![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3f/0df9c8634bdbb0ffae98414a38fa15dc.jpg)
▲樹皮の上を好むコケたち
これから梅雨にかけて、
どんどん元気になっていくコケたちに会いたくて、
もう居ても立ってもいられない。
先日、コケとの新たな出会いを求めて、すこし遠出をし、
蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん・世田谷区)へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d5/8486b2f54a1310cb52759a27f8162229.jpg)
蘆花恒春園は、明治から大正にかけての
作家・徳富蘆花の住まいをとどめた公園ときいている。
初めて行く場所だが、園内には
蘆花が暮らした藁葺き屋根の住居があり、
もしかしたらそこにコケが生えているかもと淡い期待を抱く。
しかし実際に行ってみると、
藁葺きの屋根には保存のためか
全体に金網が張り巡らされており、
コケどころか、雑草1本すら生えてない始末・・・(なので写真にすら収めておりません)。
残念。
しかしそのまま帰るのももったいないので、
その足で園に隣接している公園へ。
すると、そこで奇妙な光景を目にする。
まずはこの木を見てほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/cf/53172e4331bde2bba8f24f3faac57f32.jpg)
▲クスノキと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c8/6654ad6fff705992357eb6e861724f1a.jpg)
▲幹にはびっしりとコケが。
しかし木のまわりを見てみると、
何かが落ちているのに気づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5d/656d445e993493d5fdd313d57088f3e8.jpg)
なにかと思えば・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/fa/67d4fb625a7e0c2ba62d64bbca301d35.jpg)
▲コケだ!!
なぜか知らないが、コケが塊でぼたぼたと
そこらじゅうに落ちているのである。
拾い上げてみると、コケには木の樹皮がついていて、
何らかの理由で、木から樹皮がはがれたため、
そこを住まいにしていたコケも一緒に地面に落ちたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/0f/697243d8194506e9683683afad4fa287.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/46/c23f49eefb30fb82bfeea3896f10089a.jpg)
▲木からはがれ落ちそうになっているコケを発見。
なぜだろう?
老木だからか、病気だからか、
はたまた冬から春への成長過程なのか。
樹木についてはとかく疎い私は、
なぜこういう現象がおこるのか、
皆目見当もつかない。
そして、この落ちたコケたちの運命はどうなるの!?
少なくともこのようなコケは3種類、見つかった(冒頭写真)。
そもそも好んで樹皮に生えていたのに、地面に落ちてしまったら、
今後の成長は難しいのではないだろうかと、とっても心配。
どなたかこういう現象の理由をご存じの方、
もしくは「こんな理由じゃない?」と仮説を立てられた方、
どうぞ教えてくださいマセ!!
それはクスノキが太って、古い皮がきつくなったので脱ぎ捨てただけだと思います。コケはかってに居候しているだけなので、クスノキの都合が優先するのはしかたがないですね。
あるいは、クマが爪とぎした跡かもしれません。世田谷区って、クマいますかね?
世田谷にはクマはおりません(キッパリ!)。笑
お答えいただき、ありがとうございます!
そうですか~。
大きくなった木々たちは
この暖かくなった日を待ち望んで
一気に伸びをしたのでしょうね。
こうなってしまっては、コケもやむなし。。。
せめて小鳥が巣作りにでも使ってくれたら
私としてはうれしいのですけどねぇ。