キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

女王メディア

2008-05-11 09:06:25 | Weblog
昨日は雨の寒い中、兵庫県立芸術文化センターまで

観劇に行ってきました。劇は、前から楽しみにしていた

「女王メディア」です。

いつもは、10分前ギリギリに劇場に入るのですが

昨日は、ちょい余裕がありました。10時43分発の

関空快速・京橋行きに乗り、大阪に着いて阪急でお買い物

しました。ベルト・Tシャツ・アロマオイル・マジックグッズなどを買い求めました。

そして、やはり10分前に到着です。前を歩いている人を

見ると、少しいつもと違って、ローカルな感じがしました。

松井誠さん主演なので、松井さん目当ての方が多かったの

でしょうね。(私は、松井さん目当でもないのですが

ローカルな人間の一人なのです。)

でも、でも劇は、ギリシャ悲劇そのものでした。

おもしろかったですねぇ~。? !

女王メディアは、祖国を捨て、実の弟を殺害までして

愛する男イアソンと一緒になったのですが、すべてをささげた男

イアソンは別の女性のもとに。

メディアの復讐劇なのですが、それがただの復讐劇ではない。

イアソンとの間に生まれた子ども2人を殺害するというもの。

(凡人には、理解しがたい、怖い世界でもあります。)

今日は、パンフレットから拾ったプロデューサー笹部博司さんの文を紹介します。

《「メディアほど、巨大なはない。それゆえ「メディア」は

それ以降すべての演劇の目標となった。演劇とはつまり

心の解毒剤でる。「メディア」という強大な毒を体験し、自らの

心の中の毒を解毒する。》

次に

《「メディア」という強大なマグマは、演劇の源泉である。

生きるというのは、間違いを犯し、罪を犯すことである。それを

心の中にどんどん貯め込んでいく。貯め込むばかりだと、いつかそれは、

破滅する。どこかで燃やさなくてはならない。出来れば、イメージの中で。

芸術とはイメージの中で犯す 犯罪である。》

最後にもう一つ

《「想像の世界のものを押し砕くことはできない。そして、想像は、

歌になって現れなければ、叫びとなる。それが美でなければ、醜悪となる。

そして、芸術として現れなければ、犯罪となる。》

~~詩人のウィリアム・ローカスの言葉~~

もう一つの演劇に関するおもしろい文があるのですが、

それは、また今度です。今日はちょっと長過ぎましたね。

私も疲れてきました。

今日の写真



最初に送られてきたパンフレット



舞台の松井さんは、きれいでしたが、ちょっと

怖かったです。



もう少し経てば着てみます。



ついでに化粧品も買い求めました。



芸術文化センターへ行くまでに新しいお店(関連グッズを

売っている)ができました。そこにこんなかわいいクリップが。












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