TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

しんとうワイナリー

2007-08-21 02:51:28 | Weblog
群馬県北群馬郡榛東村にあるワイナリーを訪れたのはGW前。
名前は「しんとうワイナリー」。
那須へ行く途中に立ち寄った。

セラードアにはいると、すでに団体の先客でいっぱい。
ココらへんの観光コースに入っているらしい。

ワインのラインナップは11種類ほど。白が中心で、自社の果実でつくるフルーティなワインが売り。デラウェアからつくられる甘口ワインや巨峰ワイン、梅ワインなど。
シャルドネからなるワインをテイスティングしたら、酸化してすっぱい、飲めたもんじゃなかった、残念~。土地柄が、シャルドネが最適な場所でもないんだろう。

お店の女性に聞けば、「ブドウを造っているココのオヤジたちは皆、辛口を作りたがるんだけどねぇ。だって彼ら飲兵衛なんだもの。」
飲兵衛ウェルカム♪いつか辛口の美味しい白ワインがリリースされるのを楽しみにしております。


セラードアの向かいは、ワインの醸造所がある。春だからまだ今年はまだ稼動していないが、施設を見学することがだきる。タンクなどは洗浄され、秋の収穫に向けスタンバイOKって感じだ。



隅っこには「ボルドー液」の包装ダンボールを発見。
ちゃんとブドウを育てている証拠。

ボルドー液とは、殺菌剤として使われる農薬のこと。病気予防の効果は長く、収穫期を挟んで、夏から秋に数回使用するらしい。

農薬をどう使いこなすかは、ワインを造るブドウ栽培者によってそれぞれ。
仏でも化学肥料、殺虫剤、防虫剤、除草剤等の化学合成物質は一切使用せず、有機農法でのブドウ作りをしているところでも、病害虫の発生時だけ使用を認めてられているボルドー液を散布するとのこと。

夏の風物詩

2007-08-19 15:07:26 | Weblog
今年はほおずき市には行かなかったけど、お花屋さんでほおずきを入手してきた。


ほおずきってどんな思い出があります?
私にはほおずき市の思い出なんてない。ほおずき市なんて知ったのは大人になってから。

思い出すのは、よく笛をつくったこと。
それは小学生時代。
多分通学路にほおずきが生ってたのか、学校の花瓶からとってきたのか、とにかく学校帰りにほおずき笛を作りながら楽しんだのを思い出す。

作り方はカンタン。
まずほおずきを開いて、中の実を取り出す。
で、実を指で揉んで全体を柔らかーくして、ガクがついていた穴から実の中の具を取り出すと、皮の部分だけが残り、小さな風船みたいになる。これに空気を入れるように息を吹くと笛の音が鳴るワケ。

なんでこれが思い出になるかといえば、笛を鳴らすのが難しいというわけではない。
スキルを必要とするのは、実から具を出すところ。実の熟れ具合によっていい塩梅に柔らかくするのは、意外と難しいのだ。
成功すればなんともいえない達成感が嬉しい。

思えば私の通学路には、スリルがいっぱいだった。
森の中を通るのだが、そこにはお墓があったり、怖いおじさんがいたり、無人家があったり、今ならかなり危険な状況といえるかも・・・。
危険といえば、畦道にモグラなんて出没したりしたこともあったかしら。

でも自然がいっぱいあって、帰り道に覚えた「遊び」は数え切れない。
シロツメクサや蓮華の花で美しいネックレスをつくったり、甘酸っぱい桑の実をつんだりできたのは、人生のなかで貴重な経験。

高校時代くらいからは、駅から遠いし通学時間も長く、不便と思った実家。
でも今は有難くさえ思える。
これから育つ子供には同じチャンスはない。
私はラッキーだった。
偶然そこに土地を買ったハマッ子の両親のおかげかもしれない。


お祝い膳レビュー

2007-08-03 15:25:00 | Weblog
出産の為入院していたのが一ヶ月前。実はこの入院を楽しみにしていた。
新たな家族に会えるのと、3食昼寝付き?の入院生活。
幸いなことに、カラダの故障で入院するわけではない。
こんな入院は最初で最後の経験だから。


出産での入院には、「誕生おめでとう」の意を込めて「お祝い膳」を用意する産院が多い。産後、数日後の夕食に組み込まれる。
メニューも病院によってバラエティーが豊かなこと。
和は懐石料理から、洋は食前酒+ワイン付きの、前菜から供されるフルコースまで様々。
ワインなんていいの?って思ってしまうが、育児をリラックスして楽しみましょう、という提案なのかも。


私が頂いたのはコチラのお重。

メッセージカードとともに、御のし付き。
内容は、精進料理に近い。
カニの黄金焼きのようなもの、様々な装飾の揚げ物、どれも中身は魚介をふんわりさせた練り物や、野菜をアレンジしてある。
こういうのって、味を想像しながらお箸でいろいろつっつけるから、なんとも頼もしい。
デザートは濃厚なチョコレートケーキ。



普段のメニューはコチラ。
普段食べない洋食の一皿など、バラエティー豊かなメニューだったから、わりと飽きなかったかも。


0800時、1200時、1800時と、1500時におやつが配膳される。
病院によっては、皆でテーブルを囲むパターンもある。
私は個室に一人でいつもゆったり頂いていた。

なかには気の利いた産院もあって、お祝い膳を二人分オーダーすることもできるとのこと。ベイビーに会いにきたご主人様といっしょに食事を取れる。



朝食にはパンの盛り合わせ。

普段朝はパン派の私にはラブリーな設定♪


豚しゃぶ風の夕食。中華おこわがなかなか美味しかった。
よい母乳を作るためにはご飯がいいので、朝食以外はどんぶりいっぱいのご飯が必須。


チキンソテーの夕食。


ランチにオムライス。


同じくランチにシーフードのカレー。

コレがパンチが効いて美味しい一品だった。病院食にあるまじき忘れられないカレーのひとつになったかも。

泡はじめ

2007-08-01 11:34:59 | ワイン育
ワインはシャンパーニュやクレマンで始めるのが好き。
喉にじーんと泡が通ると、食欲が増してくる。


記念日に頂いたのは、コチラ。
「Rose Ranch Cuvée」。


これは「Tedeschi Vineyards」というワイナリーを訪問した際に購入したもの。
ハワイはマウイ島に唯一つあるワイナリーだ。

このワイナリーはそもそも牧場からはじまり、今ではパイナップルワインやブラッシュワインを販売している。山の中に入って車で小一時間あればすがすがしい緑に囲まれたワイナリーにとたどり着ける。
大自然の中、セラードアと、近くのカフェ兼ショップ以外には何もない。
ハワイといえどもビーチとは違い、マウイのすがすがしい緑の空気が心地よい。

さて試飲したワインは5種類ほど。
ワインはブドウの温もりがあってこそ、と考える私には他の果実のワインはワインではない。
パイナップルワイン・・・・聞いただけで購入意欲がなくなるイメージ。
味は思ったほどにはあまったるくもない。お酒に弱い方に食前に提供するのにはよいかも。

この土地で栽培したブドウからは、スパークリングワインが作られている。
そのとき購入したのが「Rose Ranch Cuvée」。
ラベルのピンクのバラがとても映える。

グラスに注ぐと、サーモンピンクがとてもチャーミング。
シャンパーニュ方式で作られているとのこと。味は端的、ストレート。
シードルのようなさっぱり感がある。

梅雨にはさっぱりこんなスパークリングワインがいいかも。
グリルしたお野菜とともに頂きました♪

グリル野菜は我が家の頻出メニュー。
野菜を表面積が大きくなるようカットして、熱したグリルパンで焼付ける。
5分もすれば完成。これだけなのに本当に美味しい。
野菜のもつ甘味が存分に引き出される調理法だと思う。
蒸したお野菜も好物なのだけれど、グリル野菜にはかなわない。

冷えて甘味がいっそう凝縮した一皿は極上の一品。