風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

「秋のふれあい祭り」のポスター

2015年10月06日 | 風土記の丘の周辺の話題


 このブログで日々(or時々)お伝えしている甲斐風土記の丘の公園については
曽根丘陵公園という県立の都市公園でありまして、その部分は管理において
指定管理者にゆだねられています。
その指定管理者によるイベントが、次の日曜日(10月11日)にあります。
写真はそのイベントを告知するポスター、公園内などに掲出されています。
 曽根丘陵公園も、屋外で時間を過ごすのに、とてもよい時期を迎えています。
天気もまずまずと予想されます。ぜひお出かけください。
(もちろん、考古博物館の特別展も開催中、そちらもあわせてどうぞ)

(撮影:2015.10.5)
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苦労が多かった鉄門 (クイズ3 回答編)

2014年04月30日 | 風土記の丘の周辺の話題


 前々回のクイズ3の回答は、これで~す。
300mm望遠レンズの画像から切り出した写真の中ほどにそれが写っています。



 さらにデジタルズーム・イン。
この建物は、鉄門。
この角度では、たいへんわかりにくいのですが、
鉄を櫓門1階部分に多用しているので、その名があります。
鉄は、古くは「くろがね」といいました。
とうことで、ゴールデンウィーク2014記念のクイズ・3の回答は④でした。
次は何かな?

(撮影:2014.4.25)
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お隣は、とうげんきょう

2013年04月02日 | 風土記の丘の周辺の話題


 考古博物館の前には、国道358号がはしっています。
国道の脇にバス停がありまして、その名も「県立考古博物館」
料金は、甲府駅から、というか、甲府駅まで、500円です。
本数が少ないのがまた課題ですが・・・。

 そのバス停の、国道を挟んで向こう側、一面にピンクです。
どうしたことでしょう・・・。



 桃畑です。



 甲府盆地では、あちこちに果樹園が広がっていて、
多くに桃畑が見られ、いままさに桃源郷です。

(撮影:2013.3.31)
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近くでホタルが見られます

2012年06月06日 | 風土記の丘の周辺の話題


 甲斐・風土記の丘の南側、丘陵地の中ほどを流れる河川があります。
富士川=笛吹川の支流の滝戸川といいます。
この川、いまの時期にホタルが見られます。
街灯がたくさん見られるのは、ホタル公園という施設の照明でありました。



 ホタルはけっこうの数がいるのですが、今年は気温があまりあがらず、
元気よく飛び交うという状況にはありません。
スーッと、明滅しながら速く移動する個体や・・・。



 スウスウとゆっくり飛びまわる個体が見られました。



 飛んで火にいる・・・ならぬ、「飛んで眼鏡に取り付くホタルかな」でありました。

(撮影:2012.6.2~6)
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風土記の丘周辺での金環日食

2012年05月21日 | 風土記の丘の周辺の話題


 午前7時33分、雲が厚くなってきて、こんな感じでした。
(フィルタなし望遠撮影)
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道祖神祭りの後(跡)

2011年01月17日 | 風土記の丘の周辺の話題


 昨年もお伝えしていますが、まったく同じ場所、
先週の金曜、1月14日の夕べ、道祖神祭りが行われました。
前を通りがかってちらっと拝見しただけでしたが、
お灯明が灯され、太鼓が鳴らされ、近隣の方が集まり、にぎやかでした。
そのお祭りの跡です。



 その主役の道祖神さんです。

(撮影:2011.1.17)
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道祖神祭りがありました

2010年01月24日 | 風土記の丘の周辺の話題


 銚子塚古墳の西側の、集落の外れの辻になっている場所に、
道祖神が祀られている場所がありまして、
笹で四方を囲み、色紙などでできた「おしんめい」を下げた縄で結んだ、
そんなお祭りの跡が見られました。
 そう、もう過ぎてしまったのですが、1月14日の晩を中心にした
道祖神祭り、ないしは小正月の伝統行事、
地域ごとにいろいろな形でお祭りが行われるようですが、
ここでは、こうした状況が残されていました。



 道祖神と書かれた石碑の前には、ローソクによる明かりも供えられたようです。

(撮影:2010.1.18 場所は次のマップでご確認ください)



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「つるしんぼ」

2009年12月03日 | 風土記の丘の周辺の話題


 「甲州百目柿」などの渋柿を、皮をむいて紐で吊し、
初冬の冷たい空気とお日様の光にさらすと、あまぁーい、吊し柿になります。
形を整えて「あんぽ柿」となると高級贈答品になりますが、
昔は、子どものおやつ、子どもたちは「つるしんぼ」といって、
その甘くなるのを楽しみにしたものです。
でも、この頃は、暖冬続きで、せっかくの吊し柿が、カビが生えてしまったり、
腐ってしまったりすることがあって、そうなるとたいへんです。
「ストップ温暖化!」「目指せ底酸素社会!!」・・・つるしんぼのためにも!!!



 地域によっては、産地化していて、今ごろ、そうした地域では、
いっぱいの吊し柿が吊され、オレンジのカーテンになります。
丸山塚古墳の少し北東の集落で見ました。

(撮影: 2009.12.2)
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「旧地権者の碑」

2009年06月07日 | 風土記の丘の周辺の話題


 maibunCの裏手から西に、丸山塚古墳の北側を通過し、さらに行くと・・、
この写真の四つ角にたどります。
その交差点の角に、1つの石碑が建てられています。
いつも気に留めずに来ましたが、実はこの石碑、
甲斐風土記の丘の建設の歴史に深く関わるものでありました。



 古典的な石碑だと、碑文の上の方に題額というものがあって、
何とかの碑、ということがすぐにわかるのですが、
これは少し違っています。 

大切なので、碑文を書き留めます。

   伝来の地 曽根丘陵
    今 蘇る古代
   地権者の願いは残こった

 風土記の丘の建設に際して、先祖伝来の土地を提供した
旧地権者の皆さんの記念碑でありました。



 碑の裏側にも、文面がありました。
これも大切なので、書き起こします。

   この地は、山梨県のあけぼのの舞台に
  ふさわしい 古墳群 遺跡 歴史的 民俗
  的な資料を備え、南アルプスの遠望、笛
  吹川の清流の整う景勝の地である
   風土記の丘・曽根丘陵公園は、昭和五十
  年七月より進められ、私たち地権者八十
  一名は、優良農地、山林等二十五ヘク
  タールを以て趣旨に賛同し、県立考古博
  物館・埋蔵文化財センターが竣工した
  この機会に地権者相集い、この記念碑を建
  立した
      昭和五十七年十一月

 そういう経過は、時間の経過とともに忘れ去られてしまいがちですが、
こうした石碑の存在を記憶にとどめ、歴史文化を謳う公園の
建設の歴史を理解していきたいと思います。
 ちなみに、「昭和五十七年十一月」というのは、考古博物館と埋蔵文化財センターが
その月の3日に開館・開所したタイミングであります。
 また、この碑文を作成された当時の地元自治体の行政責任者(旧中道町長)も
地権者代表も、さらには石工さんも、すでに鬼籍に入られてしまいました。



 この石碑のある場所を、マップに落としてみました。

(写真の撮影: 2009.6.6)
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