TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

ボジョレーに合うお料理

2005-11-20 21:43:51 | ワインの脇役
ボジョレーヌーヴォーに合うお料理といったら、ハーブ入りハムのテリーヌ、田舎風パテ、ささっとソテーした豚肉、若くさわやかな白カビのチーズ・・・。いろいろ思い起こし、考えて見るが、どうだろう。今年テイスティングした限り、造り手によって二分されると感じる。落ち着きを見せる仕上がりか、ピチピチの出来立て風な仕上がりか・・・。後者は合わせる食事が難しいような気がする、あまりにハツラツとしていて、食事とゆっくり楽しむワインではないから。でも、そう考えるとGIVE UPしてるみたいで悔しい、と造ってみたのがこれ。鶏肉のグリル。皮を背にして好みのお野菜を巻き、タコ糸で縛って、ホイルにのせ、塩+こしょうして、オイルを少し掛け、トースターで全体を焼き付ける。なかなかウマイ。思わずシャルドネに合ってしまい、ヌーヴォーまで行き着けず。次回トライすべき一品であった。

ワインにあう食べ方

2005-11-19 23:14:46 | ワインの脇役
先日友人に教えてもらったレシピがある。こっくり甘辛く煮た秋刀魚に、塩もみしてしんなりさせたキュウリと青紫蘇を合えたものをのせて頂くのだ。完全無欠の和食なのだが、これがスッキリした白ワインに合うっ。ひさしぶりにびっくりした。キュウリと紫蘇が口中の後味をさっぱりさせる。グラスに臭みが残らない。
というわけで、旬も終わりの秋刀魚を塩焼きにして試してみた。やはりウマイ、合う。今度はどの魚でトライしようか・・鮭カマあたりいけるかも。お試しあれ。

「ボレロ」の幕間にシャンパーニュ

2005-11-19 23:02:36 | ワイン育
はじめてバレエを見に行ったのは2年前のNYで。12月、題目は「くるみ割り人形」。観客はおしゃれした小さなお子様からおばあちゃままでそれぞれで、夢のあるストーリーに感激した。子供を持ったら、東京ででも絶対見せたいと思った。幕間にこの絵本を購入した。そのとき幕間の過ごし方もはじめて体験した。オペラにしてもそうだが、バレエは休憩時間が長い。ロビーにもうけられたバーカウンタで、軽く一杯を十分に楽しめる時間が用意されているのだ、そこで高揚した気持ちを落ち着けることができる。
日本ではじめてバレエ「ボレロ」を見に行った。幕間の雰囲気は海外と同じだった、うれしい限りだ。演技も素敵だった。

復帰れた?祝い

2005-11-19 11:35:47 | ワイン育
日本ではランチでワインを飲む習慣がない。こういうと、「ぜひ昼間から楽しくワイを・・・」と私が言い出すかと思いきや、そうではない。夜ワインを楽しむので、昼間は辞めておこうかなというのが私の考え。
だが私の回りはそうではない。なぜかランチにワインが出てきてしまう。今回は友人の個人的な復帰?のお祝いで。美味しく頂いた。ロゼのシャンパーニュ。細かい泡が、ビロードのようにきらきら立ち上る。イチジクの皮のように渋い色、香りもおだやか。このシェーブルに合うね、なんて言ってたら、友人のうち一人が、結婚が決まったと言い出した。んで、も一回「乾杯っ」、なんともうれしい午後となった。

ヌーボーいかが?

2005-11-18 01:31:36 | ワイン育

ボジョレーヌーボーの販売要員を頼まれ、行ってきた。10本位飲み比べられるのは得した気分。それにこのお祭り?にバッタバタしてる飲食業界のウラが見えておもしろい。意外に、お客さまは皆様積極的に購入される。素晴しい。
私が購入してきたのは2本。南仏のヌーボー。1つはメルロー50%、シラー50%のブレンドもの。若々しいシラーをメルローが包み込んでいるよう。でも熟成が短時間だとこうなるのか、という感じ。もう1つは白、セミヨン60%、シャルドネ40%のもの。はつらつとしたセミヨンの果実味がぷわーっと香り、口に含むとどこにシャルドネが隠れてるか探したくなる。どちらも南仏の太陽を燦々と浴びた、元気なワイン。新しい発見を楽しんだ。

フリツァンテとスイートポテト

2005-11-15 18:51:14 | ワインの脇役
サツマイモでスイートポテトを作った。友人宅へのおもたせに見繕ってパッケージングしたのが写真のもの。ワイン用袋をアレンジしてみた。素材によって違う風合いが楽しめそうで、これからも活躍しそう。
その日の夜、スパークリングワイン4種のテースティングがあった。赤のフリツァンテを初めて飲んだ。伊のスパークリングワインで、炭酸が少なく造られているワイン。なんともいえない半端な酸味、渋み、泡・・・。これに合うお料理は何か、と考え思いついた。昼間の手作りスイートポテト。サツマイモのもったりした甘さにきっとマッチするはず・・でもこのマリアージュを試す機会はないだろう。

IN HER SHOES

2005-11-13 22:48:50 | ワインの脇役
タイトルの映画を見に行った。同年代の女性を描くドラマで、私には共感が持てて素敵な映画だった。ハリウッド映画のなかでも、内容が宇宙とか歴史モノでないものは、日常を映し出すために食のシーンが多々ある。そのなかでワインをたしなむ場面も多く、これがまたいいんだなー。食とワインを楽しんでる感じが、ドラマの波に乗って・・・。当然その後、今日の食事のメニューに影響することはいうまでもない。映画を見たあとは意外にそれがある意味、おまけの楽しみなのかもしれない。

究極のコンフィチュール。

2005-11-12 22:26:42 | Bin
毎年梅酒を仕込んでいる。5月から6月末まで、いい青梅探しにイトマない。仕込み始めは7年まえ。結婚したら、母がやっていた通りMY梅酒を作るのが夢だった。ビンテージは1997年から。初年度のそれは今や琥珀色、少ししかない。いい梅がなく、仕込めなかった年もある。さて、漬けた梅を引き揚げる時期は人それぞれなのだが、とにかく大役を果たした梅達は冷蔵庫に有り余る。数年前からはじめたその梅のジャム造り。時間が経てるからアルコール分が煮詰めると目立つので、煮こぼしてから、煮詰める。アクをとりながら。コンフィチュールとはジャムのことで、果実の煮詰めとして今、人気のようだが、この梅ジャムこそ、食べる機会のあるひとにしか食せない一品なのでは?だって世紀の梅酒として見初められた粒よりの梅達のハレの日なのだから。

ギャラリー

2005-11-11 22:40:34 | ワイン育
記念のワイン会開催場所を探している。ふと、付近にある画廊、ギャラリーを当たってみることになった。ギャラリーは夕刻に閉店するから、そのあと、スペースを有効に使わせていただけないかと・・。探してみると、地元に芸術品を展覧し、普及させようという取り組みをしている方は多い。アポを取り、訪ねてみたギャラリーは、とても素敵だった。地場から文化を発進させようという気持ち、ワインと作品、向かう気持ちが通じるのだ。
ギャラリーの風景をお伝えすることは難なので、我が家のお部屋のヒトコマをアップします。気持ちを豊かにするために、本棚の上一段はスペースを設けている。

ご近所ビストロ

2005-11-10 22:48:37 | ワインの脇役
自宅に近すぎて、行く機会のないレストランがあった。でも店頭に飾れた黒板のメニューが気になって、通りすがりに思い切って聞いててみた。「ワインの持ち込みは出来ますか?」オーナーシェフは、苦い顔で、持込料の返答をしてくれた。実は最近、記念のワイン会を出来る場所を自宅付近で探していて、何件も当たってみたのだが、どの店も、対応が良くない。お酒を持ち込まれることは、お店にとってかなりのマイナス。それはわかって聞いているのだが、でもここは、パリでも銀座でもない。もう少し良心的でいいのでは?試してみたくて、冒頭のビストロに行ってみた。お料理はそんなに悪くない、ワインは数種類。多分、地元のニーズに合わせてるのだろう。ごちそうさまでした。