山麓の街ツェルマットとグリーンデルワルトの
街角で出会ったコケ紹介のつづき。
グリーンデルワルトはアイガーという名峰の北壁を臨む。
アイガー北壁といえば登頂がそれはそれは難しい山だそうで、
いままで数々の登山者が挑戦し命を落としてきた。
しかしそれだけに登山家たちの心をひきつけ、
「ヨーロッパ最後の難所」として1930年代に登山が競うように行われた。
そしてついに1938年にオーストリアとドイツの登山隊が初登頂に成功。
それでも周囲の名峰に比べ、100年遅い初登頂だったという。
今年日本で公開された映画「アイガー北壁」(ドイツ・オーストリア・スイスの合作)で、
私もこの山についての多少の予備知識はあったものの、本物の山を目の前にするとその迫力に圧巻。
●映画『アイガー北壁』オフィシャルHP
(史実をもとにした悲劇ですがオススメ。私の中では今年のベスト3に入る名作デス)
http://www.hokuheki.com/
ちなみに今回の旅行でこのアイガー北壁を見ることを一番の楽しみにして夫は、
嬉しさのあまり現地で双眼鏡を購入して、毎朝毎夕、北壁を眺めて興奮していた。
▲夫、双眼鏡でアイガー北壁を眺める。
さて、すっかり前置きが長くなってしまった。
登山家たちにとってはある意味「聖地」のグリーンデルワルトの街であるが、
一方コケたちは意外と日本と変わらないご様子でフツーに暮らしている。
◆グリーンデルワルトにて
▲たとえば駅のホームの隅を見ると・・・
▲こんなコケや、
▲こんなコケ。
▲ホテルの前の街路樹。黒っぽい部分は全部コケ。
▲ほとんどの木がこの1種類のコケに埋めつくされていた。
▲看板の屋根にも。
▲頭上の木の葉から朝露が垂れて看板の木面が常に湿っているため、コケには快適。
前にも書いたが、初めて踏み入れたこのスイスという土地でも、
コケたちの暮らしぶりは日本とあまり変わらない。
だからなんだかホッとする。
でもそれはたぶん人間たちも同じことで、
スイス人たちの日常や彼らが日常考えていることも、
案外、日本人と変わらないのかもしれない。
私は英語もドイツ語もフランス語も(後者2つはスイスの母国語)
ほとんど話せないけれど、彼らとのちょっとした会話の中で
彼らの外国人への接し方を見ていて、また現地のテレビの話題などを見ていて、
スイス人の真面目さや親切さ、ある意味、前にしゃしゃり出ない地味な性格の人が
多いところなどは、日本人に通じるものがあると思った。
コケきっかけでなんだかスイス人にも親近感が抱けたかんじ。
◆おまけ。グリーンデルワルトのおいしいもの集。
▲スイスの伝統食、ソーセージとロシュティ(ジャガイモのスライスを焼いたもの)。
▲街中のチーズ屋さん。地元で作られたチーズがいっぱい。ちなみに価格は日本の1/2!
街角で出会ったコケ紹介のつづき。
グリーンデルワルトはアイガーという名峰の北壁を臨む。
アイガー北壁といえば登頂がそれはそれは難しい山だそうで、
いままで数々の登山者が挑戦し命を落としてきた。
しかしそれだけに登山家たちの心をひきつけ、
「ヨーロッパ最後の難所」として1930年代に登山が競うように行われた。
そしてついに1938年にオーストリアとドイツの登山隊が初登頂に成功。
それでも周囲の名峰に比べ、100年遅い初登頂だったという。
今年日本で公開された映画「アイガー北壁」(ドイツ・オーストリア・スイスの合作)で、
私もこの山についての多少の予備知識はあったものの、本物の山を目の前にするとその迫力に圧巻。
●映画『アイガー北壁』オフィシャルHP
(史実をもとにした悲劇ですがオススメ。私の中では今年のベスト3に入る名作デス)
http://www.hokuheki.com/
ちなみに今回の旅行でこのアイガー北壁を見ることを一番の楽しみにして夫は、
嬉しさのあまり現地で双眼鏡を購入して、毎朝毎夕、北壁を眺めて興奮していた。
▲夫、双眼鏡でアイガー北壁を眺める。
さて、すっかり前置きが長くなってしまった。
登山家たちにとってはある意味「聖地」のグリーンデルワルトの街であるが、
一方コケたちは意外と日本と変わらないご様子でフツーに暮らしている。
◆グリーンデルワルトにて
▲たとえば駅のホームの隅を見ると・・・
▲こんなコケや、
▲こんなコケ。
▲ホテルの前の街路樹。黒っぽい部分は全部コケ。
▲ほとんどの木がこの1種類のコケに埋めつくされていた。
▲看板の屋根にも。
▲頭上の木の葉から朝露が垂れて看板の木面が常に湿っているため、コケには快適。
前にも書いたが、初めて踏み入れたこのスイスという土地でも、
コケたちの暮らしぶりは日本とあまり変わらない。
だからなんだかホッとする。
でもそれはたぶん人間たちも同じことで、
スイス人たちの日常や彼らが日常考えていることも、
案外、日本人と変わらないのかもしれない。
私は英語もドイツ語もフランス語も(後者2つはスイスの母国語)
ほとんど話せないけれど、彼らとのちょっとした会話の中で
彼らの外国人への接し方を見ていて、また現地のテレビの話題などを見ていて、
スイス人の真面目さや親切さ、ある意味、前にしゃしゃり出ない地味な性格の人が
多いところなどは、日本人に通じるものがあると思った。
コケきっかけでなんだかスイス人にも親近感が抱けたかんじ。
◆おまけ。グリーンデルワルトのおいしいもの集。
▲スイスの伝統食、ソーセージとロシュティ(ジャガイモのスライスを焼いたもの)。
▲街中のチーズ屋さん。地元で作られたチーズがいっぱい。ちなみに価格は日本の1/2!