていた雨も上がりました  ラッキーです

 このまま、雨が降らなかったらなぁ~~

 

 岩屋寺へ続くのです

 季節は秋です

 

 

 いつ雨が降ってポンチョを着なくちゃいけなくなっても良い様に白衣は着ずに身軽で歩きます

 

ここから、左に曲がります

前回は、御三戸でお会いしたおじいさんが「看板が出たら間違えずに曲がりなさい」と教えてくれたところです

二人で歩きながら、前の時の事を思い出し、話しながら歩きます

 

 

 川沿いを歩く  空は少し暗いが雨は降りません

 

 道の途中で発見!

 

 これです

 中を覗くと「石」がありました  これが伝説にある「石」なのでしょうか???

 

 

 

 緩やかに上り下りがあります 車なら良いドライブコースだけどな~♪

 

しばらく同じような道を歩くと、トンネルが目の前に出てきます

 岩屋トンネル

 ここを抜けると!!!

 岩屋寺に到着です

でも、岩屋寺はここからが長いのだよなぁ・・・・・  

 

橋を渡ります

あの、木々の間の階段と登り坂を頑張って上っていきます

 

岩屋寺は、麓の駐車場から険しい石段(266段だそうです)を延々と上って行かなければ本堂・大師堂につきません

前回はそのことを知らなかったので、泣きそうになりました(T T)

まあ、判っていても大変だけど

 

 そうそう、その通りだわ!!!

 

 

「まだまだこれからじゃ。岩屋の坂と人生は」

 ぼくちゃん 大好きな言葉の横で ポース ^-^

 いよいよ登りです

 

 すでに、「きつい」

 

山門  到着です

 

 

 暑い暑い、汗もどんどん流れて 少し歩いては止まり、休憩しながら進みます

一歩でも歩けば少しづつ本堂に近づくんだもんね 

 

 

 

 

◇道開き不動尊◇

参道(石段)の途中にあり、新しくものごとを始める時、難局に当たって行き詰まった時、祈念するとおかげをいただけるそうですよ

 本堂の横にそびえている「岩壁」が見えて来ました  あと少し、あと少し

 

◇穴禅定◇

大師が掘った霊水の湧くと言われているところです

 

◇第45番札所  岩屋寺の言われ◇

その昔、この山中に法華仙人という神通力を持った女が住んでいました。
弘仁6年(815年)、弘法大師がこの地を訪れると女は大師に深く帰依し、一山を献じて大往生を遂げたといいます。

そこで大師は木造の不動明王と、石像の不動明王を刻み、木造は本尊として本堂に安置しました。
石像は山の岩石の中に封じ込め、山そのものを不動明王として祀りました。

弘法大師が、かつて修行の霊地を求めて投げていた明王鈴の音をたよりに巡錫し、この地で「山高き谷の朝霧海に似て、松吹く風を波にたとえむ」と詠んだことから山号を海岸山岩屋寺と名付けました。

 

 ◇本堂◇

 

 

◇大師堂◇ 

大師堂は国指定重要文化財、寺域は国の名勝、県立自然公園の指定地でもある。

 

 

 

 

◇仁王門◇

大師堂の奧には大師の行場跡といわれる「逼割禅定(せりわりぜんじょう)」があります。
600mほど上り、さらに岩山の岩盤を上り、鉄の鎖にすがって10mほど行き、さらにハシゴを21段上ってたどり着くそうです。でも、私達の体力と脚力では無理ですので、手だけ合わせておきました

 

◇法華仙人堂跡◇

 

  梯子の上には10畳ほどの大きさの板間があり、その奥にはこのようなものが祀られている。

納経所の屋根は岩の中にめり込んでいる様に見えるそうです

  下を覗くとこんな感じでした

 実は、相棒は怖くて登れませんでした  下で待機(笑www)

 お参りも終わりましたので、次に向かいます

 下りは、快調に!!!  でも、足がガクガクしてます 気をつけて下りました

 

 不動明王像も見かけました

 

 

 次来るのはいつかな  その時は3度目になるんだなぁ

 

  

 歩いてきた道を戻り、44番大宝寺へ進みます

 

古岩屋を通ります

そこにあるのが 国民宿舎 古岩屋荘です  

 

四国カルスト県立自然公園に属する約2000万年前の地層が残る巨大な大岩壁で国の名勝地

表面に無数の穴が空いていることから古岩屋と呼ばれるようになった

紅葉の名所としても知られており、秋になると奇岩の岩壁との対比が美しいところです

前回歩いたときは、11月22~24日の三連休  丁度紅葉の時期で三脚&カメラの観光客の方も見かけたのを思い出しました

しかし、今回は9月  

雨が降りそうなどんよりしたお天気のためか、高原にもかかわらず暑くて暑くてたまりません

そして、ポツポツと雨も落ち始めてきたのです

 

 国民宿舎 古岩屋荘

 

 ここがもう少し秋が深まると、赤く色付きます

 

古岩屋荘の前にバス停がありました

そのバス停の後ろに休憩場所が有り、そこで地元の方が野菜を販売されていました

 

 

 自動販売機で冷たいものを買って休憩することにしました

休憩していると、野菜を販売しているおばちゃんから トマトを頂きました

自分達で作っているトマト   ありがたくいただきます   みずみずしくて、美味しかった  

のどに、野菜の美味しさが染みとおります

 がぶっとかぶりつきました

 

前に歩いたときは、販売所はなかったので、聞いて見ると 毎週日曜日のみこの休憩所で自分達が作った野菜や果物を販売されてると言われていました  と言うことは、前回は日曜日ではなかったんだぁ (土曜日でした)

元気なおばさん三人と談笑していると、ポツポツだった雨が本降りに  心配していた雨がとうとう降り出してしまったのです

朝、降っていた雨が 久万高原に到着したときには上がっていて、ここまで降らなかったのが運が良かったのかもしれない

しばらく待っていても雨は上がる様子は無く、ひどくなるばかりです

 一時間ほど待てば、大宝寺へ行くバスが来る事が判り、バスで移動することに決めました

 

そうして、この快適な休憩所でお話をしながら時間を過ごし、時間通りに到着したバスで大宝寺へ

バスで出発する私達を、手を振っておばさん方が見送ってくださいました

 

二日目 運良く雨が上がったスタートから一転、雨のお遍路さんに・・・・・・

まだまだじゃ、二日目の歩き遍路の道のりは!!!! となります

二日目 その2に続きます