風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

タカサブロウの花

2015年08月29日 | 草や木そして花・実


 公園内の園路沿いにタカサブロウの花が見られました。
タカサブロウは、湿地を好む植物なので、公園の園路脇で見られるなんてへんですが、
その場所は、地下水が比較的豊かな場所なようです。



 クローズアップしてみました、ややピントが合いきれていませんが。
タカサブロウは、キク科タカサブロウ属の一年草で、キク科の花のつくりのためしどおり
舌状花と筒状花がありますが、白い舌状花が多くなっています。

(撮影:2015.8.28)
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ミノムシぶらぶら・・・

2015年08月28日 | チョウやトンボなど


 公園の園路を散策していた時、目の前に、上方からさがった糸の先にぶら下がり、
ぶらぶらしているものがありました。ミノムシでした。
さすがにハリエンジュの木からぶら下がっているためか、ハリエンジュの実のさやが
蓑のまわりに付けられているのが面白く感じられました。



 袋状の蓑の中で成長中のミノガの幼虫のようでした。
袋の口に糸が集まり、その中から1つの糸が袋をつっているのがよくわかりました。
その袋の口から顔を出しているミノガの幼虫の頭が確認できました。

(撮影:2015.8.28)

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虫はとれたかな・・・

2015年08月27日 | 季節の話題


 考古博物館の構内になる古代の広場、そこはケヤキの木が大きく茂り
昼でもうっすらと暗めになっています。でもセミの声がにぎやか。
そんな中で、補虫ネットを手にした子の姿が見られました。
 山梨県内ではもうかなりの学校で夏休みが終わり、二学期ということのようですが、
まだ夏休み最終という県外の子どもさんでしょうか。
夏休みの宿題の昆虫採集かな、と勝手に想像してしまいました。

(撮影:2015.8.27)
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スミレがあれば、続いてあれが登場

2015年08月22日 | チョウやトンボなど


 前回に話題となったスミレ、タチツボスミレの仲間かと思われますが、
こうしたスミレの葉を主食とする生き物がいまして、そんなのが現れるか
と思っていたところ、やはりいましたよ。



 ツマグロヒョウモンです。しかもメス。
このツマグロヒョウモンの幼虫は、スミレの仲間の葉を好んで食べます。
だから、親もスミレの葉に産卵するのですが、おいしそうなスミレを見つけ
この場所に現れたのだと考えられました。
 数年前には、たくさんのツマグロヒョウモンが見られたのですが、
このところ、目にすることがたいへん少なくなっていました。
これで、ツマグロヒョウモン、復活となるかな。

(撮影:2015.8.20)
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いまごろのスミレ

2015年08月21日 | 草や木そして花・実


 考古博物館の建物の裏手でスミレを見ました。昨日のお昼休みのことです。
今の時期ですから当然に花はなく、それでもよく見ると話題がありました。



 もう少し近寄って見ました。
昨日の天気は、朝のうち雨、のちに曇りになりましたが、時折パラパラ降りました。
そんなわけで葉の上に雨粒が見られました。
 それから、春につけた花が実を結び、それが弾けて中の種子が飛び散ったあとが
観察できました。褐色をした3つに分かれて開いたさやがそれです。
 その傍らに、閉鎖花が見られます。
スミレの仲間に特有なもので、黄緑色のつぼみのようなものがそれです。



 こちらも、最初の写真の範囲でその一部をクローズアップしたものですが、
この写真の右上に、今にも種子がこぼれそうな状態が見られます。
これは、その状況から熟した閉鎖花による種子ではないかと考えられます。

(撮影:2015.8.20)
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ある遺跡の調査から

2015年08月20日 | maibun日記


 大月市花咲町で進められている発掘調査現場を見てきました。
地表からぐっと深く掘り進められていました。
こんな深いところに遺跡が眠っているのを見つけ出し、
日の目をあてる仕事ってすごいですね。



 出土したばかりの土器のかけら。
甕の底部に大きな葉の葉脈の痕跡が残っていました。
この土器のかけらに、遠い昔のものがたりを語らせる仕事の現場でもありました。

(撮影:2015.8.19)
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ギンヤンマの産卵行動

2015年08月19日 | 風土記の丘の遺跡・史跡


 トンボだって、かりそめにも生を受けたからには、その命
次代につながなければ・・・。
 雨がまとまって降った一昨日の影響で、昨日のお昼休み
普段はカラカラの側溝に水が流れ、コケが緑色を深めていた
そんな環境で ギンヤンマの産卵行動が見られました。
 ギンヤンマの場合、上のオスが下のメスをしっかりホールドし、
共同作業で産卵を行います。
 今回の写真、暗い部分の望遠撮影、しかも手持ちでブレブレです。
雰囲気だけご覧ください。

(撮影:2015.8.18)
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ショウリョウバッタ

2015年08月18日 | チョウやトンボなど


 目の前に飛び出してきました。撮って、といってるみたいに。
子どものショウリョウバッタは、飛ぶことができないそうです。
もう大人になったのか、それともジャンプ力だけだったのか、
見極めることもない短時間の出遭いでありました。

(撮影:2015.8.18)
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ひさびさの雨

2015年08月17日 | お天気は・・・


 考古博物館の構内にできた水たまりです。
朝から雨、時折激しく降りました。
お昼頃、雨が少し小やみになる時間があり、それを記録しました。

(撮影:2015.8.17)
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アゼナの花

2015年08月16日 | 遠出して


 このほど発掘経験セミナーが開催された身洗沢遺跡は、比較的地下水位が高い
湿地性の遺跡で、発掘調査が始める前は果樹園でしたが、それ以前は水田であった
時期があるようです。それも湿田であったようで、いたるところに排水用の暗渠
施設が見られました。
 ということですが、このたびの花は、アゼナです。遺跡の中にできた水たまりの
淵に咲いていました。



 アゼナは、少し前に取り上げたウリクサと同じ仲間で、アゼナ科に属しますが
このアゼナ科は、以前はゴマノハグサ科として扱われていました。
ともかく、田のあぜや池のほとりなど湿性を好む植物で、この遺跡の中に
ひと時ではありますが、繁茂しているのもうなづけます。

(撮影:2015.8.14)
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