風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

6月12日の日没

2009年06月12日 | 季節の話題


 今日は、お昼休みには、遠出をしていたので、夕方に風土記の丘散策しました。
風土記の丘研修センターの北西側の駐車所にあがってみると、
研修センターの前の広場にある時計塔に、ちょうど沈みかけた夕日の光が当たって、
金色に輝いていました。



 振り返って見ると、木々の間から、日没間際の太陽がのぞいていました。



 西の方に視界が開ける場所に移動して、眺めました。
もう、ほとんど沈んでしまっていました。
この場所で、今日、太陽が沈んだのは、鳳凰三山のうちの薬師岳の辺りです。



 その辺りをもう少しクローズアップしてみました。
燃える山際のお空の色と、お山のシルエットが、とてもきれいでした。



 今度は、ずっとひいて見ました。
一番左手は、北岳です。



 さらに引いてみました。
雄大な南アルプスが浮かび上がっていました。
きれいな夕焼けを見ると、明日も天気なのかなと思ってしまいます、
梅雨入りしたばかりなのではありますが・・・。

(撮影: 2009.6.12 mapfan
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「表土はぎ」はじまりました

2009年06月12日 | maibun日記


 のどかな郊外の景色を切り裂くような、掘削用重機による土地の切り取りが・・・。
これって、何か工事でも始まるのでしょうか・・・?

 実は、これは、埋蔵文化財発掘調査作業の第一歩の「表土はぎ」
と呼ばれる作業なのです。
事前に、どれくらいの深さに、遺跡が埋蔵されているか、確認をしておき、
そうした情報に基づきながらも、慎重に「表土」の除去作業が進められていたのです。
これが始まると、調査がはじまるんだなぁ、という感じがします。



 こちらは、同じ遺跡の中で、すでに表土はぎが終わった部分であります。
もう少しすると、ここに大勢の作業員さんたちが、わがmaibunCのスタッフとともに、
遺跡の調査作業をする姿が見られますよ。
スタッフの説明では、縄文時代の住居の跡が出てくるそうで、
もうそれらしい兆候が見られるようになっていました。

 遺跡の調査が軌道に乗り、順々に住居跡などの遺構が現れてくるのですが、
頃合いを見計らって、遺跡説明会などの開催計画もあるようです。
そのときはまた、詳細情報を入手し、お伝えしたいと思います。

 ところで、どちらの写真にも、たまたま近くを通過する
送電線の鉄塔が写りこんでいますね。
これは、静岡市内にあるアルミニウム製造を手がける大手非鉄金属メーカーの
専用送電線なのであります。
山梨県内の急峻な河川を利用して、水力発電を行い、発生した電力で
アルミの原料であるボーキサイトの電気精錬を行うため、
県の南部の富士川流域に成立した水力発電所とアルミ工場とを結ぶものなのです。

 初めに言い忘れましたが、遺跡は、静岡に接する県の南部の地域にある
「原間遺跡」といいました。

(撮影: 2009.6.12 mapfan



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