2016年1月23日 初日はフラワーパークかごしまを発着する山川ステージ
◎25kmコース 神秘の郷「うなぎ池」ロマン街道 を歩きます
朝起きると、外は小雨模様(傘は差さないといけないくらい・・・・)だったので、多少早めにスタートすることにしました。
7時前 空は少し明るくなってきましたが、お天気はどうなるのかな??
ポンチョと足には雨除けを付けて雨対策です 風が吹かないのが幸いでした
(このポンチョ、買ってから2年くらいたちますが、今回で2回目の出番 まあ、あんまり活躍してほしくないGOODSですが)
周囲の方もみなさんしっかりと雨対策されています
歩き始め、明るくなってくるに従って、雨もだんだん小降りになってきました
この調子だと、雨あがるかなぁ~
開聞岳が見える! たっぷり時間もあるので、ハイ、ポーズ(余裕あり wwww)
しょうが湯のお接待がありました
昨年はここでお茶といちごをいただいた建設会社さんです
社員の方でしょうか、暖を取る火を起こす準備をされていたり、アツアツのしょうが湯を渡してくださったり・・・・・ 本当にありがとうございます 感謝!感謝!
しょうが湯を飲むと、しょうがパワーで体もポカポカ きんかんも甘くて美味しかった !(^^)!
<竹山> が見えてきました
スヌーピーが空をあおいで寝そべっている姿にも見えるので,別名「スヌーピー山」とも言われているそうです。その山体は,マグマが地表に噴出する一歩手前で急に冷えて固まった火成岩の固まりで標高は約200m。その誕生は5~6万年前と推定されている。天狗伝説や霊怪の伝承が残ることから,修験道の霊場であったとも伝えられるそうです。
言われれば、スヌーピーに見えないことも(笑)
このあたりでは、雨もすっかり上がっていて、菜の花も見かけられました
ここから角を曲がり、九州電力 山川地熱発電所の横を通過
線路の上で!
飴のお接待がありました! 声を掛けていただくと元気になりますよね
急ではないのですが、なだらかな上り下りが続きます
山川中学校横を通り過ぎ歩きます。しばらく歩いたら国道226号へ。
ここから鰻温泉へ向かう道は、長い上り坂が続きます。去年もこの坂を汗をかきながら登ったことを思い出しました。
今回は、結構重ね着をしていましたので、ここを登る前に、ポンチョの下、1枚上着を脱ぎました
(それでも、暑かった。顔はホカホカで、汗びっしょりになっていました (-_-;;;))
ガンバレ・ガンバレと心で唱えながら歩きます
豆畑に、鳥よけかな??? ぬいぐるみが下がっていました。参加するたびに歩く道ですが、ぬいぐるみが下がっているのは初めてです(笑) 誰が考えたんだろうなぁと思わず笑ってしまいました
ピカチュー・ぷーさん 等々
でも、登り坂は続く・・・・ ここは「鰻・西郷どんの道」といわれているそうです
鰻(温泉)の集落が見えてきました
もうすぐ、チェックポイントとお振舞ポイントですよ
湯気が出ているのは <スメ>
スメは,鰻地区の多くの家庭にある火山性天然蒸気カマド。芋は約40分,卵なら5〜10分で蒸し上がる。
『島津斉彬御供日記』にもスメのことが記されている。嘉永4年霜月19日晴れ・・・「鰻の池廻り1里余もあり,蒼浪岸をひたす辺りに民家,15,6軒あり,温泉2ヶ所,その傍何れも熱湯踊出,弐尺計りも競い上る,炎煙常に絶す,おそろしき処也,道の傍小溝の流れに莚(むしろ)を敷て唐芋を置に,忽ち煎沸して釜にて蒸したるが如し,みなみな給りたり」
チエックポイントです
お接待所
ふかし芋・ゆで卵・チャ節 をいただきました
ここでお接待をしてくれる方の中に、ひとり女の子がいます。
毎年、<チャ節>の係りをしていて「良くかき混ぜて下さい」「熱いので気を付けてください」とウォーカーさんに案内をしてくれます。
沢山の方が一斉に来ると、このお接待所も大混雑で、本当に忙しそう! 毎年、一生懸命に案内をしてくれる様子が忘れられません。
今年も私たちは25キロを歩くのですが、スタート時間を早めにしたので、40キロを歩く健脚の方はほとんどが先に進まれているし、25キロの方はまだここまで到着されていません。のんびりムードのお接待所です。
今年も、その女の子はしっかりと、<茶ブシ>の所で頑張っていたので、声を掛け、しばし談笑。
身長も伸びていて、すっかりお姉さんらしくなってるなぁと思いつつ、「その分、私達が年取ってるのかな・・・・」などと思ってしましましたが・・・・・
新種だそうです。甘くてしっとりして美味しい!
まだ茹でたて!蓋をあけると湯気が出ています
毎回、毎回 心温まるお接待に、感謝☆感謝です ここに立ち寄るのもいぶすき菜の花マーチに参加する楽しみの一つですね
<鰻池湖畔の西郷像>
明治7年旧暦12月27日夕方。西郷隆盛が突然,鰻湖畔に泊まりに来た。西郷は約一月滞在し,昼は開聞岳辺りへ猟に出かけ,毎晩温泉につかった。これは,西郷が政府の中で主導権争いに敗れ,鹿児島に帰ってきたすぐ後のこと。この時,佐賀の乱に敗れた江藤新平が西郷を訪ね,新政府打倒に向け協力を依頼したが,西郷はこれを断った。旧正月28日,西郷は、福村宅にお礼としてシャツを残し,鰻を去った。西南戦争が起きたのは,その約2年後のことである。
のんびり休憩をしてから、さあ再び歩き始めます ここからは、下りと平な道が続く(はず) 雨さえ降らなければ、のんびり楽しんで歩けます。
<鰻池> 横を歩きます
昔話では「その昔,鰻池の水を利用して水田を造ろうと池の畔で開削工事を始めたところ,池の底から大ウナギが現れ,開削した場所に横たわり水が流れ出るのを塞いでしまった。村人がこれを切り裂いたところ,大ウナギは片身のまま池に逃げそのまま生き続けた」と語り継がれる。「鰻池」の名前の由来だ。周囲約4km,最深部の深さ約60m。約5700年前,池田湖の形成とほぼ同時期に形成された火口湖である。藍色の湖水は伝説を彷彿させる趣をたたえている。
40キロと25キロの分かれ道
25キロの矢印の方向へ・・・・・間違えないように!!!
竹山 も見えます
雨も上がって、道も乾いています。今日は天候は大丈夫! 良かったなぁと思いながらテクテク
国道に出てきました ここからは、開聞岳・長崎鼻方向へ歩きます
19キロ地点です 緩やかな坂を登り、西大山駅へ向かいます
10キロコースの方と合流です。ここまで、人も少なかったのでマイペースで歩けてましたが、通勤ラッシュ並みの人ごみです
地元の小学生のグループも沢山いました 少し歩きにくかったけど、まあ、これも賑やかで楽しいですよ (*^_^*)
<開聞岳> も近くに見えてきます
開聞岳は,市の南西部に位置する標高924mの活火山。今から約3,700年前の縄文時代に誕生した。複数回の噴火で溶岩や火山砕屑物などが積み重なって形成された円錐状の成層火山の頂上部に,粘性の強いマグマが盛り上がりできた溶岩円頂丘がのっている。円錐形の山体が海から空へと向かう様はとても美しく,「薩摩富士」とも称され,日本百名山の一つに数えられる。
青空も広がってきた
西大山駅はすぐそこです
<西大山駅>
JR最南端に位置する西大山駅は、鹿児島中央駅~枕崎駅を結ぶ指宿枕崎線にある駅。もちろん、この指宿枕崎線自体も、JR最南端を走る路線。
「JR」の日本最南端と言われるのは、さらに南の沖縄県に沖縄都市モノレール(ゆいレール)が開業したからです。
JR九州 鹿児島支社のHPから
http://www.jrkyushu.co.jp/kagoshima/station/nishiooyama/
お決まりですが、JR最南端の看板と開聞岳、菜の花をバックに「はい、ポーズ」
☆幸せの鐘☆ みんなの幸せを願って、「ガ~~~~~ン」と鳴らしました
力を入れて鳴らすと、思ったより大きな音が!! 鳴らした私のほうがその音にびっくりです
☆幸せの黄色のポスト☆
チエックポイント ゴールまであと少しです
バナナとヘルシアで、エネルギーチャージ
「開聞龍宮太鼓」の歓迎の演奏もありました
もう、歩く距離は少しなので、このお漬物屋さんでお土産も購入
みんな考える事は同じで、店内も賑わっていました
お漬物の試食も有り、しっかり味わって来ました 美味しかった
さあ、後はゴールに向かって歩くだけ・・・・
日もさしてきたし、朝の雨は何処に行ったのかなぁと思うくらい、回復して来ました
流石にもうポンチョは用済みです
ゴールのフラワーパークかごしまの表示も出て来ました
ゴール! 12時30分 少し前でした 途中からお天気も回復したので、思ったより早くゴールできました
ゴール後、記念撮影
熱々スープとお振る舞いのだんご鍋をいただきました
ほんだしで炊いた、小さなおにぎりもあります
いただきます~♪
顔抜き看板も色々とありました
これも、いただきました 高カルシウムで健康に良さそうですね ^-^
会場の中では色々なイベントも行われていました
遠方のマーチに参加する楽しみは、旅行気分を味わえたり、沢山のイベントもあることですが、全国のいろいろな方とお会いできることです
ゴールの後、佐賀のTさん、Mさんとお会いできました お久しぶりです!
そして、福岡のTさんとも、またこの会場内でお会いできました。この日は、札幌のSさんと歩かれていたそうです。
Sさんとは、昨年の奈良のツーデーの時にTさん繋がりでお会いし、今回の指宿での再会となりました
札幌の方ともお知り合いになれるなんて、やっぱり大きな大会に参加すると、遠いところからも参加されているんだなぁと改めて実感
しばし、歓談の後、私達はホテルへ送迎バスで帰ります
帰ってから、砂湯の割引券がマーチのパンフレットと一緒に入っていたので、昨日に続きまた「砂むし会館 砂楽」へ・・・・・
一日の歩いた疲れも吹っ飛んだ気分になりました(気分だけかも 笑)
夕ご飯 これも旅のお楽しみ いただきま~~~す
鰹のたたきもありました
黒豚の蒸し焼き
お腹一杯になり、翌日の準備をします
ただ、心配なのはお天気 ニュースでは、「かつて無い 大寒波」がやってくると流れています
果たしてどうなるんだろうか???
寝る前に露天風呂に入りましたが、風は強くなり冷え込んでいたけれども、雲の切れ間から「月と星」も見えます
予想だにしない展開に !!!! 自然の力には勝てないことを実感することになります
翌日に続く ^ー^ /~♪