かわいいコケ ブログ I'm loving moss!

コケの魅力を広く知ってもらいたくて、情報発信中。
コケ、旅、山が好き。コケとコケにまつわる人やモノの記録です。

【告知1】11/16(土)-17(日)奥入瀬渓流へコケトリップにご一緒しませんか?

2013-10-20 14:24:48 | コケをめぐる旅


Spore! Spore! Spore! (胞子!胞子!胞子!)

暑くなったり寒くなったり、台風がきたりと忙しない天候の今日この頃。
しかし秋は確実にやってきていて、つい先週まで東京はキンモクセイが真っ盛り。
また、我が家のベランダのミセバヤも今週からささやかながら花をつけてくれて、見るたびに心が和む。

そして、そして、もちろんコケたちも!

コケの多くの種類は春か秋に胞子体をつけて見頃の季節を迎える。
さらに種類によっては無性芽をつけたり、紅葉したりと、
各種個性豊かに華々しい(コケだからコケコケしい?!)姿を私たちに見せてくれる。

というわけで、当の私もコケ好きの御多分にもれず、ついついテンションが上がってしまい、
spore! spore! spore! と叫びながら(心の中でね!)、コケの秋到来に胸躍らせているわけである。

さらに嬉しいことに、この秋はいつにもまして胞子活動が盛んになる予定。そう、コケの胞子のみならず。

順々にお知らせしていきたいと思います。

まず今日はその一つ目から。


●11/16(土)発 コケはともだち -奥入瀬渓流へコケトリップ-

箱根に続く風の旅行社主催のコケイベント第2弾です。
ついに関東を出て「東北の隠花帝国」と名高い青森県・奥入瀬渓流へ1泊2日のコケトリップへ!

奥入瀬渓流といえばもともとは紅葉の名所として有名ですが、
実は200種類以上ものコケが生育している東北有数のコケの名所なのです。

しかも渓流のそばまでは車で行けて、さらに林道も緩やかなのでハイキング感覚で原生林を歩きながら
コケを楽しめるという、コケ好きにとっては非常にありがたいロケーション。

青森県といえば豪雪のイメージが強いせいか、「11月ならもう雪が積もっちゃってるんじゃ…」という声をよく聞きますが、
例年の奥入瀬では紅葉がまだ残っている時期なので、コケの緑と紅葉の赤のコントラストが美しい景色も期待できますヨ!
 
  ※もちろん朝晩は冷え込むので防寒対策はお忘れなく!

では、11月の奥入瀬の様子を一部ご紹介しましょう(撮影は2012年)。



▲昨年11月の奥入瀬渓流。渓流のせせらぎを聴きながらのんびりコケ観察中の人が…(写真右)



▲天然のコケテーブル。人間の休憩用として設置されたものですが、いまではすっかりコケが占領中。


▲でも私たちコケを観察する者にとっては、しゃがまずともコケが見れるうってつけのコケスポットでもあります。



▲渓流そばの巨石にはコケがびっしり。


▲その屋主はエビゴケさん。



▲原生林の足元にたたずむホウオウゴケは、落ち葉に埋もれないように高さのある石に着生。これもコケならではの処世術。


▲カツラの落ち葉。香りはキャラメルのように甘く、去年はコケを見つつも嗅覚はこの落ち葉に釘付けでした。


さらにコケだけではない、ミステリアスな一面も持つ奥入瀬隠花帝国・・・


▲この巨岩はなんだ!?


▲雨の雫を利用して胞子をまき散らすエイリアン襲来





▲しばしば地面に突如現れるアーティスティックな謎の物体・・・



▲原始時代を思わせる奥入瀬隠花帝国の風景。



▲都会ではなかなか見られないビッグサイズのシダも。


ガイドは私と現地でご活躍のネイチャーガイド・河井大輔さんが務めます。
そしておまけ情報ですが、宿泊先はあの星野リゾートという豪華版!(のわりにはお手ごろ価格になるよう関係者の皆様にはがんばってもらいましたっ)


ご一緒にゆったりのんびり秋のコケを奥入瀬で楽しみませんか?

申し込みはすでに始まっています。
もう何人かお申し込みがあったようなので、
ご興味のある方はお早めにどうぞ!

各地からのご参加をお待ちしています。


✩お申込みはこちらから → 風の旅行社


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●おまけ

実は今月初め、ひと足早くコケの秋を感じに北海道に行ってきました。
そのレポートはまた後日ゆっくりと。


▲はじめてのカヌー体験(北海道・阿寒湖にて)

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