かわいいコケ ブログ I'm loving moss!

コケの魅力を広く知ってもらいたくて、情報発信中。
コケ、旅、山が好き。コケとコケにまつわる人やモノの記録です。

Myコケ切手を作る。

2011-05-07 15:47:25 | 文系女子のコケ目線



いつのまにか新緑がまぶしい季節となった。

今年のゴールデンウィークは2日平日を休めば
10連休ということで、私も昨日だけ真面目に働いて、
あとはここぞとばかりに出歩いている。


前半はご縁があって桜が満開の山形県へ。

もちろんたくさんのコケとの
出会いもありました(しみじみ)。

今日はちょっと時間がないので、
そのレポートはまた次回にでも。



さて、前回は海外のコケ切手について触れ、
日本にはあのようなコケに注目した切手がほぼないと書いた。

しかし、日本郵政には自前の写真でオリジナル切手が
作れるという便利なシステムがあるというではないか。

というわけで、少し前にインターネットから申し込みを。


そうして出来上がってきたのがこの切手。



▲写っているのは私の好きなコケトップ3に入る「ヒノキゴケ」。



ヒノキゴケは別名「イタチノシッポ」とも呼ばれるほど
手で触るとまるで小動物のしっぽをなでているかのように
ふわふわとやわらかく、手触りがすばらしいコケだ。

私なんかは一度触り始めると、
なかなか離れがたくなってしまう。


色は幽玄な森を思わせる深い緑色。

コケの中でも大型で、
さらに丸みを帯びた大きな群落をつくるので、
比較的見つけやすい。



▲ヒノキゴケ。2009年屋久島にて撮影。


とはいえこんな魅力的な美貌の
持ち主ながらも本人の性格は意外と硬派。

人気があってもあまり人前には出たがらない。

街なかで無理に育てようとすると
「いやいや、ここはいけません」と首を振る。

人にちやほやされることに興味がないと言っても
過言でないくらい、人間の手で育てようとすると
あっという間に枯れてしまうことがほとんどだ。

京都の限られた苔庭などでは見られることもあるが、
おおむね緑の深い森林の、ちょっと湿り気のある木陰などが
彼らには一番落ち着く場所のようである。


さてさて、切手は見るのも楽しいが
使ってこそ真の価値が出るというもの。

さっそく誰かに手紙を書こうかな。




▲インターネットから申し込んで、出来上がると、
 こんなかんじでシートになって送られてくる。シールタイプである。


▲切手に使った元画像。同じく屋久島にて撮影。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かわゆい( ´ ▽ ` )ノ (かぴばら)
2011-05-09 16:58:34
バードちゃん☆
なんて素敵な手作りをしているのかしらん。素敵ねー!
ほっこりしてしまいました(^_^)☆
いいなー、コケ切手!私もこのコケちゃん好きだなぁ。オリジナル切手のテク、ぜひ活用してみたいと思います。
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カピバラさま (バード(ブログ主))
2011-05-11 08:09:26
うふふ。ありがとう!

モデルのコケは一緒に行った
屋久島のときに撮ったものだヨ。

あぁあのときのことを思い出すと、
いまでもかぴばらの「送りビア~ンコ!(振りつき)」が
昨日のことのように思い出される・・・。笑

すっかりコケちゃんたちに
眼を向けてくれるようになってくれて
こちらも嬉しいです。

いただいた鉢のコケは、この春、
ちょびっとだけ胞子を飛ばしたんだよ!
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