古い料理本は

時々料理本を振り返る。開いたのは「圧力鍋の料理①、②」。家を出たとき、何が欲しいと母に聞かれ、私のリクエストは圧力鍋。母はこれを活用していっぱい美味しいものを作ってくれた。だから欲しかった。このお鍋を使い慣れない私は、母の愛用本を２冊奪ってそのまま１０数年。が、皆様、見て下さいこの本の素晴しさ、と言いたい。各国料理の造詣の深さ！1979年刊行とありますが、なんともワインに合うお料理の数々・・。輸入ワインが国産ワインを上回ったのは1994年なのにも関わらずに。今度何を作ろうか。

ココファームワイナリー②

日本酒や焼酎の仕込みには、何らかの形で水を加えるが、ワインの仕込みには水は一切加えない。ブドウを摘み取り、そのまま洗わずにタンクにいれて発酵させ、樽やビンに入れて熟成させる。この一連の作業はほんとうにドラマチック。造り手は思いを込めてワインを造っているから、たっぷり自分のワイナリーを自慢してくれる。ワイナリーに行く度に、感動いっぱいで帰ってくる。
さて、水。ワインの中には一滴も含まれなくとも、ワイナリーでは沢山の水が消費される。もちろんブドウに与える水もそうだが、発酵タンクなどの洗浄に使われる。この日も大小のタンクを、体をいっぱい使って洗っていた。ワイン造りは体力なくしてはありえない。