![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/f5/6e839327aadab776376c1830092af327.jpg)
いつのまにか新緑がまぶしい季節となった。
今年のゴールデンウィークは2日平日を休めば
10連休ということで、私も昨日だけ真面目に働いて、
あとはここぞとばかりに出歩いている。
前半はご縁があって桜が満開の山形県へ。
もちろんたくさんのコケとの
出会いもありました(しみじみ)。
今日はちょっと時間がないので、
そのレポートはまた次回にでも。
さて、前回は海外のコケ切手について触れ、
日本にはあのようなコケに注目した切手がほぼないと書いた。
しかし、日本郵政には自前の写真でオリジナル切手が
作れるという便利なシステムがあるというではないか。
というわけで、少し前にインターネットから申し込みを。
そうして出来上がってきたのがこの切手。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b8/2799d1ada2291eb16bd5502dfcc2f438.jpg)
▲写っているのは私の好きなコケトップ3に入る「ヒノキゴケ」。
ヒノキゴケは別名「イタチノシッポ」とも呼ばれるほど
手で触るとまるで小動物のしっぽをなでているかのように
ふわふわとやわらかく、手触りがすばらしいコケだ。
私なんかは一度触り始めると、
なかなか離れがたくなってしまう。
色は幽玄な森を思わせる深い緑色。
コケの中でも大型で、
さらに丸みを帯びた大きな群落をつくるので、
比較的見つけやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/11/78b717db0a2b1282c9bee6c69b01a524.jpg)
▲ヒノキゴケ。2009年屋久島にて撮影。
とはいえこんな魅力的な美貌の
持ち主ながらも本人の性格は意外と硬派。
人気があってもあまり人前には出たがらない。
街なかで無理に育てようとすると
「いやいや、ここはいけません」と首を振る。
人にちやほやされることに興味がないと言っても
過言でないくらい、人間の手で育てようとすると
あっという間に枯れてしまうことがほとんどだ。
京都の限られた苔庭などでは見られることもあるが、
おおむね緑の深い森林の、ちょっと湿り気のある木陰などが
彼らには一番落ち着く場所のようである。
さてさて、切手は見るのも楽しいが
使ってこそ真の価値が出るというもの。
さっそく誰かに手紙を書こうかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1a/22204b8248a8750039269297df8a64b3.jpg)
▲インターネットから申し込んで、出来上がると、
こんなかんじでシートになって送られてくる。シールタイプである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/80/9c86353df8fb57ad73f88c5fa028216b.jpg)
▲切手に使った元画像。同じく屋久島にて撮影。
なんて素敵な手作りをしているのかしらん。素敵ねー!
ほっこりしてしまいました(^_^)☆
いいなー、コケ切手!私もこのコケちゃん好きだなぁ。オリジナル切手のテク、ぜひ活用してみたいと思います。
モデルのコケは一緒に行った
屋久島のときに撮ったものだヨ。
あぁあのときのことを思い出すと、
いまでもかぴばらの「送りビア~ンコ!(振りつき)」が
昨日のことのように思い出される・・・。笑
すっかりコケちゃんたちに
眼を向けてくれるようになってくれて
こちらも嬉しいです。
いただいた鉢のコケは、この春、
ちょびっとだけ胞子を飛ばしたんだよ!