TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

セレブなフルーツ盛り♪

2008-06-24 06:34:43 | ワイン育
石垣島に住む友人から届いた宅急便は「ピーチパインとパッションフルーツ」。このピーチパイン、片手に乗せられるくらいの小ぶりなサイズ。「ミルクパイン」とも呼ばれていて、形も味もパインの甘みがぎゅーっと凝縮された贅沢なパイナップルという感じ。まだ手に入りにくいみたい。食べてみると、美味しい♪水水しい果肉を口に入れると、体中に糖分が行き渡る。冷たいフルーツなのにホクホクな幸せを感じてしまう。熟れを待って玄関に飾ると、スイートな香りに出迎えられ、「ただいま」が楽しくなる。




石垣島といえば最近よく雑誌で見かけるのはパンなど食に関しての記事。こだわりを持ったお店がオープンしているらしくうらやましい限り。ワインからウイスキーまで何でもOK♪な友人に住み心地を聞けば「熱帯魚は締まりがなくてイマイチ」と意外な応答。彼女の以前の住まいは静岡の清水市・・・そりゃコチラには敵わないでしょ。

その一週間前には山形に旅行した友人が「佐藤錦」を届けてくれた。「チェリー♪チェリ~♪ワインにも合うよ」とのコメント。このさくらんぼの酸味と甘み、たまたま飲んでいたオーストラリアのセミヨン&シャルドネを合わせてみたらなかなか合う。

こんなに自然の恵みの贈り物届けられるのは、娘1才の誕生日に合わせてなのか・・・とにかくゴージャスなフルーツ盛りに囲まれてセレブな娘だ。1才の誕生日にはベイビーに一升餅を背負わせて「一生食べ物に困りませんように」と願うのだが、我が娘にはシャンパーニュを背負って頂いた。「一生シャンパーニュに困りませんように」と願いを込めて。シャンパーニュの周りには美味しいものがいっぱい、決して食に困ることはないはず♪

Life is so nice with Bubble♪

2008-06-24 05:49:11 | ワイン育
手帳をめくっていたら過去に走り書きしてあったメモは、「Life is flat without Bubbles.」。数年前オーストラリア、シドニーのワイナリーで出会った言葉。うーん、いいセリフ。

先日、結婚記念日に外食しようと思ったが、小さな娘を託児出来かねて自宅で祝うことに。ケータリングでにもしてゴージャスに祝いたかったが、デパ地下にてセルフケータリング♪することになった。飲みたいワインを指定して、「コレに合うお惣菜は?」と予めとあるデパ地下にメールで問い合わせると、親切にすぐ返信が。いくつか提案頂いたので、取り合わせて購入。最近トーキョーのデパ地下は敷居が高くなって、もっぱら持ち合わせのワイン会などでおつまみを購入する程度しか実際には購入しない。お店のラインナップはスペインのタパスの専門店、イベリコハム専門店、日本料理も料亭プロデュースの斬新なお惣菜店・・・・なんともバラエティー豊富。こんな機会にザクザクと欲しいお惣菜を買い漁る♪のは楽しい。

で、飲みたかったワインがシャンパーニュ「Jacques SELOSSE」、ジャックセロス。今まで飲んだ記憶がなくって、知人が美味しかったと賞賛していたのでネットで検索したら在庫ありとのこと。「ブラインドで飲んでもコレとわかる」といわれるこのワイン、なるほどこのガツンとしたインパクトはヴィンテージ・シャンパーニュのよう。ビオデナミの畑で育てたブドウを樽で発酵させて作る、個性的な作り。よくいう、「きめ細かい繊細な泡が立ちのぼり・・・」という表現とは違う。以前シャンパーニュの生産者に話を聞いたとき、「樽発酵は不衛生だから賛成できない」とおっしゃっていたが、技術を要する作業でもあるのだろう。今回は少し残しておいて、翌日また飲んでみたら、aged wineと表現できそうな芳香に。飲めば泡も落ち着いているから作り方さながらますます白ワインのよう。とにかくこのシャンパーニュは食前に飲むワインではない・・・いや食中もしかり?

予想以上の飲み応えのあるシャンパーニュだったが、それを想定してさわやかな伊のスパークリング、プロセッコを先に開けて大正解。すっきり爽やかな泡で購入してきたお惣菜をテーブルに並べて、そう、Life is so nice with Bubble♪な夜のスタート。

最高のアペリティフ

2008-06-19 14:24:24 | ワイン育
「アペリティフの日」が始まって数年、今日も大きなイベントが開催されているはず。雨が降らないとよいのだけど。

さて先日のこと。結婚10周年という記念日に、ワインを開ける前にどうしても飲みたかったのは1998年に作った梅酒。もうワインボトル半分くらいしか残っていない。
アペリティフに友人が結婚祝いに作ってくれたグラスにそそぐと、涼しげなグラスとは対象的にブランデーのような色、とろりとした粘性。むせるようなアルコール感はなくって、年を経てまろみを演出していた。コクリと飲んで、思い出すあの日。・・・結婚式の準備や引越しを仕事の合間をぬってせっせとこなし、やっとの想いで手に入れた青梅。キッチンの隅で、大事に一粒ずつ洗って拭って、ビンに詰めた。

今年も青梅が出回っている。いまだビンテージ2008年となる青梅たちには巡り合ってない。

父の日に

2008-06-15 22:50:11 | Weblog
父の日にはワインでも持って実家に帰りたいところだが、なかなかそんな機会がない。今年は母の誕生日ととともにカードでキモチを郵送したのみ。

父の日とは、父への日ごろの感謝の気持ちを伝える日。私はいつから父の日を認識し始めたのだろう。母の日もしかり。まったく覚えてないけど、覚えてないそれまでの期間がいちばん両親に感謝すべきなのだろう。

やっと1才になる娘に代弁して、主人に大きなハート型のクッキを焼いた。「いつもありがとう」なんて感じてないだろうから、適当な言葉をデコレーションして。2,3年後にはご自分でどうぞ♪

大根の紫陽花

2008-06-12 14:18:50 | Weblog
今年は紫陽花が美しく潤ってる。ピンクや空色、真っ白から濃ゆ~い紫まで様々。タイトルのとおり、写真の紫陽花、実は大根を彫刻したもの。日本料理の講習会で飾ってあったもの。包丁で彫り上げるっていうからびっくり。


私もタイでフルーツカービングを習ったことがある。タイのレストランで料理を頂くと、お皿にお野菜やフルーツをきれいに彫り付けて飾ってある、アレのこと。

タイには太陽と大地の恵みであるフルーツやお野菜がいっぱい。そしてリーズナブル。タイのカービングの歴史はスコータイ時代ともアユタヤ時代ともいわれていて、宮廷料理には欠かせい存在。このカービング、最近日本でも流行っていて、スクールなどもあるみたい。日本で同じような果物や野菜で彫刻しても素材の大きさ、色、硬さが違ってニュアンスがちょっと違う。




さてこのカービング、使う道具は小さめなナイフだけ。刀先はとても鋭利。切り込む角度や深さを調整していろんな模様を演出する。

コレはタイで習ったときに購入したんだけど、柄やキャップの模様も素敵。


レッスンでは材料が予め用意されていて、インストラクターに彫り方を学んでこんな風に彫っていく。



お隣のタイ人のマダムは大きな瓜でバラを作成中。



完成図の写真と同じように作りあげるとこんな感じ♪



積み重ねてきたモノ

2008-06-09 22:54:18 | Weblog
芝生の上に積んであるノートは、10年間の手帳のレフィル。結婚した年に新調した手帳・・・途中大きさを変えたのだけど、使いやすくて今でも同じ手帳を使っている。6月で、結婚して10年が経った。

読み返すと、重たい。手帳って予定を管理するものだと思っていたけど、それだけじゃない。一年が終わり、一冊が書き終わると同時にそれは過去の記録となる。この10年は本当にたくさんの出来事があった。中でも目立つのは結婚式のイベント。友人、知人にいっぱい招待されてる。新婦のドレスや、そのときのシチュエーションをを思い出すと、感動がよみがえる。パーティで挨拶された方の素敵なコメントが走り書きしてあったりして、改めて新鮮な気持ちになったり・・・。


「a decade」。英語だと10年ってたったひとつの名詞。
結婚したときは10年後なんてまったくイメージしなかったし、我々はお互い仕事が忙しくってそれが楽しかった。結婚なんてただの通過点にすぎないと思ってた。その先10年が過ぎていくとはその今にびっくり。
そしてその10年目もただの通過点にすぎないはずなのだ。

ピンチョス

2008-06-06 11:58:06 | ワインのまわり
長めのピックを買ったので作ってみたピンチョス風おつまみ。長い竹串やピックに小ぶりの食べ物を刺すスタイルは、フィンガーフードの流行ですっかりおなじみになった昨今。見栄えや具の取り合わせを考えるとわりと作業に時間を要するから、凝った取り合わせよりシンプルな方がベター。作るのも食べるのも楽しいから。

ピンチョスって、スペインのおつまみ。バールに行けばカウンターにいっぱい並んでる。スペイン語でピンチャール(突き刺す)、ピンチョ(楊枝、串)に由来するそう。 スペイン・バスク地方が発祥と言われ、原型は“ピンチョ・モルーノ”と言われる豚肉を串に刺して焼いたものらしい。数年前にバルセロナで夕方バールに寄ったとき頼んだピンチョスはコチラ。

カウンターの大皿や、ガラスケースの中に並べられているお惣菜を指定してテーブルでワインをオーダーすると、小皿盛ってにつぎつぎと運んできてくれる。スペインの太陽の恵み、オリーブオイルをたっぷり使った品々。これだけでおなかいっぱい♪



さて、お次は久々に集まるワイン仲間の持ち寄りパーティに。ザクザクと箱に詰めてBOXピンチョ♪テーブルにそのまま乗せて手軽に楽しめる一品。何回も手を伸ばさなくてもよいように一串に具をたっぷりめに刺して。



残った具は翌日のランチBOXにつめて。ハンバーグなんか刺しちゃうと意外と食べ応えあり。梅雨の晴れ間は貴重だから、是非公園のベンチでどうぞ♪



ブランジェリ タケウチ

2008-06-01 23:00:17 | ワインの脇役
おいしいパンは全国に有り余る。大阪にいる友人が良く行く公園の隣のあるパン屋さんのパンが美味しいって宅配してくれたのが出会い、ブランジェリ タケウチのパン。

我が家はワインとパンを楽しむので、凝ったお惣菜パンはNO THANKS。プレーンなバケットやルヴァンが定番。でもコチラのパンは本当に美味しくて、気の利いたアクセントがワインと楽しめるパンがいくつかある。水水しい大ぶりなオリーブを抱えた三日月形のパンや、ドライナッツとチーズを組み合わせたパン・・・。チーズもスモークだったりブルーチーズだったり、配合される量やパンの大きさとのバランスが絶妙。全体的に香ばしく紙応えがある生地のパン・・・なのに後味、食感がマイルドなパンばかり。自然な甘みをかみ締めて楽しめる。

先日大阪に出張だった彼がタケウチに寄って購入してきてくれた。なかでもお気に入りは「ムジカさんのアールグレーのクリームパン」。関西は老舗紅茶店「ムジカ」の茶葉を使っているみたい。スクエアな形が目を引くんだけど、食べてびっくり。クリームはアールグレイの大人っぽいクールな香りが広がり、パン生地は程よい水分を抱き込んだブリオッシュ♪想像するだけでぐっと来るでしょ、食べたらもっと感激♪な逸品なのだ。

パンそれぞれは単価がびっくりするくらいリーズナブル。地元の方々はみんな「タケウチ」といってココのパンを愛してる。