TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

パン・ド・カンパーニュ

2006-12-29 23:18:34 | ワインの脇役
天然酵母のパン教室に通いだして半年。
次々に作ってみたかったパンを制覇(作成)していくのは、楽しい。
けれど、作れるようになってしまったらなんだか物悲しい・・。と感じるのは私だけ?
美味しいモノって、出来あがる工程を知らずにいて、足しげくお店に通って購入することで有難みを感じてしまうのだ。


年内最後の課題はいよいよコチラ。
「田舎のパン」と称されるパン・ド・カンパーニュ。
大好きなパンのひとつ。
使う粉や、酵母によってお店によってそのバラエティーは豊富。
石挽いた粗い粉に、ゆっくり酵母を働かせて、もっちり、そして水分をいっぱい抱き込んだタイプが好き。

オウチでつくるには、そんな高度な職人ワザは使えないが、美味しく仕上がった。
思った以上にウマイ。
オリーブオイルをたっぷりひたして頂いたら、一瞬でシアワセな気分になりました。




ノンアルコールの秘密

2006-12-25 00:54:29 | ワイン育
クリスマスに訪れたのはJAZZ CLUB。
いつもより皆様ドレススアップしていて雰囲気もステキ。

なぜかこの日、こてこての鰻料理を食べて、それからショーに向かった。
ショーのスタートを待ちながら、食後に楽しむドリンクは?
本当ならシャンパーニュ、といいたいところだけど、カクテルで我慢。

といって頼んだのがカルバドスをベースにしたショットカクテル!
あれ、ワインよりタチが悪かったかしら?
まあ、今夜は頂いてしまいましょ♪


レストランに行ったら、必ず読み込んでしまうのがドリンク・メニュー。
最近は本当に変わった。
どこのお店に行っても必ず用意されるようになったのは「ノンアルコール・ビール」。

数年前までは、頼んでも置いてないところがあったのに、このご時世で変わったのね。
いいことなのかも。

でもノンアルコールってあるのに、裏を見ると「アルコール度0,5%未満」って書いてある。
これは、日本の酒税法では、アルコール度1%未満の飲料に対して「ノンアルコール」と表示することが許可されているから。
ちなみに欧米では基準がキツく、0,5%未満。


ノンアルコール飲料の造り方は、発酵過程を経てアルコールの入った酒を作った後にアルコールを抜く方法や、発酵過程で調節してアルコールの濃度を低く抑える方法があるとのこと。
ビールに関しては、ビール酵母を使って微量でもアルコールを発生させることが必要不可欠なんだって。そうしないとどうしてもビールの味にはならない。
とにかくアルコール分がゼロというわけではないから、飲酒運転対策には完全にはならないかも。ご注意。
 
ちなみに、一般に、アルコール度数5%のビール大びん1本(633ml)を飲むと、アルコールが分解されるのに約3時間かかると言われてる。度数0.5%のノンアルコールビールでは、同量飲んだ場合約20分で分解されることに。
 

でも、少しうれしいもの、見つけちゃったのでご報告。

「ホルステン ノンアルコール」。
ドイツ製のこのビール、なんとアルコール度0,0%??

実は、0,03%のアルコールが含まれているんだけど、四捨五入して0,0%。


飲んで見ると、まあまあかな・・?
ホンモノのビール(発泡酒でないビール)しか飲めない方には許せないテイストだけど、
欧米で飲むルートビールよりぜんぜんマシ。

キーンと冷やして、是非お試しを。
これならなんだかイケそうな気がします。



まだ間に合うクリスマス料理

2006-12-22 23:56:21 | ワイン育
メリークリスマス。

街中大賑わい。
デパ地下に行こうもんなら、いまや込んでいるのはケーキ売り場だけじゃありません。
お惣菜売り場へ行っても動けない・・・。
クリスマスをオウチで、というウワサは本格的な流行みたい。

今夜パーティをするヒトも準備で大忙し。
メイン料理の仕込みはうまくいきましたか?

あわてて用意する方も、チキンまるごとグリルなら、簡単にできます。
中身の具なんか詰めなくてもOKなんだから。
今からスーパーに行けば材料の調達なんて楽チン。
できれば愛情こもった手作りが美味しいから。

去年のブログから・・。


キャヴィア

ローストチキン

クリスマスのあとのお楽しみ

2006-12-22 11:19:13 | お料理のツール
クリスマス飾りにやっと用意したのはクッキー。
型抜きのジンジャークッキーだ。


実はこの型抜き、数年前に米国で購入して以来、出番を待っていたもの。

購入したのはウィリアム・ソノマというお店。

米国で展開しているのキッチン用品店で、こだわりを持って商品を揃えているから信頼感がある。ちょっぴりおしゃれなアメリカのキッチンを演出していて大人気。

以前には日本にも出店してたんだけど、撤退してしまった。
で、そこでどうして買ったかといえば、クリスマスのあとお店に行ったらグッズのセールをやっていたから。
思わず飛びついて、即購入。
日本と違って、本場のクリスマスの国のキッチングッズは大振りでステキ。
しかも、型抜きの種類が全部揃っていなくて、さらに値引きしてもらっちゃったっけ。

もうひとつ、クリスマスセールで購入したのはコチラ。


Cuisinart,クイジナートのハンドミキサー。
クイジナートといえば米国のキッチンメーカーで、フードプロセッサーやコーヒーメーカーで有名。日本にも代理店がちゃんとある。
こういった摩擦の激しい調理器具はしっかりした造りをしていないとすぐ壊れる。クイジナートの製品はそこんとこがお墨付き。
料理に携わっているヒトが多く愛用しているのには理由があるのだ。

で、私の購入したクイジナートのミキサーの色は真っ赤。
クリスマスカラーなのだ。
だからセールだったんだけど、とーってもキッチュで可愛いし、今やお料理やお菓子作りに手放せない逸品である。

これも60%OFFくらいで購入できた。

クリスマスのキッチン用品売り場って、夢があって素敵なんだけど、是非、その後のセールも見逃さないで欲しい。
特に海外のいろんなショップは気前よくプライスダウンしてるからオススメ。
今から海外旅行にいく方は要C'K♪


さてジンジャースパイスクッキーはなかなか美味しく焼きあがった。
クリスマスコンサートに招待されていたので、今年お世話になった方々にもオーナメントとしてプレゼント。

クリスマスのジンジャークッキーに使用する小麦粉は強力粉。
コレって意味がある。
硬くきめが細かく仕上がって、ツリーに飾っても日持ちがするの。
ただ美味しいだけじゃぁ、ないんです。



ウィリアム・ソノマ

ワインライフ

2006-12-18 14:59:28 | ワイン育
「Dinner without wine like a kiss without love」

私のいくつかの名刺のうちのひとつには、こんなセリフが印字されてる。
自分のワインに対するスタンスを、すぐにわかってもらいたいから書き込んだ。

食卓はいつもワインとともに・・・。
特別な日のレストランのテーブルも、ワインとともに。
これが私の日常。


あるお料理本にこんなことが書いてあった。
「人生には自分で選択できないことがいっぱいあるけど、ワインを楽しむことは誰にでもできる。」
そう、ワインは家族と、友人と、仕事仲間と、または自分ひとりで、いかようにも楽しみを提供してくれる。
ワインがあるから食事が美味しい、素材が美味しい。空間が楽しい。







そんなワインライフに変化が訪れた。
ワインが飲めない・・・???

来初夏、我が家に家族がひとり増えそうだ。
今までのように私がワインを堪能してたら、新しい命が大変なことになってしまう。

いつかはそんな日が来るとはわかっていても、実際きてみるとこれは大問題。
食形態が変わるということは、生活が変わるも同然。


ワイン仲間との会合も、約束できない日々。
ことにクリスマス、年末年始を迎えるこのシーズンには、ワインの話題が目白押し。
生活誌だって、ワインワイン。

正直言って、ワインを見るのがちょっぴりイヤになってしまった。

いやいや、こんなことではいけません。
WINE LOVERとして胸をはって初夏を迎えよう。

妊娠初期の女性がしてはいけないこと最新トピックスは、この3つだそう。

①薬の服用
②食べてはいけない食物の摂取
③飲酒

喫煙より、だんぜん飲酒がいけないのだ。


というわけで、ココ数ヶ月は試行錯誤の日々が続いた。
そしてこれからも。


でもこれが私の生きる道、「ワインを皆が楽しめる空間」づくり。
妊婦さんだって当然そのメンバーなのだ。
新しい世界に踏み込むのはワクワク。


さあ、どんな?
ではお楽しみに。






箱根の紅葉レッド、イエロー

2006-12-12 12:15:13 | Weblog
箱根の紅葉も一週間ほど遅れているとのこと。
ススキ野原も見れるかな、と期待を込めて温泉へ。
都内は九段下、ここもカラフルな原色の美がくっきり。出だしは順調。


まずは芦ノ湖でしょう。
紅葉の最盛期は過ぎている様子、でも黄色い紅葉が湖のほとりでキラキラと、快晴の空にマッチしていた。


強羅方面に向かって、紅葉の山道を進んで・・・。
はっと息を呑む風景が目を横切った。
「箱根富士屋ホテル」。
敷地内にはいるとまず庭園。レトロで風情のある木造りの建物を、色とりどりの紅葉樹が囲んでいる。
美しーい。
風情があるってこんな風景を言うのだと実感。
コチラのホテルの紅葉美は初体験。
ランチしに来ても、きっとこの景色で最初にお腹がいっぱいになりそう。




さらに進む。山の斜面のベース色は深くって濃い緑。これにいろんな色が混じって、カーブごとに違う風景が見られる。
途中で登山鉄道の鉄橋が見れるスポットに立ち寄り。
深い渓谷に、緑の鉄橋がアクセントになってるんだけど、登山鉄道が通過すると、車両の赤色が映えて綺麗。


お寺に立ち寄ると、もみじの葉が太陽に向かって、懸命に葉を広げていた。
ピンっとはった葉や枝の力強いこと。


仙石原に宿泊したので翌日にはススキ野原も無事みることができた。
黄金の大野原。
天まで続いているような錯覚。

ヨヨウエ散策

2006-12-07 22:49:21 | ワインの脇役
代々木上原といえば、パン好きにはたまらない街。
ここ数年はとくにそう、美味しいパン屋さんがOPENしている。

老舗ル・ヴァン富ヶ谷店、カタネベーカリー、ブーランジェリー・プー・ヴー、マルイチベーグル、ブロートランド・・・ドーナツ屋さんのハリッツ。


先日、午後の昼下がり、代々木上原駅で待ち合わせ。
予定の時間までヨヨウエ散策へ。
秋深まる寒ーい日中に、モノトーンな空が師走気分を盛り上げる。
この街は民家と接する商店街と坂道の町。四方は井の頭通りなど、太い道路に囲まれている。

訪れたのは皆、小さな街のこだわりのパン屋さん、というだけあって、店構えはひっそり。そしてお店の休業日が週に2日だったり、不定期だったりして開いてるお店に入れたのは数件。


コチラはご近所の方々が自転車で来店?といった感じの
「Boulangery pour vous」。

「あなたのために」っていう名前のお店。
店内はショーケースにパンやスイーツがかわいらしくディスプレイされている。
アイドルタイムに伺ったからか、お店の雰囲気も一息ついてリラックスした感じだった。
ハード系のパンをいくつか購入したかったけど、今日はパンだらけになりそうでコワイので、お土産に地方菓子をひとつゲット。
また今度。


ぐいぐい歩いていると発見したのは 「デカダンス ドュ ショコラ」のカフェ。
井の頭通りとのコーナーに位置。

「デカダンス ドュ ショコラ」といえば渋谷マークシティなどにあるショコラティエ。斬新なお店のイラストがステキ。
コチラのお店はカフェ。
インテリアショップな雰囲気が斬新。コーヒーやスイーツを楽しめる。



適当に散策して満たされたあと、駅に戻って、友人と合流して入店したお店がタイトル写真の外装が真っ赤なお店。
「Ciappuccino」、チャプチーノ。
お店に入ると、「3名様ですね」と、友人が抱きかかえるBABYもレディとしてカウントしてくれる。あまり席数は多くないが、丁度奥のゆっくりできるシートに案内してもらえた。

イタリアンテイストを取り入れたパンケーキが楽しめるお店。

パンケーキといえば、私には家庭の味。よく休日の午後にホットケーキを焼いたっけ。
焼けたそばから2枚重ねにして、バターを挟んでとろり溶かす。
ナイフとフォークでザクザクと放射線状に豪快に切り分けて、メープルシロップをたっぷりかけてほおばるのが大好きだった。

他には、学生時代のバイトのお店で出していたホットケーキや、大人になって初めての海外旅行先のホノルルでブレックファーストにカフェに行って食べたパンケーキは忘れなれない一品。


今回はそれに続いてワクワクすするパンケーキのお店かも。
メニューを見ると、トマトとモッツァレラ、スモークサーモンとサワークリームなどと組み合わせた食事用のパンケーキが・・・。
注文したのは「アボカドと海老のオロロフソース」。甘い香りがする小麦粉の代わりにそば粉を使っており、しっとりとしてもっちり。かすかな酸味がなかなか具と合う。

ランチにはスープともうひとつ、甘いパンケーキもセットになっていて「ブルーベリーと生クリーム」を注文。甘いパンケーキには小麦粉の生地が使われていてコチラももっちりして美味しい。


私達がお話に夢中になっている間、うとうとしていた友人のBABYも途中からパンケーキランチに参加。彼女と会うのはほぼ一年ぶり。赤ちゃんなのにすっかり大人っぽくなってる。その間、私も、ちょっとはオトナになったかな・・・。
そのママである友人=人生の先輩と久しぶりのお話とパンケーキをたっぷり堪能したら、気持ちもお腹もいっぱいいっぱい。

お店ではパンケーキとワインとのマリアージュも楽しめるというから、今度は是非トライしたい。