TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

フレンチマスタードの活用

2007-09-29 12:15:17 | ワインのまわり
「からし」が大好き。粒マスタード、ディジョンマスタード、練り辛子、粉末和辛子・・。いろんな和洋の辛子が常備してある。日本人に産まれてよかった、和からしのパンチの効いたストレートな辛味は独特なもの。これが味わえるなんてラッキー。対して洋からしは酢が加えてあり、酸味がマイルドな辛味を演出している。最近のお気に入りは粉末の和からし。粉末のからしはぬるま湯で練ると、練れば練るだけ辛味がアップする。練りからしとして使うだけでなく、ソースやドレッシングをつくるときにも大活躍。粉からしを入れると、なんとも不思議、味にコクが出て、液体に粘性がつく。

最近はじめて購入したのはフレンチマスタード。ホットドッグになみなみとのせるアレ。
フレンチマスタードとは、粉末のマスタードを酢やワインで溶き、砂糖、食塩、香辛料などを加えて練ったペースト状のもの。使いづらいかと思って倦厭していたが、購入してみると意外に使いまわせる。マイルドなので、サンドイッチを作るときにパン生地にそのまま塗ったり、もの足りないソースの隠し味に加えたり・・。

最後に使い終わったら、ドレッシングでも容器ごと作ってしまおうとまずは醤油をいれてみたら、これだけでかなり美味しい。濃い口フレンチ醤油?という感じ。オリーブオイルと合わせて、茹でたお野菜やシーフード、お肉とも相性バツグン。

まだまだこれから、からしワールドは奥が深そう♪



1年ぶりの味わい

2007-09-22 08:14:52 | ワイン育
ひとり1本のワインを持ち寄るワイン会。
一年ぶりに参加した。
10ヶ月間、ワインを封印していた私の味覚は、嗅覚はどんなん・・。
今回は11人が集まったから、11本のワイン。なかなか粒ぞろい、復活の場としてはラッキー。私が持ち込んだのは、「クレマン・ド・リムー」。リムー地方のスパークリングワイン。地方ごとのスパークリングワインにはとても興味がある。泡はマイルドですっきり。他のシャンパーニュと飲み比べると、やはり格の違いがしっかりわかる。やはりシャンパーニュは偉大。その他に、大好きなサンセールの白が二つ。懐かしいスモーキーな香り・・・。なかでも有機農法で作られているというものは、ソーヴィニヨン・ブランの性質を感じさせない、フラットな味わい。他にはドイツの甲州、スペインのカヴァのロゼ、ポルトガルの赤、ボルドーの赤、ブルゴーニュはムルソーなど、王道の味わいをゴージャスに確認♪幸せである。さて一年ぶりのテイスティング力はいかに・・・?特に変わったところなし、といったところか。「ああ、これこれ、この香り」、ひとつひとつ確認する作業はたまらなく楽しかった。



さて今年も日本ソムリエ協会の認定試験が進んでいる。一次試験のあと、二次試験が行われはじめた。皆様お疲れ様、もう一息・・。ついエールを送りたくなる。ワインアドバイザーのブラインドテイスティングでは、日本のシャルドネが出題されたみたい。最近の出題品種としてはなかなかのもの。

ワインの知識を整理したくていま読んでいるのがこの二つ。
「ワインの辞典」と「ワインの基礎力70のステップ」。これがとても面白くっていま夢中になっている。後者のほうは、素人から玄人までワインの知識が整理できるような構成になっている。ポイントがすっきりしていてなんとも頼もしい本。辞典の方は、何か言葉を調べるのもよいが、開いたページから読み始めると、忘れていたワイン関連の用語がどんどんアタマに入ってきて気持ちいい。やっぱりワインは楽しく勉強しなくちゃね♪

ベイビーとキッチン

2007-09-19 18:34:55 | 簡単レシピ
乳飲み子がいると家事が出来ないというが、いまのところそうでもない。
まだ歩き出さない新生児のせいか、バウンサーにのせておけば安心してキッチンに立てる。だが好きな時間にお料理ができるわけもなく、時間のやりくりが必要。例えば、夕ご飯の一品は朝食の片付けと同時に仕込んでおく。煮物などはこうしてつくっておくと、夜食べるときにうまーく味がしみ込んでとってもおいしい。一石二鳥だ。

「誕生おめでとう」。
と友人らが我が家を訪れる。ワイン好きな彼等に少しでももてなしを・・・と簡単な一皿を用意する。よく用意するのは、前日から用意できるもの。マリネとかクスクスのサラダ。トリッパの煮込みも翌日いただくほうが断然美味しい。


で、当日なら手間いらずのこんなモノ。タイトルは「蒸しもやしのコンビーフのせ」。
コンビーフって意外とヘルシーだし、使い回しが利く。我が家の常備缶。
もやしはサクサク感を残したいから、少量の湯でサッと茹でる。コンビーフをのせて、黒胡椒をたっぷり挽いて、パルミジャーノを削る。どちらかといえばワインよりビールに合うかしら。


コチラは「生ハムとキュウリと桃の前菜」。

どれもフレッシュな素材なら、さっぱりして美味しい一皿。暑い夏に活躍した一品。

女性たちの品格

2007-09-08 14:27:32 | ワインのまわり
眺めのよいホテルは15階のレストラン。休日に集合した女性は11人。

数年前、起業セミナーに共に通っていたメンバーが集まった。
昨今、都道府県、市町村では起業のバックアップに力をいれていて、積極的に起業の手助けを行っている。
この時のセミナーのメンバーといえば、20年代から60代まで年齢は様々、起業内容もしかり。私はワインを輸入してみようと思っていた。どんなワインかといえば、日本にはまだお目見えして無いBOXワイン。これが女性が飛びつきそうなキッチュなデザインだったのだ。たまたまアメリカで見つけて、それを輸入販売しようかと思いついた。女性起業セミナーと平行して貿易実務セミナーにも通い、アメリカの大手ワインメーカーにコンタクトを取ってすすめようとしたのだが、結局、途中で断念。一人でワイン輸入の世界に足を踏み入れるのはあまりにも無謀だから。輸入を始めることはできても、維持することは難しい。

で、今回は「皆様のその後はいかに?ランチ」となったワケだ。

眺めのよいレストランは、ビュッフェ形式。
休日ともあって出来たてのお料理がつぎつぎサーブされていた。

「桃のスープ」なんてかわいらしい季節の演出もあって、好評のようだった。
個人的にランチや朝食にビュッフェって大好き。レストランでのランチはリーズナブルだから、簡単なコースやセットも魅力的。が、テキパキとサービスされ、なんだか時間を短縮されているような気がしてしまう。まあ、それがウリなんだろうけど。
ビュッフェ形式だと、皆それぞれの好みで、歩調で食べ方を楽しめる。お皿にどれを盛ろうかと、目をキラキラさせてチョイスしたりして、子供のような新鮮な気分。

さて、皆様の起業の進行状況は・・・。アクションを起こしたヒト=10%。といったところかしら。フリーだったり、家庭を持っていたり、仕事のパートナーがいたり、「そう簡単には起業に踏み出せない」のが現状なのか・・。
でも同じ「何かを成したい」と思う彼女達と話していると、それだけでステップを一段上がっているような気がする。

最近「女性の品格」を読書した。


筆者の坂東さんはグラス半分のワインが好きだという。

空でもないが、満杯でもないという状態。ソレをこんな風にたとえいる。「仕事、給料、同僚、上司、部下、100%満足という事はない。もし完全に満足しているのであれば、その人はとてもラッキーな人。いいところもあれば悪いところもあるのが現実。」なるほど。

坂東さん的「品格のある女性とは」を綴った本。そういった女性になるには、なるほどツメの甘い自分に気づく。もうヒト手間・・・これを惜しまない努力が品格ある女性を形成するのかしら。


グラス半分のワインは私も好き。飲むことも、待って味が変化するのも楽しめる。眺めていても食事が美味しく感じる。次を注ぐのに誰かに気を使わせることも無い。